2017年3月15日更新

自分の意見がない人…その特徴と改善法を考える

あなたは、自分の意見というものをしっかりと持つことが出来ていますか?世の中には、自分の意見がなくはっきりしない人が意外と多くいるものです。また、はっきり言えない人がいるのも事実です。自分の意見がない人というのは、どのような特徴を持っているのでしょう。また、どのような改善法があるのでしょうか。考えていきたいと思います。

  1. 目次
  2. 自分の意見がない人の特徴
  3. もしかすると、意見を言えないだけなのかも!?
  4. 感情を制圧するべきではありません!
  5. 自分の意見がない人が改善するためには
  6. 自信を持って発言しよう

自分の意見がない人の特徴

常に周りの意見に合わせる

自分がない人というのは、自分自身の意見をあまり言いません。言わないというよりも、意見そのものが無い場合もあります。ですから、いつも周囲の意見に「そうだよね!」と合わせてしまいます。そういった場合、始めのうちは同じ意見なのだと受け入れられますが、毎回そうともなると「本当にそう思っているのか?適当に合わせているだけなのか?」と疑いの目で見られてしまうことにもなります。本人には自覚が無いのかもしれませんが、周囲からは「あの人には自分の意見がない」と思われてしまうことも。悪く言えば、八方美人な性格だと受け取られてしまうのです。

感情の起伏があまりない

自分の意見というものを持ち合わせていないので、比較的に感情をあまり外に出さない人が多いのも特徴です。一見穏やかな人だとも感じられますが、怒ったり悲しんだりすることも少ないので人間味が感じられません。相手によっては、一緒に過ごすことに対して物足りなく感じてしまうこともあります。上辺だけの付き合いなのだろうか?と受け取られてしまっても仕方がないでしょう。

喧嘩にならない

自分の意見がない人は基本的に相手の意見に合わせるので、喧嘩になることは殆どありません。喧嘩をしないということは素晴らしいことのようにも思えますが、考えようによっては寂しくもあります。喧嘩といえば少し大袈裟かもしれませんが、意見を言い合うことによってお互いが分かり合えたり更に親密な関係になれることがあるからです。

本音が分からない

自分の意見がない人と接していて、いちばん厄介なのが本音が分からないという点ではないでしょうか?一緒に過ごしていても何を考えているのか分からないので、相手や周囲の人間を退屈にさせてしまうこともあるかもしれません。気味の悪さすら感じさせてしまうことも。

もしかすると、意見を言えないだけなのかも!?

自分の意見がない人というのは、もしかすると意見は持っているものの言えないだけなのかもしれません。その可能性を探ってみたいと思います。

我慢をして済ませてしまう

発言をせずに我慢をして周りの意見に合わせていれば何とかなるという思いが強い人は、言いたいことがあっても口には出しません。別の意見を言って波風を立てるのも嫌ですし、自分が我慢すれば良いやと考えているのではないでしょうか?

自分に自信がない

自分に自信がないがために、自分の意見を飲み込んでしまう人もいるでしょう。そういう人は、結果として周りから「自分の意見がない人」だと思われてしまうのです。

怒られるのが怖い

誰かに自分の意見を否定されたり断られたり怒られるのって、怖いですよね。なるべくなら避けて通りたいところです。出来る限り怒られないように、自分が嫌な思いをしなくても済むように、意見を言わずにいることもあるでしょう。

傷つきたくない

否定をされたり怒られたりするのと同じで、とにかく自分が傷つくのが怖いのです。誰だって、出来ることならば傷つかずに生きていきたいですよね?自分の意見はそれなりに持っていたとしても、傷つきたくが故に意見を言わない人もいます。

感情を制圧するべきではありません!

自分の意見がないという人は、怒りや嫉妬といった嫌な感情を押さえつけてしまっています。世間的には自分の意見や感情を押さえつけて隠すことはクールだと称賛されるかもしれませんが、果たして本当にクールなのでしょうか?素直な感情を制圧することと、クールであることは全く違うことです。本当の意味でクールな人というのは、感情の起伏は乏しくてもそれを押さえつけるようなことはしません。問われれば、しっかりと自分の意見を発言することが出来ます。いずれにせよ感情を制圧してしまうことは不健康ですし、するべきではありません。

自分の意見がない人が改善するためには

人は考え方も意見もそれぞれ違うことを理解する

人は育ってきた環境も何もかも違うのですから、考え方や意見が異なるのは当たり前のことです。価値観が全く同じ人など存在しません。自分の意見が言えないという人は、他の人にどう思われているかを考えて不安になったり自信を無くすのではなく、あなたがどう思っているのかを求められているということに気が付きましょう。

事実を述べると意見が言いやすい

それでもやはり自分の意見が言いにくい、発言しづらいという人は…出来る限り自分の意見を発信するための材料や情報を集めてください。発言したいことが事実に基づいたことならば、意見もしやすくなるはずです。

自信を持つこと

自分の意見に自信を持ちましょう。先程も述べたように、人それぞれ考え方や意見が異なるのは当たり前のことなのです。意見がぶつかったって良いではありませんか。ぶつかり合うことで、より良い発想が生まれることもあります。自信を持って、自分の意見を言えるようになりましょう。

自信を持って発言しよう

自分の意見がない人というのは、意見があっても我慢をしてしまい言えない人がいるというのも事実です。しかし、我慢をする必要などないのです。勇気を出して自信を持ち、積極的に自分の意見を言える人間を目指していきましょう。