2016年12月9日更新

朝弱いのを改善したい!早起きのコツやメリットは?

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朝に弱い。起きれなくてよく遅刻をしてしまう、だらしがないと思われてしまうと困った思いをしていませんか?夜型生活を改善して朝早く起きる習慣を身につければ良いことがたくさん起こるんです!

  1. 目次
  2. 朝起きれない原因
  3. 早起きのメリット
  4. 早起きをする習慣
  5. 生活リズムを変えて快適に過ごそう

朝起きれない原因

睡眠の質が悪い

朝起きれないという悩みの一番の原因は、睡眠の質が悪いということです。最も良いとされている睡眠の形は「深いノンレム睡眠」と言われています。深いノンレム睡眠は脳のあらゆる機能が停止して休まっている状態です。体や脳になんのストレスもなく、気持ち良い状態で眠りにつくと、入眠時からすぐに深いノンレム睡眠に入っていくことができ、身体の様々な機能がしっかり休まるため良い朝の目覚めに繋がるります。しかし、身体に何らかのストレスがかかり浅い睡眠状態では身体の機能が休まらないため、身体はまだ休みたいと思いなかなか朝起きられないのです。

体内時計の狂い

人間は朝目覚め、昼間に活動し、夜は睡眠をとるという生活リズムで動くようにできています。しかし、忙しく夜遅くまで働く人が増えた現代、残業や深夜勤務などで体内時計が狂っている人が増えています。体内時計が定まらない生活をしていると、身体や脳はいつ休んだらよいのか、いつ働いたらよいのかわからなくなってしまいます。結果自分の寝たい時に眠る、動きたい時に動くという行動に体内機能がついて行けず、朝起きれなくなってしまうのです。

セロトニン不足

セロトニンとは精神を安定させる作用を持った脳内物質の一つです。このセロトニンは睡眠とも深い関係を持っています。
セロトニンは朝になるにつれて分泌量が増え、脳や身体に一日の始まりのスイッチを入れてくれます。セロトニンが分泌されないと脳が休息状態のままですので、朝起きれない原因になるのです。
また、セロトニンが不足すると睡眠ホルモンであるセロトニンをもとに作るられるメラトニンが不足します。セロトニンが不足すると寝つきが悪くなる、夜中に起きてしまうなど睡眠に弊害が出てしまいます。

早起きのメリット

早起きのメリット

朝早起きをするとメリットがたくさんあります。

前向きになれる

朝早起きをして太陽の光を浴びるとセロトニンがたくさん分泌されます。セロトニンは不安やイライラを抑えて精神を良い状態に保つ働きを持っています。セロトニンがたくさん分泌されると、感情がコントロールされるので嫌な事があってもストレスを依存させない、悲しみや怒りの感情を引きずらない、不安な気持ちになることやイライラすることが少なくなるなど、ネガティヴな気持ちになったとしてもそれを依存させないですぐに前向きな気持ちに切り替えられるのです。

ゆとりができる

朝は家事をしたり身支度をしたりとバタバタと忙しい時間帯です。そんな朝に早起きをすると、時間にも心にゆとりができます。ゆとりができると「朝ごはんを食べられる」「イライラしなくなる」など健康的になります。
朝ごはんをしっかり食べる時間があると脳や身体の機能が活発に動くようになるので、やる気や集中力が高まります。腸の働きも良くなるので、身体の調子も整います。
またやることが多い朝に少しでも心にゆとりがあることで、視野が広がり気持ちに余裕ができるので小さなことでイライラしなくなります。時間に余裕を持って行動すれば、何かあっても冷静に対処できますし、空いた時間で一息つけるので心の整理ができます。

成功する

成功者やお金持ちはみな早起きです。その理由は、朝は自分の時間に費やせるからです。日中は色んなところを飛び交ったり色んな人と会ったりして忙しく仕事をしている人たち。そんな人達は唯一自分一人の時間にできる朝を大切に、有意義に過ごしています。朝の誰にも邪魔されない時間に自分自信と向き合い、自分を見つめ直し、色んな事に整理をつけています。これが成功に繋がっているのです。
また、朝は一日の中で一番頭が冴えていることを知っています。朝起きたばかりの脳はすべてリセットされています。リセットされていて情報の少ない状態である朝、この時間に入れた記憶は長期的に覚えていられるものです。ですから、朝に勉強をしたり、自分自身を見つめ直すと、それが長期的な記憶となり、先々に繋げていけるのです。

体調が良くなる

朝日を浴びるとセロトニンが増えます。セロトニンには体調不良を改善する効果もあります。
例えば偏頭痛や腹痛が改善されたり、倦怠感がなくなる、うつ病や精神病が改善されるなど自分自身ではコントロールできない体調不良や精神疾患も、このセロトニンが増えることで改善されるのです。

早起きをする習慣

朝日を浴びる

朝起きたらまず日光を浴びる

朝日を浴びることでセロトニンが分泌されます。セロトニンは眠っていた脳機能や体内機能にスイッチを入れてくれる役割があります。少しボーッとした状態でも二度寝せず、体を起こしてカーテンを開けて朝日を浴びましょう。数分するとだんだんと体が起きてきます。

寝る1時間前はスマホを見ない

良質な睡眠を取るためには寝る前にスマートフォンやパソコンを見る事は良くありません。人は寝る時間に連れて服交感神経が優位になっていくのですが、ブルーライトは人の脳を刺激するので交感神経が高まってしまいます。
また、調べ物をした情報が頭に入ってくると脳は働き始めてしまいます。興味を持った事柄は次から次へと調べたくなってしますよね。そうすると脳はだんだん冴えてきてしまいます。まさにその行動が眠りを妨げてしまうのです。

寝る前に食べすぎない飲みすぎない

食べたものや飲んだものは必ず消化が必要です。寝ている間にもその器官は動き続けています。食べ物の消化には少なくとも30分~1時間は必要です。食べた後にすぐに寝ても、食べたものを消化するのに身体は眠れません。身体自体は寝ていても身体の中は働き続けているので、一見眠りについているようでも深い眠りにつくことができないのです。
もしどうしても夕飯が遅くなってしまうようなら消化の良いもので、少なめに済ます、飲み会を減らすなどして最低でも寝る1時間前には食事を済ますようにしましょう。

やりたい事は朝にする

メールを返す、本を読む、勉強をするなど、やりたい事は朝にやりましょう。朝は頭が一番冴えている時間です。また、寝ている間に脳はリセットされますので、情報が入りやすい状態になっています。テスト勉強は朝にした方がいいというのもそういうことですね。
ですから、朝に取り入れた情報は長期の記憶として頭に残りますし、頭が冴えているので大切なメールを返すには最適な時間となります。

夜に連れて副交感神経を優位にさせる

人は昼間は交感神経が優位になり夜は服交感神経が優位になります。服交感神経が上手く優位になってそのまま眠りにつければ良い睡眠を取ることができます。
暑すぎるお風呂、寝る前の筋トレや運動、寝る前のスマホは交感神経を優位させてしまいます。夜9時過ぎたら間接照明にする、スマートフォンやパソコンは夜は控える、音楽を聞いてリラックスする、ストレッチをしてリラックスするなどして服交感神経を優位にしましょう。

生活リズムを変えて快適に過ごそう

朝早起きをすると精神的にも肉体的にも様々な良いことがたくさんあります。健康や美容にも効果があります。
生活習慣を改善するには2週間あれば身体は慣れてきます。朝早く起きる習慣を身につけて快適に生活しましょう。