2018年4月25日更新

がめつい人の特徴や心理とは? がめつい人への対処法もご紹介

あなたの周りにはがめつい人はいませんか? がめついとは、いわゆる「ケチ」だったり、「せこい」のような意味です。自分の利益にどこまでもどん欲な卑しさを持ったがめつい人の特徴や心理、彼らへの対処法をご紹介します。

  1. 目次
  2. がめつい人の特徴や心理を徹底解明!
  3. がめつい人への上手い対処法をご紹介
  4. まとめ

がめつい人の特徴や心理を徹底解明!

がめつい人

がめつい人は自分の得になりそうなことにはどこまでもどん欲に食らいついていくという性質を持っています。具体的にその特徴や心理状態を見ていきましょう。

本人は自分のことを「節約家」「合理主義者」だと思っている

がめつい人は、お金が全てと思っていることに、なんの後ろめたさも感じていません。なぜなら、お金が一番大事なものだと信じているからです。そして、お金が全てだと思うことは卑しい事ではないという自負があります。

本人は自分のことを、徹底した「節約家」か聡明な「合理主義者」くらいに思っていて、そこにもまた自負があります。

お得な情報にアンテナを張り巡らせている

がめつい人は、お得な情報に目がありません。クーポンやサービスデー、ポイント還元率などに非常に詳しく、常に新しいお得情報を入手すべく、お得アンテナをビンビンに張り巡らせています。損得勘定で物を考え、決定しているのです。

また、自分が得するためなら、どんなことでも、どんな人でも利用しかねません。見ているこちらが恥ずかしくなりますが、本人には恥じらいはないようです。むしろ、お得な情報を勉強することなく生活している人を馬鹿にするような気持ちで見ているようなところもありそうです。

羞恥心がなく、図々しい

がめつい人は、がめついことが恥ずかしいことだという認識がありません。普通は人の目を気にして言えないような図々しい発言も平気でしてしまうため、一緒にいる人が赤っ恥をかくようなことをするのも日常茶飯事です。

具体的には、スーパーにいる羞恥心がないおばさんを思い出してみてください。野菜売り場などにある無料の袋、あれは本来、玉ねぎやピーマンなど、ばら売りの野菜を入れたり、サニーレタスなどの葉物野菜を入れたりするためにあります。もちろん無料です。がめついおばさんは、この「無料」に非常に弱いため、必要以上に袋をもらっていったりします。利用できるものはなんでも利用するのです。

多くの人は、がめつい人の行動を白い目で見ています。しかしながら、本人たちは気にもしません。得をして何が悪い、と開き直っているのです。ある意味、非常に芯の通った生き方なのかもしれません。

がめつさを指摘されても、自分を曲げない強い精神力

周囲の人がいよいよ我慢できなくなって、「図々しすぎるから、やめてくれ」と本人にそのがめつさを指摘するような場面もあります。家族や近しい人ががめつい場合に、そのことで喧嘩になるようなこともあります。

しかし、がめつい人と言うのは、とにかく自分の意思が強い。そのため、何を言われても自分を曲げません。結局、そうして勃発した喧嘩は、指摘した側があきらめるという形で収束することがほとんどでしょう。

がめつい人への上手い対処法をご紹介

がめつい人は自分のしていることが悪いことや恥ずかしいことだという認識を持っていません。そのため、そのことをわかった上で対処していく必要があります。

お金が絡むことや、金額が発生するやりとりはできるだけないようにする

がめつい人は、自分のやっていることが間違っていると思っていません。むしろ、合理的で、お得な良い事をしているという自負があります。時にはがめつい行動を相手に勧めてくることもあります。そのため、がめつい相手を変えることはできないと、こちら側が認識しておくことが大切です。関わらないでいられるのなら、その方が身のためです。

しかしながら親しい知人や職場の人の場合は、関わらないわけにはいきませんよね。そういう人が近くにいる場合の極意、それは、お金が発生するやりとりはなるべくしないようにする、ということです。

例えばランチ。がめつい人は金額、割り勘の仕方など、非常にうるさく、一緒に行っても楽しめない可能性があります。また、どこかに行ったお土産や心遣いのプレゼントなどへのお礼なども金額換算して把握しているようなこともあるため、最初から渡す対象にしないというのも手かもしれません。

図々しさや行き過ぎたケチぶりは、はっきり注意する

あまりにもがめつさが目に付くときは、はっきりと忠告するのもOKです。「図々しすぎると思うよ」などと伝えれば、ハッとする可能性もあるかも。しかし、もともと彼らは何を言われても気にしないため、響かない可能性もあります。とはいえ、こちらが文句を我慢してストレスを抱え込むくらいなら、ぶつけた方があなたの精神衛生にも良いでしょう。

彼らも人間なので、もしかしたら、自分の行動で嫌な思いをしている人がいると知れば、少しは何か考えたりすることもあるかもしれません。期待せず、でも言いたいことははっきりと伝え、ストレスの少ない人間関係を目指しましょう。

がめつい人を変えるのは不可能なので、広い心で見守るか、距離を置く

がめつい人は先述した通り、芯が強く、なかなか変わることはありません。もしも近しい人ががめついのなら、広い心で見守るか、一定の距離を置くことが、一番の策ではないでしょうか。呆れてため息の毎日かもしれませんが、そこまで芯が通った人が近くにいるのもまた、見方を変えれば面白いことかもしれませんよ。

まとめ

がめつい人は天然で図々しく、なかなかそれを直すことはできないようです。付き合う側が恥ずかしい気持ちになることもありますが、いらいらしない程度にお付き合いできるといいですね。