2017年2月27日更新

見栄を張る人の心理状態が知りたい

あなたの近くに見栄を張って注目を得ようと必死な人はいませんか? そういう性格の人の近くにいると面倒くさいような、うざったいような嫌な気持ちになりますよね。ここではそういった見栄っ張りの人たちの心理について掘り下げていきます。

  1. 目次
  2. 見栄を張る人の特徴とは
  3. 見栄を張る人の心理や、そうなってしまう理由、原因
  4. 見栄を張る人との付き合い方
  5. 見栄っ張りは損をする?
  6. まとめ

見栄を張る人の特徴とは

見栄っ張りの人たちの特徴はとてもわかりやすいものばかりです。つまり、周囲はその人たちを見栄っ張りだと認識しやすいわけですが、彼らはそれでも見栄っ張りをやめません。

注目を浴びたいがために盛って話す

見栄っ張りの人たちは、とにかくみんなの注目を浴びるのが大好きです。逆の言い方をすると、注目を浴びない地味な立場を心の底から嫌います。ですから、話題の中心になるために、話を盛って話したり、自慢話をすることが多いでしょう。

大げさな身振り手振りで、事実を何倍にもして話をしますから、最初は皆、「すごい!」と言って話にくぎ付けになるかもしれません。しかし聞いている側はすぐに、その話は事実とは違うことがわかるので、大抵の人は白けた目を向けることになるでしょう。次第に、「あの人は大げさに話をする人だから、話半分で聞いておこう」などと思われていたりもするでしょう。

些細なことから大きなことまで嘘をつく

話を大きくすることにも通じますが、見栄っ張りの人は格好をつけるために、些細なことから大きなことまでよく嘘をつきます。嘘つきは信用されませんから、表面的には話題の中心にいるように見えても、陰口をたたかれるようなこともあるでしょう。

見栄っ張りになってしまう人たちというのは、目立つには嘘をつくしかないという悲しい人たちなのかもしれません。

見栄を張る人の心理や、そうなってしまう理由、原因

見栄っ張りの人たちの特徴が分かったところで、彼らの心理を掘り下げていきます。

自分を良く見せたい

見栄っ張りになってしまう人は、自分をありのままの自分よりも良く見せたいと思っているようです。その心理の奥には、ありのままの自分なんかでは人に見向きもされないなどと思っていることもあります。人間関係で優位に立ちたいから見栄を張ることもありますが、さみしい思いをしたくないがための見栄なのかもしれません。

とにかくかまってほしい

見栄っ張りの人は、とにかくかまってほしくてたまらないのかもしれません。そのためなら嘘をつくことに罪悪感がないのかもしれません。この心理の奥にも、独りぼっちがさみしい、といった思いが隠れていそうです。見栄を張らずにありのままの自分でいると、人が集まってきてくれない、と思うのかもしれません。つまり、孤独になることが怖いのかもしれませんね。

話題の中心でいたい

見栄っ張りの人は話題の中心でいることを好みます。中心にいれば、独りぼっちになることはないからです。ですから、話題を他の人に持っていかれることをとても嫌う傾向もあります。話題を誰かにとられたときは、自分が中心に戻れるように話を被せてくるようなこともあるでしょう。社会の一員としても、友人としても、あまり好まれる話し方ではないですね。

非常に寂しがり屋

彼らはとにかく、心の奥で非常に寂しがり屋であることがお分かりいただけましたでしょうか。孤独になりたくない、寂しいのは嫌だ、といった子供のような思いが駆け巡っているのかもしれませんね。わかる人が見ると、「大人として痛いな」と思われてしまうことも多いのではないでしょうか。

見栄を張る人との付き合い方

見栄っ張りの人と付き合うのは、なかなか大変かもしれません。相手が子供だと思って対応してあげるか、あるいは距離を置くことも自分の精神衛生のためには良いかもしれません。

子供のように寂しがり屋だということを理解してあげる

子供のように寂しがり屋で自分勝手な見栄っ張りさん。周囲に与える感情がどのようなものかということを想像できないくらい、自分中心の生活なのかもしれませんね。そんな人とのお付き合いは、男女問わずハードかもしれません。

それでも大事な友人なのであれば、こちらがどこまでも大人となって、接してあげることが必要です。寂しがり屋な面を受け止めてあげて、それでも悪いことは悪いと時にはたしなめてあげるのもいいかもしれません。見栄を張らなくてもそばにいてくれる人がいることがわかると、少しは変わるかもしれませんね。

大事な相手じゃないなら距離をおいても

そもそも、そんなに深い間柄でなければ、一定の距離を置いておつきあいするのもいいでしょう。見栄っ張りトークなどが始まったら、「ああ、また言ってるな」くらいに思うのが正解です。そもそも、見栄っ張りさんはその性質上、友達が少ないかもしれません。そう思うと、少しかわいそうですね。

見栄っ張りは損をする?

見栄っ張りは多くの人がそうであることに気づいていて、嫌われてしまうことがほとんどです。

盛った話も嘘もバレバレなことがほとんど
普通の大人なら、盛った話には気づきますよね。「この人今、話盛ってるな」と思ったときは、大抵話半分で聞いて、うのみにすることはありません。

単刀直入に言って、人に嫌われます
そんなわけで、多くの見栄っ張りさんは、陰ながら嫌われていることが多いでしょう。周囲の人は、直接は何も言わないでいることが多いでしょうが、陰では悪口を言われているようなこともあるかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。見栄っ張りさんはさみしさを隠し持っていることをおわかりいただけましたでしょうか。何はともあれ、どんな人もありのままの自分で人と接することができたら平和な世の中になるのかもしれませんね…。