2017年3月24日更新

文句や不平不満ばかり言う人の心理や特徴、付き合い方について考えよう

あなたの周りには、文句であったり不平不満ばかりを言うような人はいませんか?聞いているこちらからすると、不平不満というのは決して気持ちのいいものではありませんよね。しかし、言う側もそれなりにストレスが溜まってしまっているのでしょう。文句や不平不満ばかりを言う人の心理や特徴、そして上手な付きあい方について考えていきたいと思います。

  1. 目次
  2. 不平不満ばかり言う人の心理や特徴とは
  3. もしかしたら、自分の苦労を分かって欲しいのかも
  4. 不平不満が多い人との上手な付き合い方を考えよう
  5. あまり相手にしないこと!

不平不満ばかり言う人の心理や特徴とは

文句や不平不満ばかりいう人には、どのような心理や特徴があるのでしょうか。

ストレスが溜まっている

不平不満ばかり言う人というのは、やはりそれなりにストレスが溜まっているのです。その溜まったストレスを堪えられずに他人に漏らすことによって少しでも解消しようとしているのです。

人の気持ちが考えられない

文句や不平不満が多い人は「どうして自分だけがこんな目に…」と常に考えてしまう心理があります。他の人だって何かを頑張ったり苦労をしているのに、そんな姿を想像することが出来ない。また、自分が不平不満を漏らすことによって周囲の人間にどのような影響を与えるのかを想像することも出来ません。要するに、人の気持ちが考えられないのです。

損得で考えてしまう

文句ばかりを言う人というのは、すべてを損得で考えてしまう人が多いのも特徴です。人より少しでも得をしたい。絶対に損などしたくない。自分が不利になりそうなことになると、すぐに文句や不平不満を口に出してアピールするのです。

わがままで、すぐ口に出してしまう

普通、人間は辛いことや不満に思うようなことがあっても、まずは頭で考えたりします。すぐに口走って周りに嫌な思いをさせるようなことはしません。本来なら頭で考えてから発言するという工程が抜けているのです。そして、わがままなのも特徴のひとつです。何でも自分の思い通りに事が進まないと満足できない。そんなわがままな性格で何事にも不満を感じやすいので、すぐに文句や不平不満を言ってしまうのでしょう。

完璧主義者である

文句や不平不満ばかりを言う人は、完璧主義者である可能性も高いです。どんなことにおいても相手に完璧を求める傾向が高いため、他人に対してもあれこれ理想を要求したりします。「どうして出来ないんだ!もっとこうして欲しいんだ!」ということを文句や不満といった形で相手にぶつけることもあるのです。

マイナス思考でありネガティブ

完璧主義とは打って変わって、マイナス思考であったりネガティブに物事を捉えてしまいがちな人が多いのも事実です。誰と一緒にいても何処にいても何かにつけマイナスな感情から物事を見てしまうため、文句や不平不満が多くなってしまうのです。

他人のことが羨ましい

不平不満が多い人というのは、他人に対する憧れや羨ましく思う気持ちが強い傾向にあります。とにかく、周りの人が羨ましく見え自分と比べては落ち込んだりマイナスに考えてしまうのです。誰にでも、他人が良く見えたり羨ましく思うことはあります。しかし、その思いが度を過ぎてしまうと文句や不平不満として口から出ることになってしまうのです。

心が満たされていない

今の自分を幸せに感じることが出来ているならば、不平不満などは出ないはずです。要するに、不平不満が多い人というのは心が満たされていない状態にあるといえます。仕事が上手くいかない、恋人との関係が上手くいかない、嫌な経験をした。心が満たされていないと、ちょっとした些細なことでも落ち込んでしまいますよね。そんな状態の時に、つい文句であったり不平不満を漏らしてしまうことになるのでしょう。

もしかしたら、自分の苦労を分かって欲しいのかも

ついつい文句や不平不満を言ってしまう人というのは、なぜそれほどまでに外に吐き出してしまうのでしょう。もしかすると、それは自分の頑張っている姿や苦労しているところを誰かに分かって欲しいと感じているだけなのかもしれません。誰しも、頑張った時には褒めたり労いの言葉を掛けて欲しいものですよね。「頑張ったね、大変だったでしょう」と一言で良いから誰かに言って欲しいと願っているのです。文句や不平不満が多い人の中には、そういったタイプの人も存在するということを理解しておきましょう。

不平不満が多い人との上手な付き合い方を考えよう

文句や不平不満が多い人と上手に付き合っていくには、どのように接していけば良いのでしょうか。考えてみましょう。

受け止めてあげる

上記でも挙げたように、不平不満が多い人というのは自分の苦労を分かって欲しいと考えていることもあります。また、ストレスを放出する唯一の手段として不平不満を漏らす人もいます。ひとまず、話を聞くだけ聞いて受け止めてあげましょう。

アドバイスはしないこと

不平不満を言う人に対して、何かアドバイスをしたり反対の意見を言うのは絶対に止めましょう。その行為は、火に油を注ぐようなものです。文句や不平不満を言う人の多くは自己中心的であったり、マイナス思考で自分のことをネガティブに捉えています。そこに何かしやらの意見をしたとしても、逆上するか理不尽に論破されるのがオチでしょう。あまり余計な口出しはしない方が良いかもしれません。

聞くのに疲れたら、気分を変える

他人の口から発せられる文句や不平不満を聞くというのは、こちらとしては気分の良いものではありませんし疲れますよね。自分自身を守るためにも、疲れてしまったら適当に聞き流したり気分を変えてリフレッシュすることが大切です。

あまり相手にしないこと!

文句や不平不満が多い人というのは、一言で言ってしまえば理不尽なタイプの人間が多いです。そういった人の相手をするのは決して気持ちのいいものではありません。なるべく本気で受け取るのではなく、良い意味で適度な距離を保ちながら接していきましょう。