2017年5月23日更新

気が利かない人の心理や特徴、気が利く人になるのため方法とは

人と関わっていると「この人、気が利かないなぁー」と思うことってありますよね。本人は何の自覚も無いのかもしれませんが、周りにとっては不愉快な気分にさせられてしまうこともあります。今回は気が利かない人の心理や特徴を挙げていくと共に、気が利く人になる為の方法を考えていきたいと思います。

  1. 目次
  2. 気が利かない人の心理や特徴
  3. 気が利く人になるためには
  4. 仕事で気が利くと思われる人になるためには
  5. 気が利く人を目指そう!

気が利かない人の心理や特徴

気が利かない人

まずは、気が利かない人の心理や特徴を挙げていきたいと思います。

気が利かないという自覚がない

気が利かない人の場合、そもそも気が利かないといった自覚が無いことが多いです。周囲の人間から「あの人は気が利かない人だ!」と思われていたとしても、実際に自覚が無いのですから直しようもありません。本人に自覚が無いというのは、とても厄介なことでもありますね。

人の気持ちに対して鈍感である

鈍感という言葉を辞書で引いてみましょう。すると、多くの辞書では「気が利かない様」といった説明が出てくることかと思います。気が利かない人は、やはり鈍感です。どんどん変わっていくその場の空気を読むことが出来ない、状況の把握が遅い、話をしていても相手の真意や心境を読み取ることが出来ない、相手が不快な思いをしていても察することが出来ない。相手を傷付けていることを気付かずに平気な顔をしていることすらあります。どれも、良好な人間関係を築くためには支障をきたすような項目ばかりです。ここまで鈍感だと、そりゃあ他人に気を利かせるなんてことは無理に近い話ですよね。

視野が狭い

気が利かない人というのは、視野が狭いといった特徴があります。視野が狭いと、先回りして行動を起こすことが出来ません。先回りをするということは、広い視野を持って周りの状況をしっかりと見ながら適切な判断を下せるということです。視野が狭い人というのは周囲の人の状況に配慮をして行動するということが出来ないので、気が利かないといった印象を与えてしまいがちです。

想像力に欠けている

もしも、あなたが荷物を持っていて両手がふさがっている状態の時にドアがあったら「ドアが開けられない、どうしよう…」と思いますよね。そんな時に近くに出くわした誰かが先回りをして開けてくれたとしたら嬉しくなりますし、感謝の気持ちでいっぱいになることでしょう。気が利く人というのは、他人を自分の立場に置き換えて行動することが出来るのです。一歩先を想像して行動を起こすことが可能です。それに比べて気が利かない人というのは「大変そうだなぁー」と考える程度で思考がストップしてしまいます。何かしらの行動を起こすほど気が回らないのです。要するに、想像力に欠けているということになります。

気が利く人になるためには

それでは、気が利く人になるためにはどのような方法があるのでしょうか。考えてみたいと思います。

気が利く人の真似をすること

あなたの近くには、誰かしら気が利く人が存在するはずです。気が利く人間になりたいと思うのなら、まずは身近にいる気が利く人の真似をしてみるのが手っ取り早い方法でしょう。気の利かせ方が分からない人は、気遣いの出来る人の行動を見習って学ぶのもオススメです。人に気を利かせるためには、自分が気を配られて嬉しかったことをインプットして実践してみるのが一番。気を配られて嬉しく思った温かい気持ちを他の人にも分けてあげたい!という感覚で実践していくと、自分も気が利く人に徐々に近づくことが出来るはずです。

相手の気持ちを想像する習慣をつけていく

気が利く人になるためには、相手の気持ちであったり求めているものを推測できるといった条件があります。もしも室内の温度が低いと感じたのなら、空調を強めたり温かい飲み物を用意するなどすれば「ありがたいな、気が利く人だな」といった印象を持たれますよね。このように、何も言われなくても相手の気持ちを想像して先回りした行動をすることが大切なのです。相手が心地良く過ごすためには何が必要だろうか、自分には何が出来るのだろうかなど。日々、周囲の人間の立場になって想像してみることを習慣にして積み重ねていきましょう。

仕事で気が利くと思われる人になるためには

ちなみに、仕事をする上で気が利くと思われる人間になるにはどうすれば良いのでしょうか。2点ほど紹介していきます。

臨機応変に対応する

仕事では、どんな時でも臨機応変に対応することが必要とされます。そのためには、やはり想像力を膨らませて一歩先を見据えながら行動できる能力に長けていなければなりません。周囲の状況をよく見て臨機応変に対応していくことが出来ると、自然と気が利く人だといった印象も持たれるはずです。

計画的に考えて、一歩先の行動ができる

仕事で気が利くと評価される人は、無駄がなく計画的に仕事を片付けていくことが出来ます。今すべきことが把握できているのは勿論ですが、その先どう動くべきかをしっかりと把握しているのです。仕事に対する計画性を持つこと、そして一歩先を見据えた行動が出来ることが重要と言えるでしょう。

気が利く人を目指そう!

気が利かない人って、意外と多くいますよね。そして、自覚が無い人が多いのも厄介です。もしかしたら、自分自身も周りから「気が利かない人だ!」と思われてしまっている可能性もあります。気が利かない人の特徴を自分と照らし合わせて確認しながら、改めて気が利く人を目指してみましょう。