2018年6月3日更新

礼儀正しい人の特徴とは! 礼儀正しい人になるにはどうすればいい?

礼儀正しさは、その人の品格そのものと言っても過言ではないかもしれません。ここでは、礼儀正しい人の特徴と、礼儀正しい人になるための方法をご紹介します。

  1. 目次
  2. 礼儀正しい人の特徴をご紹介
  3. 礼儀正しい人になるにはどうすればいい?
  4. まとめ

礼儀正しい人の特徴をご紹介

礼儀正しい人には、いくつかの特徴があります。あなたの周りも、こんな人がいるのではないでしょうか。表面的な部分だけでなく、品格のある人の特徴をご紹介します。

どんな相手に対しても丁寧な言葉遣いをする

日本語は、丁寧に敬語と謙譲語を用いることで、非常にきれいな文脈になります。日本人らしさは、このきれいな言葉に現れます。そして、礼儀正しさは、言葉遣いと比例します。

どんな相手に対しても、丁寧に紡いだ日本語を使える人というのは、誰の目からも素敵に映ります。きれいな言葉を使うと、自然と動作も落ち着き、丁寧になります。礼儀正しさとは、一つひとつの動作と言葉を、相手を思いやって発することを意味するのです。

気持ちのいい挨拶を欠かさない

礼儀正しい人は、いつも気持ちのいい挨拶をしてくれます。誰に対しても分け隔てなく、微笑んで挨拶をすることができる人なのです。

これは、挨拶が相手の心の扉をノックする力があることを知っているからです。知人だけれど、あまり話したことのない相手だから気づかなかったふりをして挨拶をしなかった、というような経験は誰しもあるかもしれません。しかし、礼儀正しい人というのは、どんなに浅い関係の相手にも挨拶を自らしにいくでしょう。

これは、相手を思いやっての行動です。相手がもし、自分の存在に気づいていたら、挨拶をされなかったときにもやもやした気分にさせてしまうからです。もしも相手が自分のことをわからなかったとしたら、それはそれで仕方ないと受け止める覚悟もあります。つまり、挨拶は全て相手のためにしているというわけです。

基本的に腰が低い態度なので、相手に好印象を持たれやすい

礼儀正しい人にとって、礼儀は相手のためのものです。相手に気分よくいてほしいがためのものなので、基本的にはいつも腰が低い態度で人と接するでしょう。そのため、誰からも好印象を持たれます。

逆の言い方をすれば、初対面の相手などに対して、丁寧に、できるだけ腰を低く対応すれば、好印象を持たれるようになるということになります。

礼儀正しい人になるにはどうすればいい?

礼儀正しい人になる方法をご紹介します。まずはマナーを守ることからはじめ、日常をきっちりさせていきましょう。

一つひとつの行動を丁寧にするよう心掛ける

礼儀正しい人は、言葉、動作をとても大切にしています。気にせず物を言うと、人の心の中にずけずけと無神経に入り込んでしまうことにもなりますし、ガサツな行動では相手をあきれさせ、疲れさせてしまうこともあるからです。

つまり、一つひとつの行動を丁寧に心掛けること、焦らず、落ち着いて行動することがとても大切になるということなのです。

マナーを守り、言葉遣いをきれいにする

人としての最低限のマナーは守りましょう。席を必要としている人に席を譲ったり、店員に横柄な態度をとらないようにしたり、食事のマナーにも気をつけた方が良いでしょう。一つひとつを丁寧にやることがとにかく大事です。

また、言葉遣いが少しでも汚いと、礼儀正しくしたとしても、相手へ与える好感は半減されてしまうでしょう。言葉遣いをきれいにし、品良くコミュニケーションをとるよう、心掛けるのが良いでしょう。

日常こそ丁寧に、気持ち良く生活をして

いざ他者の前に出たときに、なんの迷いもなく、礼儀正しく対応するためには、日常から丁寧な生活を心掛けておくことが大切です。日常は適当で雑なのに、他者の前でいきなり礼儀正しくなど、できないからです。

日々を丁寧に、きちんと生きることは、誰でもない、自分自身のためです。気持ち良く毎日を送ることは、自分の心の健康のためにもとても良いはずです。

人との距離感の把握は思いやりそのもの

相手の気持ちも考えず、自分のペースに巻き込もうとする人がいます。彼らには思いやりと礼儀が欠けているのです。人には、誰にも触れられたくない部分が誰にだってあります。それを無視して、いきなり距離を縮めようとすることは、相手に対して失礼です。

礼儀は相手への思いやり……そのように考えてみてください。好意を持つ相手と心の距離を縮めるには時間がかかると受け止め、ゆっくり、丁寧に、礼儀正しくをモットーに関係を深めていくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。礼儀正しい人は相手への思いやりが深い人だということがお分かりいただけたでしょうか。あなたも日々を丁寧に生きることで、礼儀を身に着け、品格のある人間を目指してみてはいかがでしょうか。