2017年5月2日更新

人との距離感がつかめない…その特徴と上手な距離感の取り方について

あなたは、人との距離感をつかむのが難しいと感じたことはありませんか?仲間でも友達でも親子でも、距離感を上手く取るというのは意外と難しかったりもします。人間関係において距離感というのは近すぎても遠すぎてもいけません。そんな人間関係における距離感に関する特徴と、上手な距離感の取り方について考えていきたいと思います。

  1. 目次
  2. 人との距離感における感覚
  3. 距離感が近い人の特徴とは
  4. 人との距離感が遠い人の特徴とは
  5. 人間関係がうまくいく、距離感の取り方を考える
  6. 程よい距離感を保とう

人との距離感における感覚

他人とコミュニケーションを取る際、距離感の取り方が自分と似ている場合には居心地が良く感じるので嫌な印象を受けることは無いでしょう。しかし、相手が自分とは違った距離感の取り方をしてきた場合には不快に感じてしまったりするのは事実です。やたらと距離感が近い人もいれば、極端なほどに遠く感じさせる人もいます。人との距離感というのは難しいものですね。

距離感が近い人の特徴とは

まずは、距離感が近い人の特徴を挙げていきたいと思います。

自分から積極的に話ができる

人との距離感が近い人というのは、とにかく人が大好きで自分から積極的に話し掛けては仲良くなることが出来る人です。このタイプの人は、他人とコミュニケーションを取るのが好きで会話をすることが一切苦ではありません。老若男女問わず、誰に対してもニコニコと笑顔で近寄り仲良くなろうとします。

考え方がポジティブである

考え方がポジティブなのも、人との距離感が近い人の特徴と言えます。人間関係において「仲良くなれない人はいない」と考えているくらいです。今はそれほど親しくないとしてもお互いのことを知らないからであり、もっと話をしていく中でいつか仲良くなれると信じています。仲良くなれると信じているので、始めのうちは手応えが無くても決してめげません。再度アタックをして相手の心を開くことに長けていたりもします。相手もその人懐っこさに押されて、自然と仲良くなっていくのです。

人が集まる場所が好き

人との距離感が近い人は、とにかく人が多く集まる場所へ行くのが大好きです。人が好きなので飲み会やパーティーなどがあると積極的に出向き、自分自身も一緒にその場を楽しみたいと考えています。人が集まっている場所で多くの人に話し掛けて仲間や友達を作り、親しくなることで人間関係を広めていく。とにかく、どんな時でも人と接することを恐れないのが距離感が近い人の特徴です。

共感する能力が高い

人との距離感が近い人は、共感する能力が高いのも特徴的です。相手が悲しんでいる時には自分も悲しみ、相手が嬉しそうな時には自分も心の底から喜びます。共感能力が高い人間というのは「この人は自分と同じように喜んだり悲しんだりしてくれる。この人なら信じられる!」と思ってもらえるので、いつの間にか友達や仲間を増やしていくことが出来るのです。

寂しがり屋である

人との距離感が近い人は、寂しがり屋であるといった一面もあります。常に誰かが居てくれないと寂しいので、人との距離を縮めて側にいようとするのです。このタイプの場合は、人との距離感が近すぎてしまうケースが多いです。ほんの少し厄介かもしれません。

人との距離感が遠い人の特徴とは

次に、人との距離感が遠い人の特徴を挙げてみたいと思います。

疑い深い性格である

人との距離感が遠い人というのは、疑い深い性格であり他人を簡単に信用しないといった特徴があります。相手を信用するまでに時間が掛かるのです。誰かに心を開くのが苦手といった一面もあるため、結果として相手と距離を取ってしまいがちになるのでしょう。

人と距離を置きたい

べったりとした人間関係を苦手としているために、人との距離感を意識的に遠くしている人もいるでしょう。誰かと馴れ合ってつるんでいるよりは、一人でいる落ち着いた時間を過ごしていたい。そういった思いが先行して距離感を遠くしてしまっているのです。

プライベートに踏み込んで欲しくない

プライベートに踏み込んで欲しくないと思ったり、自分に関して詮索されるのが嫌で他人との距離を遠ざける人もいるかと思います。特に、男性には多いのではないでしょうか。決して心を閉ざしているわけでは無いのですが、ズカズカと自分のパーソナルスペースに踏み込まれるのは嫌なのです。

人間関係がうまくいく、距離感の取り方を考える

それでは、人との距離感が近い人と遠い人の特徴を知ったうえで人間関係が上手くいく距離感の取り方について考えていきたいと思います。

「近い」と「遠い」の間の関係を知る

人との距離感というものは、近いと遠いとの2つに分かれるのですが…その極端な考えが、人との距離感がつかめない原因へと陥ってしまっている場合があります。人との距離感が上手く掴めない人は、その「間」の関係があるということを知ることが大事だと言えるでしょう。例えば共通の趣味で繋がっている仲間なのであれば、それ以外のプライベートな部分を根掘り葉掘り聞いたり踏み込むことはしない方が良いのです。相手との程よい距離感というのを大切にしましょう。

普通を心掛けて接すること

円滑な人間関係を気付いていくためには、誰にでも普通な態度で接するのが一番です。相手によって態度を変えたり嫌われたくないからといって媚びたりしていれば、きっとあなたの不自然な対応に違和感を感じるはず。人との距離感を上手く取るためには、ごく普通に接して自分の中にある優しさを振りまくことが出来ればそれだけで十分なのです。

程よい距離感を保とう

人との距離感をつかむのは難しいです。近すぎても遠すぎてもいけません。しかし、それぞれの特徴を理解していけば上手く円滑な人間関係の距離感を保つことも可能なはずです。相手のことを想いながら、程よい距離感を保つ努力をしましょう。