2018年12月13日更新
無頓着な人の特徴とは? 無頓着な人の感覚を徹底解明
無頓着とは、何かに対して、気にも留めないことや、無関心なことを意味します。ここでは特に、何に対しても無頓着で、俗世間に執着がなさそうなクールな人について、その感覚を徹底解明していきます。
無頓着な人の特徴や感覚とは?
無頓着な人は、洋服やグルメなど、通常の人間なら、多少なりとも興味があるようなことに無関心です。これは根本に、他人はどうでもいいという考え方があるからかもしれません。
洋服などの流行に無関心である
多くの人は、多少なりとも流行を気にした服装を心掛けたり、自分なりのおしゃれを楽しみますよね。しかし、服装にはまったく無頓着だという人もいます。そういう人は、TPOをわきまえた服装ができないため、あきらかに浮いているようなことが多いのですが、それすら気にならないようです。
人を見かけで判断するなとは良く言いますが、そうはいっても、本音では、服装などの外見で多くのことを判断しているものです。特に初対面では、それしか判断材料がないのですから、当然と言っても良いでしょう。
服装に無頓着な人が、初対面の相手に好印象を与えることはかなり難しいと思っても良いかもしれませんね。
食事を豊かにすることに無関心である
衣食住の「食」に無頓着な人もいます。これは、食べないという意味ではありません。食卓を豊かなものにすることに興味がないという意味です。三食はしっかり食べるのですが、そのクオリティへのこだわりが一切ないのです。
例えば、朝食と昼食はトーストだけでもOKだったり、夕食をコンビニのおにぎりだけで済ませても不満がないような人を言います。もちろん、ダイエット中の人などは例外です。ダイエットをしているというわけではないのに、やたらと質素な食卓であったり、おかずの品数などに全くこだわりがないという人がいるのです。
人は生きるために食べます。場合によっては、食べるために働き、生きていると思っている人も少なくないでしょう。食べるということは本能の喜びです。食に対する執着が薄くなるのは、命へのこだわりが薄れてきているということなのかもしれず、危険を感ぜざるを得ません。
他人に無関心である
何かに無頓着な人というのは、往々にして、あらゆることに無関心であることも少なくありません。そういう人は、なんとなく無気力な雰囲気を持っています。生きることに執着がない、あるいは、仕方なく生きているような様子もあるかもしれません。つかみどころのない、猫のような雰囲気もあるかもしれません。
彼らはそもそも、自分以外の他人に興味がないために、あらゆることに無頓着になっているのです。彼らにとって、食事は体と脳を動かすためのただのエネルギー摂取であり、衣服は体温のサポートをし、最低限のマナーを守るためのものにすぎないのです。
あらゆることに無頓着な人にとって、生きていて楽しいと思えることがあるのかどうか、心配になってしまいますね。
なぜ無関心になる? 無頓着な人の心理
無頓着な人は、もともとはそうではなかったことが多いようです。つまり、かつては他人に興味があったし、執着するものもあったということ。それがなぜ無頓着になったか、そこには隠された心理がありそうです。
他人と関わることがストレスになってしまった結果、無頓着に生きる道を選んだ
無頓着な人は、つらい経験から、そうせざるを得なくなっているケースが少なくありません。本来、他人と関わることに興味もあったのでしょうし、食事や衣服にも工夫を施していたのです。しかし、そうできなくなった原因があるということです。
多くの場合、人間関係で疲れてしまい、無気力になった結果、無頓着な人になってしまっているようです。かつてはむしろ、人と深く関わっていこう、誰かを喜ばせようと必死になっていたような、真面目でまっすぐな人だったのでしょう。
人は一度大きく傷つくと、自分を信じる力を失ってしまうことがあります。一生懸命になることがばかばかしく感じられるようになってしまうのです。無頓着な人の目が曇っているのは、そんな悲しみが映っているからかもしれません。
関心を持たないことで自分を保っている人もいることを知ろう
無頓着な人を、つまらない人だと一方的に責めるような小さな人間にはなりたくありませんよね。彼らは、敢えて周囲に関心を持たないことで、自分を保っているのですから。
しかし、ずっと下を向いて、刺激を感じない生活を送っている彼らに、手をさし伸ばしたくなるその気持ちは、大切にしてください。人の思いやりに触れたとき、また彼らは何かに強く興味を持てるようになるかもしれないのです。
人間関係に傷つき、心の扉を閉じてしまった人の心をもう一度開くために、あなたにできることもきっとあるのではないでしょうか。
まとめ
無頓着な人の特徴、いかがでしたでしょうか。彼らの過去にはかなしい経験が隠れていそうですね。もしも仲良くしたいのならば、まずは彼らを理解し、寄り添うことから始めてみてはいかがでしょうか。次第に心を開いてくれるようになるかもしれませんよ。