2016年12月9日更新

友達がいない社会人。友達を作る方法をご紹介

友達を作る方法

ふと気づくと「自分は友達がいない」という社会人が多い近年。「ひとりぼっち」の「ぼっち」から「ぼっち飯」とか「ぼっち誕生日」、「ぼっちクリスマス」などの言葉を耳にします。なぜ近年の社会人に友達がいないのかその理由を探りました。孤独から抜け出して、悩みや楽しいことを共感し、苦しい時は慰め合いえるような信頼できる友達をつくりましょう。今友達のいない社会人に友達を作る方法をご紹介します。

  1. 目次
  2. 現代社会人の生活の傾向
  3. 今の社会人の休日の使い方
  4. 友達がいない理由
  5. 友達を作る方法
  6. 友達を作ろう

現代社会人の生活の傾向

ネットの普及

ソーシャルネットワーキングの普及で、実際に顔を合わせることはなくとも、文字上で会話を楽しむそんな友達を持ちたがるのが、現代社会人の生活の傾向です。どこのだれとも身分は明かさず、ネット上の名前だけで趣味や意見を交わすソーシャルネットワーキング。たとえばSNS、ミクシィー、FACEBOOKなど、会ったことはなくとも会話を楽しみ、会うこともない関係で、何百人もの人数の人とつながる関係。そして気が合わなくなるとネット上から外れてそのまま永遠に疎遠になれる関係を友達化しているのが、現代社会人の傾向にあります。

ぼっち傾向にあり

現代社会人は、人と一緒にいるよりも一人で行動することを好む傾向にあります。映画も一人で鑑賞することを好み、旅も一人旅を好みます。たとえば食事にしても、焼き肉なんかは大勢でわいわいと食べることより、一人焼肉なんてことが平気にできるのが現代社会人の傾向です。誰かと一緒に行動するより「ひとりぼっち」の「ぼっち」で行動することを好む現代の社会人から「ぼっち○○」という言葉が流行りました。

核家族化の影響からみえるもの

核家族が多い現代。大勢で食卓を囲む経験が少なく育った現代社会人は、協調性に欠けている人が多い傾向にあります。すべてに人が当てはまるわけではありませんが、一人っ子である、祖父母との交流も少なく、両親は共に仕事を持っていて大人は保育園や学校の先生だったという家庭環境に育ったことから、人に何かをされることが億劫に感じるのが現代社会人の生活の傾向にあります。その原因は核家族化にある現代の生活の傾向にあると考えられています。

今の社会人の休日の使い方

家で過ごす

休日は一人、家で過ごすことの多いのが今の社会人の休日の使い方のひとつです。仕事の疲れ・忙しすぎるという理由が多いですが、休日に外出してリフッレッシュをはかることより、家で休む、読みたい本を読む、たまっている洗濯や掃除をする、録画しておいたビデオやDVDをまとめて見るなど、休日は家で過ごすこという人がたくさんです。

寝だめする

忙しい社会人。朝も早く残業も多い毎日。休日は寝だめをして一気に睡眠不足を補いたいという人もたくさんです。帰宅時間は早められない、しかし出勤時間も毎日決まっているとなると、睡眠不足になるのは当たり前で疲れもたまる一方な社会人は、日頃の疲れを休日、睡眠で補おうと、体力温存のため休日に寝だめしておこうという人もいます。

自分のためだけに時間を使う

美容室にいく、マッサージで体のコリをほぐす、スポーツジムで汗を流してリフレッシュする、女性ならネイルサロンやエステにと休日は美容に専念など、休日はひとりで自分のために時間を使い過ごします。これも日頃、仕事が忙しい社会人の休日の使い方です。

友達がいない理由

母親依存症

これは女性に多く見られる傾向ですが、育った家庭環境が娘一人の場合、母親が友達化してしまうことで、友達ができないことがあります。何をするのも母親と一緒。ランチもお母さんと、仕事帰りもお母さんと待ち合わせして食事、休日の買い物もお母さんと一緒、美容室も同じでお稽古事もお母さんと一緒に習いに行く女性の社会人が大変多いです。お母さんと一緒だと、もともと素の自分を知っているので気を使わない、わがままが言える、お金もお母さんが出してくれるなどという理由から、母親に依存する女性が多く、それが友達のできない理由のひとつになります。

仕事が忙しすぎる

仕事が忙しすぎて友達と会うことができないことも友達ができない理由です。残業が多く仕事後は家に帰ってお風呂に入るのが精一杯な社会人は、仕事後、サークルに参加はもちろん不可能ですし、休日はともかく休みたいと思うと、なかなか友達と交わる時間が持てません。仕事が忙しくなると時間に制約されて誰かと遊びに行こうという気力がなくなり億劫になってしまうことが、友達ができない理由にもなります。

ネットの普及

ネットの普及でわざわざ人に相談しなくとも、色々なことが検索できたしまうことも、友達ができない理由です。困ったことがあると、その場でスマホやタブレットを使って、YahooやGoogleで検索すれば、知りたい事柄を的確につかめ問題解決につながるのは、あえて友達を必要としない理由に上がっています。

友達を作る方法

趣味のサークル

付き合いには積極的に参加しよう

人間関係の複雑さや仕事の忙しさから、一人の時間を有意義に過ごしたいと思う社会人が多い中、それでも実際に友達と共感することもすばらしいことです。ではどうやって友達を作るかというと、まずは億劫がらずに付き合いには積極的に参加しましょう。実際に人と会話することは感情や感動を共感できる大切な場面です。休日の時間の使い方を見直し、誘われたチャンスは逃がさないよう、自分から積極的に付き合いに参加しようと行動しましょう。

趣味のサークルを見つけよう

趣味は自分の好きなこと!趣味で繋がるサークルは、好みが同じ人が集まり友達ができやすい場所です。たとえば絵に興味があるなら、描くことが好きな人たちが集まる絵画教室に通ってみてはどうですか?絵が好きな人同士が集まる中で、人の描き方や色使いから会話が生まれたり、一緒に美術館巡りを楽しむこともあるかもしれません。ワインが好きならワイン同好会を探し、自分の味わったことのないワインを教えてもらったり、一緒に飲む友達ができることと思います。

遊ぶことを覚えよう

遊ぶというと、現代の社会人の多くの人はゲームやスマホアプリを利用するという声が聞こえてきそうですが、それは大変小さな遊びです。もっと大きな遊びを覚え友達を作りましょう。たとえばダイビングで海に潜り海の中の世界を覗く遊びは、友達がいなくてはできません。大きな遊びを友達と分かち合って楽しむことは、人生の視野が広がります。

友達を作ろう

友達がいない今の社会人。友達を作るには、あなた自身も少し努力しなくてはなりません。仕事が忙しいかもしれないし、疲れて休日は寝ていたいかもしれません。でも、上手に時間配分して、自分から外に足を向けてみましょう。そこにいる仲間は、きっとあなたに素敵な感動と喜びをくれることでしょう。