2017年3月15日更新

真似しないでよ!真似する人の心理や対処法を考えよう

意識をしているのかは分かりませんが、ふとした時に真似をしてくる人っていますよね?特に、女性には真似をしたりされたりする人は多いと思います。しかも、真似されることを気持ちよく感じない人が多いのは事実です。誰かの真似をする人というのは、どういった心理なのでしょう。真似をしてくる人に対しての対処法というのはあるのでしょうか。様々な観点から「真似する人」について考えていきたいと思います。

  1. 目次
  2. 誰かを真似する人の心理とは
  3. 真似をされる側の気持ちとは
  4. 真似をするのは100%悪いことではない!?
  5. 恋愛においては、ミラーリングという心理もある
  6. 真似する人への対処法とは
  7. 真似をする心理を知っておこう

誰かを真似する人の心理とは

話し方や行動、ちょっとした仕草や持ち物まで真似をしてくる人がいます。誰かの真似をする人というのはどういった心理から真似をしてしまうのでしょうか。

相手に対して憧れを持っている

人間には好意を持っていたり憧れを持っている相手、気になる人や尊敬している人の真似をしたくなるといった性質があります。相手に憧れるあまり同じような人間になりたいという心理が強く働いてしまい、似たような外見や服装であったり、更には行動や仕草まで真似をすることにより親近感を得ようとするのです。例えば社会人ならば、憧れている先輩が美味しいと話していたレストランやカフェに足を運んでみたりする人もいるでしょう。もしくは、尊敬する上司が読んでいる本の作家に興味を持ち読み漁ってみるなど。そのような行為も「あの人の存在に近付きたい、あの人のことをもっと知りたい」という憧れが心理として働いていると言えます。

自分に自信が無くて不安

自分に自信が無くて不安があるため、誰かの真似をするという人も少なくはないでしょう。自分に自信が無いと心も乱れてしまい、しっかりと自分という軸を保つことが難しくなってしまいます。そんな時に、しっかりと自立をしている人の行動や立ち振る舞いを真似することによりどこか強くなれた錯覚を手に入れ、束の間の安心感を得ているのかもしれません。

真似をされる側の気持ちとは

真似をする人がいる一方で、真似をされている側の人間はどのような気持ちになることが多いのでしょうか。考えてみましょう。

嫌悪感を抱く

人に真似をされると嫌な気分になる人は多いのではないでしょうか。理由としては、様々な要因が考えられます。その中でも大きいのは、せっかく身に付けた自分の価値観や持ち物を横取りされたといった心理が働くことだと思います。自分のオリジナリティを阻害されたという感覚で、嫌悪感を抱く人が多いのでしょう。

気味が悪い

小物やバッグなど、自分が持っている物を真似されて相手に同じものを持たれるのは気味が悪いと思いませんか?自分のコピーが生まれたような。やはり、真似されるというのは嫌な気分になってしまうものです。

OKな場合もある

仲がいい友達と色違いや同じの物を購入して身に付けたりするのは、お互いの意思が通じ合っているのでOKな場合もあります。また、身近な人間に「それ素敵だね!真似してもいい?」と聞かれたりすれば嬉しく思ったり、それを真似されることを素直に受け入れることが出来たりもします。

真似をするのは100%悪いことではない!?

真似をされると嫌な気分になる人が多いと話しましたが、真似をするという行為は必ずしも悪いことなのでしょうか?観点を変えて考えてみると、全てが悪いことではないのかもしれません。

真似ることは、学ぶこと

例えば、雑誌でモデルさんが着用している衣装や小物を見て買い物に出掛けることってありますよね?要するに、雑誌やメディアの情報を参考にしているのです。憧れを持ったり参考にして、自分に似合うものを学んでいるわけです。なので「真似」という観点のみで考えると、100%悪いこととは言い切れないところでもあります。

恋愛においては、ミラーリングという心理もある

あなたは、ミラーリングという言葉を聞いたことがありますか?恋愛において良く使われるテクニックのひとつです。人は自分の仕草と同じ仕草を繰り返す相手に関心を抱いたり興味を持つ習性があります。例えば、好きな人と食事をしている際に相手が飲み物を飲んだら同じタイミングで自分も飲み物を飲むなどといったように仕草を真似るのです。その積み重ねが、相手へ好意をアピールすることにも繋がるのです。

真似する人への対処法とは

しつこく真似をしてくる人に対して、どのような対処法があるのでしょうか?いくつか挙げてみようかと思います。

真似をさせてあげる

真似をされるということは、あなたに憧れや関心を抱いている証拠です。ですから、それを「頼りにしてくれているのなら期待に応えてあげよう!」くらいの心意気で受け入れて真似をさせてあげるのはいかがでしょうか?

アドバイスをする

真似をされるというのは、必ずしも良い気分になるものではありません。真似しないでよ!と感じることは多いと思います。そんな時には、真似をしてくる相手に対して「あなたには、こういう方が似合うんじゃないかな?」とアドバイスをしてあげると良いかもしれません。あなたに憧れて真似をしているのであれば、素直にアドバイスに応じるはずです。

きっぱりと断る

最終的には「真似しないで欲しい」ということを素直に打ち明けることも大事でしょう。勇気のいることなので簡単には打ち明けられないかもしれませんが、あまりにも嫌悪感を抱いてしまうのならばはっきりと真似しないで欲しいという旨を伝えるべきです。

真似をする心理を知っておこう

話し方や行動や仕草、持ち物まで真似をする人というのはいるものです。それに対して嫌な気持ちを抱く人がいるのも事実ですよね。真似をする人にはあなたに対する憧れがある場合が多いので、そういった心理を少しでも把握しておくとあなた自身の気持ちも少しは軽くなるかもしれませんよ。