2018年6月3日更新

必要以上に世話を焼くお節介な人の特徴と、対処法をご紹介!

あなたの周りにも、必要以上に世話を焼く人っていますよね。つい、「余計なお世話だよ!」と言いたくなるようなこともあるかもしれません。ここではそんな、世話焼きさんの特徴と対処法を紹介します。

  1. 目次
  2. 必要以上に世話を焼く人の特徴とは?
  3. 世話好きすぎる人の対処法ってあるの?
  4. まとめ

必要以上に世話を焼く人の特徴とは?

世話を焼いて相手の面倒を必要以上に見ようとする人は、世話を焼くことでしか、相手の心の中に入り込めないと思い込んでいるのかもしれません。彼らの特徴を見ていきましょう。

気が利くが、配慮はない

世話を焼くのが好きな人は、とても気が利き、気配りを欠かさない人です。相手のために、相手が喜びそうだから、と相手の気持ちを考えずにひたすら親切心でお世話をしてきます。

ただ、相手が本音では何を欲しているかなんて、簡単にはわからないもの。時には相手が迷惑をしているのに空気を読むことができず、親切心のつもりが大きなお世話になってしまうことがあります。

多くの人は、相手が本当にこれをしたら喜ぶのかよくわからないような時は、お節介にならないよう、空気を読もうとします。コミュニケーションをする上で、心の機微をなんとなくでも読み取ることはとても大切です。しかし、世話焼きが過ぎる人は、この能力が低いのです。

親切にすることで自己満足を得ている

親切は相手のためだと彼らは信じています。しかし、「〇〇のためにしてあげた」の、してあげたという語尾は、相手に親切を押し付ける意味になるのではないでしょうか。

人に親切にできる自分って、なんて素敵なんだろうという自己満足につなげているからこそ、出てくる押しつけがましさなのです。

世話を焼くことで相手と親密になりたいという隠れた心理

さて、世話を焼く人は、なぜしつこいほどに世話を焼き、お節介なことをしてくるのだと思いますか? 自己満足感を得るということももちろんありますが、もう一つ隠れた心理があります。それは、世話を焼くことによって、相手からの依存心を得、相手とより親密になりたいという願望です。

世話を焼いているときは、相手が自分を頼ってくれているような気になります。お節介は、自分の存在価値を確かめるような行為なのです。

人との距離感がつかめていない? 依存症の傾向あり

世話を焼く人は、相手との心の距離を皆無にしたいという思いを抱いています。そのために、相手の世話を焼いて、自分が手懐けておきたいというわけです。これは、危険な精神状態と言えます。世話をする側とされる側の共依存が発生する原因となります。

このようになってしまう理由として考えられるのは、彼らは人との距離感をつかめていないというものが挙げられます。なんでも自分と相手が同じだと感じてしまうのです。

世話好きすぎる人の対処法ってあるの?

世話好きな人は、相手のためだと思ってなんでもやってあげようとしているつもりのようですが、実はそれは全て、自分自身のため、自己満足のため。本人はそれに気づいていないので、それを指摘されると、想像以上に機嫌を損ねてしまいます。

お節介だと伝えた時点で、機嫌を損ね、人間関係が崩れてしまう

世話好きな人は、自分では、ただの親切心で良かれと思って世話を焼いています。そのため、お節介だと伝えると、非常に傷つき、機嫌を損ねてしまいます。それは、深層心理では的を得ていることを感じるためです。

相手を傷つけたくない場合、「お節介です」と伝えるのは避けた方が良いかもしれません。

親切を受け入れているふりをするのが大人の対応

一番いい方法は、親切心を受け入れているフリをする、です。もちろん、腹の中では余計なお世話ですし、後ろを向いて舌を出すもアリです。相手には「いつもありがとう」と言って、なんとなくお世話されている風を装ってください。

スルー出来なければ、迷惑だとはっきり伝えてすっきりすべし

ただし、どうしても相手のお節介を受け入れられない、押しつけがましいお世話焼きをスルー出来ない、ということであれば、はっきりその旨を伝えた方が良いです。「迷惑なので放っておいて」とはっきり伝えることで、相手は自分の言動が迷惑だったことにハッとさせられます。

もちろん、相手との関係性はそれまで通りにはいかなくなります。もしかしたらものすごく相手を怒らせてしまうかもしれません。また、彼らは一度機嫌を損ねると、根に持つタイプであることが多く、しばらく恨まれてしまうこともあるかもしれません。したがって、この方法は、最終手段として残しておくのが賢明でしょう。

まとめ

世話を焼きすぎる人は、悪気がない分、指摘するとものすごく傷つきますし、その後の関係を考えたら、なるべく穏便にしておきたいところですね。彼らの性格を踏まえ上で、なんとなく大人の対応をとることができたら、トラブルにも繋がりにくいかもしれません。