2017年3月15日更新
心配性を治したい!心配性を改善する克服法を教えます
世の中には、様々な性格の人がいます。あなたは、自分が心配性だなぁーと感じることはありませんか?小さなことでもすぐに心配になってしまったり、常に心配事を抱えているとストレスにもなり兼ねませんよね。しかし、心配するということは必ずしも悪いことばかりではありません。メリットもあります。そんな心配性のメカニズムを学びつつ、心配性を克服する方法を考えていきたいと思います。
心配性とは、どんな性格なのか
よく心配性という言葉を耳にしますが、心配性な人というのはどのような性格の持ち主なのでしょう。そもそも心配性の根本にある「心配」とは一体何なのでしょうか。
神経質である
周囲のことがよく見えていて、些細なことでも気になってしまう性格の人は心配性になりやすいです。鈍感な人に比べて様々なことに気が付いてしまうので、そのぶんだけ心配事が増えてしまうのです。余計なことに気を取られ心配になってしまいますから、気軽に行動が出来なくなってしまいます。また、いつまでも過去のことに執着してしまう性格でもあります。過去の失敗をなかなか忘れることが出来ずに、その失敗をトラウマとして持ち続けてしまう人が多いのも特徴です。そのために「また失敗してしまうのではないか」といった心配の原因になってしまうのです。
ネガティブ思考
何に対してもネガティブな発想をしがちな人は、その恐怖で行動が出来なくなってしまいます。こういった性格の人は必要以上に物事をマイナスに考えてしまいますから、心配事も増え過剰にストレスを抱え込んでしまうことでしょう。
内向的な性格の持ち主
内向的な性格の持ち主というのは、小さなことでもクヨクヨとしてしまいがちです。また他人とのコミュニケーションを取るのが苦手で、悩み事を一人で抱え込んでしまいます。すると、ちょっとしたことでも重大な問題と問題だと考えるようになり被害妄想が大きくなってしまうのです。そのため、心配事もどんどん大きくなってしまうのでしょう。
完璧主義者である
何事にも完璧を求める完璧主義者の場合、少しの小さなミスでも許せなくなってしまいます。また、予想外の事態が起こらないだろうかと過剰に心配をしてしまうのです。何かしらの失敗への恐怖心が強いため、些細なことでも常に心配が付きまとうのです。
心配性のメリットとは?
準備を怠らない
心配性の人は「何かあったらどうしよう」と考えるので、そのためにも準備をしっかりする人が多いと思います。例えば旅行に出掛ける時も、体調を崩すかもしれないことを見越して薬を用意したりリラックスできるグッズを持って行ったり。先を見越してしっかりと準備ができるといったメリットがあります。
慎重さを持っている
心配性でなくても、少なからず明日や将来への不安は抱えているもの。それが心配性の人ともなると、ちょっと過剰に心配をするようになります。そんな心配性な人というのは、何事も慎重に行動をすることが出来るのです。大きな冒険をしません。冒険はせずに確実な道を歩くといった点では、慎重に行動をするというメリットに繋がります。
気遣いが出来る
心配性の人は繊細な性格の持ち主が多く、周りの人間の感情の変化などには非常に敏感です。人の動きや声の出し方、表情から様々なことを読み取れます。周りをよく見ていて周りの変化に敏感に反応できるということは、自分が何を求められているのかをしっかりと把握していることになります。そのために、周りに対して的確な気遣いが出来るのです。
心配性のデメリットとは?
精神的に不安定になる
ちょっとしたことでも心配になってしまうということは、それだけストレスを抱えることになります。つまり、精神的にも不安定になってしまいますよね。過度の心配性というのは、あまり良いものではありません。
ネガティブな人間になってしまう
心配性の人間というのは、ネガティブな思考になってしまいがちです。常に不安に捕らわれてしまうというのは、将来的に見ても上手くは生きられません。
チャンスを逃してしまう
慎重にひとつひとつを選択して行動するというのは悪いことではないのですが、あまりに慎重に進み過ぎると大事なチャンスを逃してしまうこともあり得ますよ。
心配性を克服するためには、どんな方法があるの?
ポジティブな言葉を発する
心配性を克服する方法を一言で言えば「ポジティブシンキング」を身に付けるといったことになるでしょう。とはいえ、いきなりポジティブになりなさい!というのは無理な話です。せめて、日頃から「大丈夫・安心・出来る・やれる」などといったポジティブな言葉を発していく努力をしていきましょう。
成功したイメージを持つ
何事も上手くいき成功したイメージを頭の中で思い描くことも、心配性には有効なトレーニング方法です。成功したイメージを上手に思い描くことが出来れば、徐々に心配は減っていくはずです。
表情を明るくして、姿勢を正す
心配性の人は、常に何かしらの不安を抱えています。すると、人間はどうしても俯きがちな姿勢になってしまいます。これは、意識的に変えていきましょう。口角を上げて表情を明るくし、背筋を伸ばしてシャキッと立つのです。こういった表情や姿勢を保つと、自然に気持ちも前を向いていくものです。
ネガティブな想像はしない
心配性の人は、過剰にネガティブな想像をしてしまっている人が多いです。しかし、ネガティブな発想というのは何ひとつ良いことを生み出しません。時間の無駄なのです。ネガティブな発想に気持ちに持っていかれないよう、明るく前向きな考えを心掛けましょう。
心配なことを言葉に出してみる
頭の中で考えている心配なことを、思いきって言葉に出してみませんか?言葉にすることで、頭の中が整理することが出来ます。すると、自分が思っていたよりその心配事が大したことではないと分かることもあるんです。心配事を心の中に止め込まずに、声に出してみることもオススメします。
心配性は克服できます!
心配性の人はちょっとしたことでも不安を感じてしまい、ストレスを抱え込んでしまうことも少なくありません。しかし、意識的にポジティブな考えを持つことで克服することも可能なのです。心配性を上手く克服して、前向きに進んでいきましょう。