2017年1月10日更新

器が大きい人になるには?器が大きい人になるための習慣5選

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  1. 目次
  2. 器が大きいとは
  3. 器が大きい人の特徴
  4. 器が大きい人間になるには?5つの習慣
  5. 心に余裕を持ち、器の大きな人間になろう

器が大きいとは

「小さなことをいちいち気にせず、多少のことで苛立ったり怒ったりしない人。」と出てきますが、ただ人に対して優しい、ただ小さなことを気にしないとは少し違います。

器の大きさのベースとなっているのはその人の心の余裕、心の広さです。
人を許すことができ、人の価値観を受け入れることができます。ですからどうでもいいことにに目くじらを立てたり些細なことに腹を立てたりせず、また自分の成功を人に見せつけたり自慢するようなことはしません。
また、良いことは良いと褒めることができ、悪いことは悪いと怒ることもできます。これは単なる感情ではなく、その人への愛情です。

器が大きい人の特徴

感情をコントロールできる

人は嬉しい時や楽しい時より、何か嫌なことがあった時、自分に対して都合が悪くなった時や不利なことがあった時に周囲に影響を及ぼすほど感情が出やすいものです。
器の大きい人は自分にとってマイナスなことが起きても自分本位に感情を出すことなく、周りを気遣う事ができます。また自分の成功を人に自慢したりせず、自分の成功はお陰様だと感謝することができます。

ありのままの自分を受け入れている

自分の長所も短所も客観的に見ることができ、それを受け入れています。ありのままの自分を受け入れられていると人と比べたり、人を妬んだり僻んだりしません。ですから、人を褒めることができ、人の成功を喜ぶことができます。また人から何かを言われても動じませんし、自分の過ちも素直に認めることができます。

誰に対しても分け隔てなく対応できる

他人に対して自分より上とか下を比べたり、勝ち負けを争ったりしません。ですから人によって態度を変えることがありません。人を自分の都合のいいように扱ったり、その人に合わせた態度をとったりしないでどんな人にも同じように対応することができます。

視野が広い

誰かと争ったり、誰かに認められたい、好かれたいという気持ちがないため、心に余裕があります。ですから相手の気持ちを読み取ることができたり、どんな状況になってもそれを受け止めて柔軟に対応することができます。また様々な角度から物事を捉えることができるので、自分の価値観を人に押し付けるのではなく、他人の価値観も受け入れることができます。

色々と経験している

器の大きい人は色んなものを見て、色んな人と出会って、様々な経験を積み重ねています。それには必ず失敗も成功もしています。だからこそ色んな事を客観視することができるようになり、様々な角度から物事を見られるようになります。

器が大きい人間になるには?5つの習慣

ありのままの自分を受け入れる

人を許せるようになる、受け入れることができるようになるにはまずはありのままの自分を受け入れることです。自分を客観視し、良いところも悪いところも認めましょう。特に短所を隠そうとすることは他人と比べたり、承認欲求が強くなる原因にもなります。
また、日本人は自分の長所を認めることが苦手でついつい引け目になってしまい自信が持てない傾向にありますが、長所を認めることができると自信が持てるようになります。
ここで大切なのは「自分をしっかり客観視した上で自分を受け入れること」です。

人を褒める

人と接する時はその人の良いところを見つけるようにし、積極的に人を褒めるようにしましょう。その人の良いところを見つけられれば、悪いところが見えてもその人を受け入れられるようになります。

「ごめんなさい」を言えるようになる

何かミスをした時、注意をされた時に言い訳して人のせいにしたりせず、自分の過ちを素直に認めることです。このときに感情的にイライラしたり落ち込んだりしないこと。ミスをしたり注意をされることは決して恥ずかしいことではありません、誰にだってあることです。冷静にその事態を捉えて、自分の過ちを素直に認めましょう。

小さなことは流す

小さなことにイライラしたり、どうでもいいことに目くじらを立てないことです。多少のことは「まぁいいか。」と受け流しましょう。大きかれ小さかれ、自分の想定外のことが起こることは日常茶飯事です。その小さなことにいちいち気を立てていては感情が定まりません。視野も狭くなります。小さなことはサラッと受け流しましょう。

常に視野を広げ、冷静でいること

視野が狭く心の余裕がない状態では、何か自分が想定していない事態が起こった時に慌ててしまい心の余裕がなくなり、視野が狭くなります。それがイライラしたり、人に自分の価値観を押し付けたり、理不尽な発言をする原因になります。
何か起きても冷静に対処できるよう、常に視野を広げて物事を捉えていきましょう。

心に余裕を持ち、器の大きな人間になろう

器の大きい人間は人から信頼されますし、何より自分が成長し続けることができます。
色んな経験をして、色んなものを見て、失敗もたくさんしているからこそ人の器は大きくなるものです。器が大きい人間になりたいからといって頭でっかちにならないように。まずは何事も失敗を恐れずやってみること。小さな経験、小さな失敗や成功を繰り返す事で心に余裕が持てるようになります。
器の大きな人になって、人間として成長していきましょう。