2018年5月12日更新

話の腰を折る人の特徴や心理と、対処法をご紹介

どういうわけかいつも、話の腰を折る人っています。折られた側からすると、非常に歯がゆいですし、イライラしてしまうことが多いでしょう。ここでは、話の骨を折る人の特徴や、その対処法などをご紹介します。

  1. 目次
  2. 話の腰を折る人の特徴と心理状態を解明!
  3. 話の腰を折る人の対処法とは?
  4. まとめ

話の腰を折る人の特徴と心理状態を解明!

話の腰を折る人は、周囲の空気を読むことができないため、そのような行動に出てしまいます。悪気はなく、その場の衝動だけで話に割り込んでしまう彼らは、社会に生きる人間としての自覚が足りないのかもしれません。

その場の空気が読めない、読もうとしない

話の腰を折る人は、コミュニケーション能力が低いと言えます。社交性において、大事なことが欠けているからそうなってしまうのです。欠けている大事なこと、それは、「空気を読む」ということ。空気を読むことは、相手への思いやりとも言い換えることができます。

話の腰を折る人は、空気が読めないだけでなく、空気を読もうとしないところが問題です。相手に合わせるだとか、グループの空気を大切にする、といった発想がないために、見る人が見れば「身勝手な人」という印象を持たれてしまうでしょう。

とにかく自分が主役でありたい……先に話していた相手を下に見ていることも

空気を読まないだけでなく、自分が注目を受けていないと気が済まないというワガママな性格が災いしていることもあり、その場合は非常に厄介です。

複数人で会話をしているときに、別の人が話をしているにも関わらず、自分が注目を受けるために話の腰を折る。これは、自分が主役でありたいがためですが、特に、話を先にしていた人に対して、非常に失礼な言動だということは、多くの人にとっては一目瞭然です。話の腰を折られた人は特に、非常にムッとします。

しかし、彼らにとって、その人がムッとするのは、どうでもいいことなのです。なぜなら、彼らは、その人の話なんて途中で切り上げても、何の問題もないからです。つまり、話の内容に価値がない、あるいは、その人そのものを下に見ているのです。

議論好きで、すぐに意見を言いたくなる

話の腰を折る人は、自分の中に話のネタ、言いたいこと、伝えたい思いが溢れかえっています。そのことについて、人と議論をしたいのですが、多くの場合、自分の意見ばかりを言って、相手の話を聞こうとしません。相手が意見を述べている途中でも、「ちがうよ」「そうじゃなくて」などと割って入り、自分の意見を飲ませようとしてくるという特徴があります。

悪気はなく、無意識のうちに話の腰を折っていることも……タチが悪い
実は、話の腰を折る人の多くに、悪気はありません。無意識だからこそ、タチが悪いのです。感覚が普通ではない、そのことを、こちら側が理解しておくことが、相手をするときの欠かせない対策とも言えそうです。

話の腰を折る人の対処法とは?

話の腰を折る人は、基本的には相手を軽んじているために、そのような行動に出てしまうようです。彼らにできる対処法は、下に見られないようにすることでしょう。

話の腰を折っても大丈夫な相手だと見下されていることもあるため、見直させる必要がある

話の腰を折られてばかりいるのなら、それは相手から見下されている証拠です。いくら相手の性格が自分勝手な人であっても、毎度話を持っていかれるようなら、それは相手から非常に下に見られているからだと認識したほうが良いです。

そして、相手から見下されているとわかったら、相手に自分のことを見直させる必要があります。

見直されるためには、実績を積むべし

相手にあなたの魅力、すごさをわからせるには、とにかく誰が見てもわかるような実績を積むことが大切です。資格をとったり、体を鍛えたりと、目に見えてわかりやすい実績を積んでみるのが良いでしょう。

彼らも、所詮、上辺だけの魅力や権力に弱いです。自分より知識のある相手や、力のある相手であれば、そう簡単には話の腰を折っては来ません。悔しい思いをしたくなかったら、実力を身に着けて、ぐうの音も出ないようにしてやりましょう。

イエローカードを突き出す……話の腰を折らないよう指摘するのも効果的

複数人で会話をしているときに話の腰をおられるとムッとしてしまいます。できるのであれば、直接指摘して下さい。「すぐ話を持ってっちゃいますよね」と苦笑いしながら伝えてみるのです。一瞬会話が途切れ、ぎくしゃくしてしまうかもしれませんが、言いたいことを言えずにイライラし続けるよりは精神衛生上も良いのではないでしょうか。

あまりにストレート過ぎてそれはできない、という方には、このような言い方はどうでしょうか。「〇〇さんは話の仕方が本当にお上手ですね。わたしの体験も皆さんに代わりに話していただけませんか」こんな風に言ってしまえば、相手はあなたの体験に、一度耳を貸さずにはいられないでしょう。

話し方が上手いと言われれば悪い気もしませんが、一方では、自分の事だけを話していることにふと気づくはずです。そうなることで、「あなたの体験はなんだったの?」と聞く側になるでしょう。最終的には、あなたの話を聞いた後、とても興味深くあなたのことを周囲に話してくれるかもしれませんよ。

まとめ

話の腰を折る人には、苛立ちを覚えます。これは多くの人が経験したことがあるでしょう。話の腰を折られたくなかったら、相手に隙を与えないために実績を積み、人間性を養うことが大切です。