2016年11月21日更新

性格が悪い自分が嫌い!その心理をさぐり克服しよう!

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性格が悪く、自分がとっても嫌いだ!自分の性格の悪さをコンプレックスに思い、自分のことを嫌いになってしまったあなた。性格が悪いと感じる点はどんなところか、そして性格が悪い原因をさぐり、嫌になってしまう時のあなたの心理状態を解明して、性格の悪さを気にして自分を嫌いになってしまった状態を克服してください。一生付き合っていかなければならない自分を嫌いにならない方法を見つけましょう。

  1. 目次
  2. 性格が悪い人の特徴
  3. 性格が悪い原因
  4. 自分の性格が嫌いな心理
  5. 自分の嫌いな性格を対処して克服しよう
  6. 自分の性格を改善して前進しよう!

性格が悪い人の特徴

人の成功を喜べない

性格の悪い人の特徴は、人の成功はまったく面白くなく思い、嫉妬で燃え上がる性格です。他人の成功が悔しくて、時には成功した人の足を引っ張ろうとする行為さえ試みる人も性格の悪い人の中にはいます。

たとえば子供の受験問題をあげると、自分の子供はすでに去年受験が済んで、それなりに進学しているにもかかわらず、友人の子供が受験して自分の子供よりレベルの高い学校に入学できたとき。性格の悪い人は、友人の子供の合格を喜べなくて、「でもあそこの学校は、○○だから・・・」など、重箱の隅にもないようなことを言って、「おめでとう、よかったわね」という言葉を口にしない、口にしたとしても心の中は「なんであのうちの子があの学校に入学できたのか!」といらいらするような性格です。人の成功を喜べないのは性格が悪い特徴のひとつです。

人の幸福をねたむ

人の幸せが羨ましくてどうにもならない。性格の悪い人は、自分もそれなりに生活しているにもかかわらず、人が嬉しそうにしている姿をねたんでしまう特徴があります。たとえば会社で同期の友達の結婚が決まった時。付き合っていた彼と結婚が決まり、結婚が決まった彼女は新しい生活をとても楽しそうにしている。一緒に住むマンション探しや新婚生活にむけてとても幸せそうです。

でもこの時性格の悪い人は、そのことが面白くなくて仕事も手につかなくなってしまいます。この時「おめでとう、よかったね」なんて言葉を心の隅にも思えないのは、性格の悪い人の特徴です。人がうれしいとか、よかったとか、しあわせだなんて思っている姿は、おもしろくなくて仕方ないのが性格の悪い人の特徴です。

陰口を言う

性格の悪い人は他人の陰口をたたきます。相手がいないときに別の相手に人の陰口をいいます。そして聞いてもらった人に、「そうなんだ、大変だったね」「そうなんだ、あの人ってそんな人だったの?いやね」なんて同情じみた言葉をエサに、陰口はどんどんエスカレートして、話を大げさに、そして嘘さえもつくのは、性格が悪い人です。

性格が悪い原因

育った生活環境が原因となる

性格が悪くなる原因に、幼い頃の育った生活環境が影響している場合があります。両親の離婚で複雑な家庭であった、両親が共働きで食事はいつもひとりで困った時に相談する大人がそばにだれもいなかった、母子家庭であった、経済的に大変な家庭だったので子供ながらにいつもお金のことを心配していたなどという、育った生活環境が影響して性格が悪くなってしまう場合があります。

子供時代、わがままに育てられすぎたことが原因となる

上のケースとは逆に、子供の頃、多くの大人に囲まれ、かわいがられすぎてわがままに育てられると、いつも自分がお山の大将でいないと気がすまなくなり、性格が悪くなってしまう場合があります。欲しいものは何でも買ってもらっていた、希望することは自分が努力しなくとも親がかなえてくれた人、子供の頃に我慢をすることを学ばなかった人は、大人なって広い社会に出てとき、自分の無力さに気づきながらも、「女王さま」気質が抜けず、人をねたみ、人の成功や幸せを喜べない人になってしまいます。

いじめにあったことが原因となる

学校もしくは職場でいじめられた経験があり、人が怖くなってしまったという場合、それが原因で性格が悪くなることがあります。人に意地悪をされたり、裏切られたりすると、自然に人を信じられなくなり、他人の成功など喜べなくなってしまう場合があります。

自分の性格が嫌いな心理

みんなと一緒に喜ばない

結婚が決まった友達と仲間内でお祝いの会食に出かけた時、ほかのみんなは「よかったね、お祝いはどんなものがいい?」「婚約指輪すてきね」「私もあやかりたいわ」と楽しそうに話す会話がとても面白くない、自分だけがその仲間から外されているような錯覚に陥るときは、他人の幸せを喜べない自分の性格の悪さがとても嫌いになっている心理状態です。性格の悪さがわざわっているにもかかわらず、みんなと喜べない、「おめでとう」という言葉が出てこないとき、自分だけが取り残されたようなさみしい心理状態に陥り、自分が嫌いになってしまいます。

人の行動がいつも気になってしまう

人の成功を喜べないので、いつも人の行動が気になってしまいます。会社にレセプションで、あの人はどんなアイデアを出すのだろう、彼女の案が通ったらすごくくやしい!まだ残業して案をねっているのだろうか、どこかセミナーにでもかよっているのだろうかなど人の行動が気になって仕方なく、いつもイライラしている自分が嫌いになってしまいます。性格の悪さがわざわって自分が嫌いになっている時はいつもイライラしている心理状態にあります。

人を蹴落とすことばかりを考えてしまう

言葉を巧みにつかい、人を蹴落とそうと考えているとき、心は大変醜い状態です。自分一人ではなく、成功した人や幸せオーラを感じる人の陰口を言って、一時的に人から同情をうけると、「みんながあなたのことを○○におもっている」というように仲間を盾に、幸せな人へ意地悪をする人、また人に成功をねたんで、仕事に必要な資料をわざと隠す、そして印象が悪くなるような噂をながして人を蹴落とそうとするときは、頭も体も口も疲れて心が醜くなっている状態です。こんな時こんなことで疲れる自分がとても嫌いになっています。

自分の嫌いな性格を対処して克服しよう

自分の生活を安定させる

嫌いな自分の克服法は、まず自分の私生活の安定を図りましょう。自分が打ち込める趣味を見つけることもよい方法です。部屋の整理をすることも心理的に自分の生活の安定につながります。心配事やストレスはできるだけ減らすように心がけることも大切です。仕事での悩みを抱えているなら、職場の相談室に足を運んでみたり、プライベートで法に関わることなら、無料で行われている法テラスなどの相談室に相談することもお勧めです。ストレス解消には、運動を始めてみることもよいです。悩みやストレスはできるだけ貯めず、自分の生活の安定をはかることにあります。

自分は自分、人は人と考えよう

自分は自分、人は人。十人いれば十人十色。人それぞれの人生があるのだということを頭におきましょう。自分に満足すると人のことなど気にしなくなるものです。あなたはあなたで十分。自然と人の幸せや成功を一緒に喜べて、そんな自分が好きになりかわいくなっていきます。

自分に与えられて環境を最大限に大切にしよう

自分に与えられた環境をめいっぱい使ってやろうという気持ちでいれば、他人に対してねたみや意地悪する気持ちもなくなります。

自分に与えられた環境とは、経済的なことかもしれないし、得意とすることかもしれません。友達はあんな立派なマンションに住んでいるのに自分は…。友達はこんな仕事をしているのに自分は派遣社員。

でもまずは自分に与えられた環境を最大限に利用してみましょう。立派なところに住んでいなくとも未来はわかりません。派遣社員は派遣社員なりに転職のしやすさ・職を変えるたびに色々な技術を身につけられるなど、プラス思考でものを考えると自分のことが愛おしくなっていきます。自分に与えられた時間は自分のためにつかい、他人へのねたみや憎しみに使うなんてもったいないことはやめてください。あなたの時間はあなたのために使うようにすると、性格の悪さも消え失せ、自分のことが嫌いになることもなくなりますよ。

自分の性格を改善して前進しよう!

性格が悪くて自分のことが嫌いなあなた。一生、つき合っていかなければならない自分をさぐり、自分を嫌いでなくなるようにプラス思考で、自分の性格の悪さを改善していってください。きっと自分のことを好きになれる時が来るはずです。