2017年1月26日更新

ネガティブ思考でいつも憂鬱!原因を解明して克服しよう

ネガティブ思考

物事を悪く捉えてしまう人。いつも否定的・悲観的に考えてしまうネガティブ思考の人は、ストレスや悩みを抱え込みやすく、いつも不安や憂鬱でなりません。ネガティブ思考を克服して、前向きに人生を歩みましょう。ネガティブ思考を克服すればうれしいチャンスをつかむことだってできます。ネガティブ思考の人の特徴を探ってみました。原因を解明して、ネガティブ思考を克服してみてください。

  1. 目次
  2. ネガティブ思考の人の特徴
  3. ネガティブ思考になる原因
  4. ネガティブ思考の克服方法
  5. ネガティブな人が改善する点
  6. ネガティブ思考を克服して前向きに生きよう

ネガティブ思考の人の特徴

消極的である

行動をおこす前に物事を深く考えすぎてしまうために、先の行動に踏み出せない消極的な面が特徴にあげられます。「こうしたら、どうなるか」と考える時、結果が悪くなる場合のことばかりを気にして一歩前へ踏み出せない面があります。悪い結果ばかりを考えてしまうため、いつも悩んで行動できず消極的になってしまう特徴があります。

後悔ばかりする

たとえば失敗してしまうと、「あの時こうしておけばよかった」と後悔してしまうのがネガティブ思考の人の特徴です。失敗したことを、次へのチャンスや自分の糧として捉えるのではなく、後悔して落ち込んでしまう特徴があります。成果につながらなかった事は「なんでこんなことをしてしまったのか、なんて自分はダメな人間なんのだろう」と、反省ではなく後悔ばかりしています。失敗を糧に次なる成功につなげようという考えをまったくもち合わせていないのが特徴です。

人を羨む

人と自分を比較して、自分の劣っている点に落ちこみ、人を羨ましがる特徴があります。羨ましく思うだけならまだいいですが、羨やましく思うことで、自分を卑下して自分が劣っていると落ち込んでしまう特徴があります。「自分は自分」という思考をもち合わせていないため、自分が人より劣っていると相手をすごく羨ましく思ってしまいます。そのため、他人の幸せや成功を素直に喜べない面があるのも特徴的です。

ネガティブ思考になる原因

育った環境

幼児期、自分のまわりにいた大人が神経質であったり消極的であると、その大人に教育された子供はネガティブな考え方をしてしまう大人になってしまうことがあります。「これをすると危険だからしてはいけない」「こうすると失敗してしまうかもしれないからしてはいけない」などと、自分のまわりにいた大人の行動が悲観的であったり、不安ばかりを考えるものだと、自然に同じようなネガティブな思考になってしまい、行動を起こす時にあれこれ考えすぎてしまう性格になってしまうことがあります。

過去の経験

過去に辛い思いや怖い経験をしたことが原因となって、ネガティブ思考になってしまうことがあります。たとえば地震が起こり運悪く震災にあってしまった人は、地震が起こるかもしれないと予告されただけで、「津波が来るのではないか」「避難所生活はどのくらい続くのだろうか」「なにを持って逃げようか」と不安に駆られて、心配が大きく膨らんでしまいます。これは非常事態に備えて準備するにはよい事であるかもしれません。しかし辛く怖い経験がトラウマとなって、過去の経験がフラッシュバックしてしまい、まだ心配しても仕方ない事を心配して悪い方にばかり思考が働いて不安になってしまう。このように過去の経験がネガティブ思考の原因となる場合があります。

病気が原因

悲観的で不安ばかりを抱えて行動をおこせない人は、心に病を患っていることがあります。たとえばうつ病もそのひとつです。否定的にしか物事を捉えることができない場合、その原因がうつ病であることも考えられます。自分ではなかなか自覚できない病ですが、ネガティブな思考が重症な時は、心の病が原因となっている場合もあるので、症状が考えられる場合は専門医を受診してみてください。

ネガティブ思考の克服方法

悩んでも仕方がないと思う

幼児期の自分のまわりの大人からの影響にしろ、過去の経験が原因であるにしろ、あれこれ考えてしまう場面に立ってしまった時には、「今悩んでも仕方がないこと!」と心に思って割り切る癖をつけましょう。未来を予測して行動することは、一概に悪い事だけとは限りませんが、今考えても仕方のないことは、割り切って行動とっていかなければ先へ進めません。過去には戻る事は出来ないのですから、過去の失敗をくよくよ悩んでも仕方ないことです。失敗したことを後悔するのではなく、もう考えても仕方のないことと割り切って失敗は未来の糧にしていきましょう。悩んでも仕方がないことと割り切る事はネガティブ思考を克服する方法のひとつです。

他人を評価しない

人と自分を比べないようにしましょう。自分は自分、人は人です。いくら羨ましくともその人になれるわけではありません。素敵な人がいるならその人を見習えばいいことです。
見習って努力することはポジティブ思考の始まりです。他人を評価して人と自分を比べて落ち込むことは何も意味のないことです。人を評価して自分と優劣をつけることは無意味なことであり、自分は自分、人は人と考えることは、ネガティブ思考を克服することに繋がります。

心に余裕をもつ

失敗しても大丈夫と心に余裕も持つこと。成果が出せなかった自分を責めるのではなく、そこまで努力した自分を誉めてあげられる心の余裕を持つことは、ネガティブ思考を克服する方法です。心の余裕を持つには、スキルアップをはかり資格を取ったり、興味のあるものを極めるなど自分に自信をつけてみる、自分のやるべき問題を明白にして行動してみることでも心に余裕が生まれます。心に余裕が持てると前向きの物事を考えられるようになり、ネガティブ思考を克服していくことにつながります。

ネガティブな人が改善する点

否定せずまず受け入れる

否定することをやめてみましょう。その場面ではます物事を否定せず受け入れてみる。それからできないことや、しなければならないことを考えればいいのです。否定的に考える性格を改善することは、たくさんの考え方に触れることができて、チャンスが巡ってくる機会にも恵まれます。ネガティブな人が改善したい性格にひとつです。

無理だと思わない

行動をおこす前から無理だと思ってしまう点は改善したい点です。無理だと思わず、まず行動してみる癖をつけましょう。消極的な性格を直すことにもつながります。行動をおこして先に広がる世界を実感すれば、視野が広がり不安が取り除かれる時もあります。最初から無理だと思わないように心がけることは、ネガティブな人が改善したい点です。

失敗を怖がらない

どんな人でも必ず失敗するものです。でも失敗を重ねて人間は成長していくものなのです。失敗を怖がって行動をおこせない、失敗をいつまでも後悔してしまうことは、ネガティブな人が改善したい点です。改善方法は、失敗して反省した点を未来の糧だと思い、次に巡ってきたチャンスに失敗しないようにすること。失敗してしまった時は「だれだって失敗したことはある、自分だけじゃない」と失敗した自分を励ますことも改善方法です。失敗を怖がることはネガティブな人が改善しなければならない点です。

ネガティブ思考を克服して前向きに生きよう

否定的や悲観的な考えばかりで物事を捉えていくネガティブ思考の人。悩みすぎて行動できないことは目の前のチャンスを逃がしてしまうこともあります。複雑に考え込まないで、前に進んでください。失敗を恐れたり、失敗を後悔しても始まりません。悩む時間を使うより思い立ったら行動してみましょう。やってみなければわからないことを心配する時間はもったいない時間です。悩む時間を有意義に使って前向きに人生を歩んでください。