2016年11月21日更新
職場で溜まったストレスがもう限界!原因を探して対策・解消しよう
職場に行くのがつらい!溜まってしまったストレスが限界でうつ状態になってしまった、いえ、体調不良までおこしているあなた。ストレスの原因となる人間関係や上司との関係、そして仕事自体から感じたストレスをここで見直してみましょう。退職さえも頭に浮かぶ職場でのストレスの対策を考え、上手に解消できる方法を探ってみました。職場のストレスに限界を感じた時に相談できるところもご紹介します。一人で悩まず、上手にストレス解消してみてください。
- 目次
- 職場のストレスに限界を感じる原因
- ストレスが原因で心配される問題とは
- ストレスに対する対策と解消法
- ストレスが原因で退職を考える場合の注意点
- 職場のストレスをどこに相談するか
- 職場のストレスに限界を感じたら・・・
職場のストレスに限界を感じる原因
職場の人間関係に原因がある場合
職場ではいろんな人と接しなければなりません。同じ考え方を持っている人なんていない方が多いです。ましてや仕事が絡んでくれば、他人に足をひっぱられ自分の努力が砕け散ることだってあります。それだけ世の中は、他人の成功を喜べる人が少ないということは悲しいことですが、でも現実はそのとおり。人にやさしく競争心のない性格の人にとっては、職場の人間関係が大きなストレスの原因となってしまうことがあります。
上司との関係が原因でストレスを感じる場合
職場のストレスの原因が上司にある場合があります。上司と息があわないため仕事がはかどらない。上司の指示や指導の仕方がどうしても素直に聞けなく、上司の言動や行動がパワハラにさえ思えてしまう。嫌われる上司はそれなりに嫌われる要素を持っていますが、自分の上司が完全に上司として認められないことが原因でストレスがマックスになってしまうことがあります。
仕事の内容が自分に合っていない場合
資格をとり勉強を重ねてきて就いた仕事だけれど、実際仕事を始めてみて、想像して夢見ていたことと現実の仕事にギャップをおぼえ、仕事内容に面白味を感じられなくなったり、その仕事に携わっていくことに限界を感じてしまうと、そのことが原因で職場にさえも行きたくなくなるほどのストレスを感じることがあります。
ストレスが原因で心配される問題とは
うつ状態になる
職場に対するストレスが限界になると、夜も眠れない、食欲もなくなる、買い物にも興味がなくなるといような、いわゆるうつ状態に陥ります。うつ状態に陥ると、職場以外の友人とも話をしたくなくなるし、メールもラインにも返信できない状態で、誰ともコンタクトを取りたくなくなってしまい、心はますます闇に中に入ってしまいます。睡眠不足で食欲もでないので体も大変な疲労感に見舞われています。うつ症状は毎日心の中が苦しい状態です。
体調不良を起こす
ストレスで心がこんなに圧迫されてしまえば、体調不良を起こすことは当たり前です。人それぞれ体調不良があらわれる場所は違いますが、その人の体の中で弱い部分が一番に攻撃されます。よく、ストレスで胃や腸に不調がでてしまう人もいますが、胃や腸だけでなく、もともと頭痛もちの人は常備薬が効かないほどの頭痛に毎日見舞われる、そして頭から通じて難聴障害やめまいを起こすという人もあれば、ストレスで身体に帯状疱疹があらわれしまった、夜になると微熱が出るなどさまざまな体調不良がおこります。体調不良を起こしてしまうほど、気持ちが限界になるまでストレスをためることは、どうにか解決しなければならない重要な問題です。
関係ない人間関係もくずれていく
限界までストレスをためると、上記のようにうつ状態になってしまったり、様々な体調不良があらわれて、精神的にマイナスオーラばかりを自分から発してしまいます。心の中はいつもイライラしています。そんな時は友人と会話をしてもおもしろくないし、彼氏には八つ当たりしてしまったり、親へストレスをぶつけてしまったりと、仕事以外の人間関係おもくずしてしまうことがあります。
ストレスに対する対策と解消法
有給休暇をつかってリフレッシュ
少し仕事から離れる時間を持ってみましょう。有給休暇を利用して旅行に出かけるのもよいでしょう。いつも職場に向かう電車に乗っている時間に、いつもとは違うことをし、違う景色を見ることで心が癒されます。少ししか休暇が取れない場合は休みを利用して運動することもよいです。外食の多い人は自分でお料理してみることも気分転換になりますよ。家でのんびり溜まっているビデオをまとめてみるのもよし!お休みをとったからと出かけるだけがリフレッシュすることではありません。掃除や洗濯してお部屋をすっきりさせることも、気分転換のひとつです。気分転換をして心をリフレッシュさせることは、ストレスの対策と解消法のひとつです。
自分の体調を整える
すでに体調不良を起こしてしまった人は、健康なからだを取り戻すために、専門医にかかりしっかり病気を治しましょう。どんなことをするのも健康あってのことです。体調がもどれば、気持ちも元気になってきます。
転職を考えてみる
どうしても職場に行きたくない。あの人間関係の中では自分が自分でなくなってしまう。これ以上上司の指示には従えないと、ストレスの回復に一筋の光も感じられないほど、職場に対してのストレスが限界になってしまったのなら、転職するのも一つのストレスの対策と解消法です。体調不良を起こしてまで頑張らなくとも、働くところはどこかにあります。転職した方が人生に新しい光がさして、先ゆく道がひらけることもストレスの対処法と解消する方法のひとつです。
ストレスが原因で退職を考える場合の注意点
次の仕事先を考える
現実には、近年就職することは大変困難な時代です。アルバイトでもパートでも募集の数が減少しているのが現状です。退職するにあたって、とりあえずそこが末永く働く職場でなくとも、つなぎの仕事は大まかにつかんでおきましょう。派遣会社に一応名前を登録しておくこともひとつの手段です。
次の仕事に就くまでの生活資金を確保しておく
退職するということは、お給料がなくなるということです。長年勤めた仕事なら失業保険がでて、仕事を辞めても次の仕事を見つけるまで余裕がもてます、そうではない場合は、退職後の生活を考えて、ある程度の資金をたくわえ、退職に及んでください。
健康保険などの問題をクリアしておく
退職にあたり健康保険や介護保険など、これからどのように支払っていくかの問題をクリアしておきましょう。とくに健康保険は身に離せないものです。会社で保険に加入していた場合は「健康保険任意継続」や「国民健康保険」への移行など、ご自身の健康保険組合や住民票のある市町村の国民健康保険係りへ連絡をとらなければなりません。
職場のストレスをどこに相談するか
職場の先輩や上司の上司へ相談
職場の問題は、まず職場の自分が信用を置いている先輩または職場の上司に相談することが相談相手として最適です。もし上司の対してストレスがある場合は、上司の上司たる人にまず相談してみましょう。
職場の相談室へ相談
セクハラ、パワハラ、残業問題、過度の労働、人間関係でうつになってしまう人が多い昨今、会社内でそのような問題に対する相談室を設けている会社が多くあります。あなたの会社にそんな相談室があれば、一度そちらに足を運んでみることもよいでしょう。なにか突破口が見つかるかもしれません。
心療内科などの医療機関への相談
ストレスは心の病気のひとつです。それが風邪を引いた程度のものもあれば、重症な場合もあります。心療内科は、心の病気を治してくれる病院です。心の専門医に相談してみましょう。病院なので、その人の症状にあわせ、その人にあった処方で、心を軽くしてくれる薬も、眠れない夜のために睡眠を助けてくれる薬もだしてもらえます。心のお医者様がよい相談相手になってくれることもあります。
職場のストレスに限界を感じたら・・・
もう限界!ストレスで職場に行きたくない理由は、人間関係や上司の問題、そして仕事自体にストレスを感じることが大半です。それでうつになってしまったり、体調を崩してしまうことは本末転倒な問題です。自分のストレスを上手に排除して、うつ状態や体調不良を回復しましょう。一人で問題を抱え込まず、まず相談できるところに足を運んでみてください。