2018年4月25日更新
こだわりが強い人の特徴やその原因と、対処法をご紹介
こだわりの強い人は、自分の好みがはっきりしていて、ある意味気持ちのいい人とも捉えられますが、場合によっては、本人も周りも息苦しさを感じることもありますよね。ここではこだわりが強い人の特徴や対処法について見ていきます。
こだわりが強い人の特徴や原因とは?
食べ物、インテリア、娯楽に恋愛と、あらゆる面においてこだわりを貫く人っていますよね。ここではそんなこだわりが強い人達の特徴や原因ついて解明していきます。
何よりも自分の価値観を貫くことが大切だという考えの持ち主
こだわりの強さは、言い換えると、自分の価値観を貫く意志の強さと言えます。例え自分の価値観が世間のそれとはずれていて、人から馬鹿にされるようなことがあっても、自分の意思を曲げない強さをもっている人などは、とにかく自分の考えにこだわりがある人なのです。
この意志の強さは、こだわりが強いことのメリットと言えそうです。現代人は、周囲の意見や環境に流される人が多い中、個性も光り、魅力にもなり得ます。
一方、デメリットになるとしたら、それはその頑固なところですね。柔軟性がないため、「気難しい人だ」と思われることもあるでしょう。
こだわりを持つことは自分らしさを貫くことだという自負がある
こだわりを持つことに自信を持っていて、自分らしさを貫くことはすばらしいことだという自負があります。そのため、誰になんと言われようともへこたれることなく、我が道を突き進むので、一部の人からは憧れの対象になることもあるかもしれません。
一度気に入った物や人に執着しすぎるという特徴も
こだわりの強さは自分ではなく、他者や物に向かうこともあります。この場合、相手が迷惑を被るようなこともあるでしょう。こだわりはいつしか執着となり、相手を縛り付けるようなことも。ストーカー化する人はこの特徴が強い傾向もあります。また、粘着質な性格であることも少なくありません。
こうと決めたら猪突猛進な性格が原因……柔軟性に欠けている
こだわりが強い人は、こうと決めた相手や物には一直線に全力で突き進む、猪突猛進なところがあります。まっすぐなところは魅力ですが、柔軟性に欠けているという欠点も。視野が狭く、周囲の人の助言を聞き入れることがあまりありません。
こだわりが強い人への対処法ってあるの?
こだわりが強い人を相手にしていると、こちらが疲れてしまうことがほとんどかもしれません。しかし、大事な人のこだわりの強さで悩んでいるのなら、お互いになんとかしたいと思っているのかもしれません。ここでは、こだわりが強い大事な人への対処法をご紹介します。
こだわりが強い人は、心に不安事があるとき、特にそのこだわりが強くなる傾向があります
こだわりが強い人を簡単にイメージするために、おもちゃで遊ぶ子どもを想像してみてください。小さな子どもは、好きなおもちゃが大体決まっています。同じ乗り物系でも、電車、バス、重機系など、その子どもによってこだわるところが違いますが、大抵はどこかに偏っているものです。
このように、子どもは自分が好きなおもちゃを集めて、ひたすらそれで遊び続けるものなのですが、大きくなるにつれ、視野が広がり、おもちゃの種類も増え、友達とも関わるようになっていくのが普通の成長です。
さて、大人の話に戻りますが、こだわりが強い人というのは、まるで子どものように、ひとつのことにこだわらないではいられない何かを心に持っています。それは、不安感であることが多い。コンプレックスや、精神的な何かが隠れていることもあります。それが強くなればこだわりも強くなる傾向もあるようなのです。
こだわるポイントを拒絶したりこちらが苛立つと、事がややこしくなり、トラブルのもとになります
もしあなたの大事な人が、一定のことにこだわりを見せている場合、あなたはそれを拒絶しないことをおすすめします。一つのことにこだわっている人を見ると、イライラする気持ちになることがありますが、その苛立ちをぶつけると、事がややこしくなるだけです。
こだわる人に、その難点を指摘することは、相手の不安感やコンプレックスを逆なでするだけなので、できるだけそうっとしておくことが大切です。
少しでも心が楽になるように取り巻く空気を優しく軽くしてあげる
こだわりをなくしてあげたい、という気持ちはわかりますが、指摘しても逆効果、というのは先述した通りです。では、彼らにしてあげられることはあるのでしょうか。
彼らは心につらいことを抱えていることがほとんどです。それを自分で慰めるために、一つのことにこだわりを見せるのです。それならば、少しでも彼らの心が軽くなるように、彼らを取り巻く空気感を優しいものにしてあげてはどうでしょうか。
彼らのこだわりを責めるのではなく、優しく包み込むことで、安心してこだわりを手放せるような環境をあなたが作ってあげられたら良いですよね。
こだわる内容が家庭内や限られた空間でだけなら、受け入れてあげて
さて、もしもこだわりが強い人のこだわる部分が、家庭内や限られた空間だけということなのであれば、受け入れてあげることをおすすめします。もしかしたら、彼らは外と内とでバランスをとりながら、生きやすい生き方を追求しているのかもしれないからです。
あなたの大事な人や恋愛相手がこだわりの強い人だということであれば、優しく見守ることが何よりも大切であることを、お忘れなく。ましてや結婚を考えるような相手と言うことであれば、人生を共にするわけですから、相手の価値観を敬うことは非常に大切なことです。
まとめ
こだわりが強い人は、心に不安を抱えた人です。大事な人がそのような人の場合、あなたはできるだけ大きな心で、優しく包み込む気持ちで接してあげてほしいと思います。