2017年2月22日更新
頑固な性格がもういや!頑固な性格の直し方をご紹介
人の意見を取り入れられず自分の考えに執着してしまう頑固な人。めまぐるしく移り変わる近年の社会で生きていく中で、もっと柔軟な考え方ができればなあと自分でも思ってしまう頑固な性格。頑固な人の性格ってどんな特徴があるのでしょうか。頑固である原因をさぐり頑固な性格を直していきましょう。反対に、まわりにいる頑固な性格の人とお付き合いするのに困ってしまう場合、どのように頑固な人との接すれば問題なくお付き合いできるのかもご紹介します。
頑固な人の性格
融通性がない性格
頑固な人の性格のトップにあげられるのは、融通がきかないという面です。「これは絶対こうでなければいけない!」というような強い信念を心の中に持っています。これまでの自分の考えや価値観に対する自信と信頼を譲らず、新しいことを受け入れようとしません。これはこうだと一つの考えのもとで、単純にしか物事に対応できないことは、早いスピードで変化している今の時代を生きていくには、どんどん社会においていかれ、生きづらいことが生じます。
物事を決めてかかる性格
これはこうだ!と物事を決めてかかる性格の持ち主は頑固な人の性格です。自分の中でこれはこうだと最初から決めているので、人の意見に受け入れようともしないしません。また共感することもほとんどありません。たとえば亭主関白な男性は「女性は家事をするのは当たり前だ」「男子厨房に立たず」なんてことをこころに掲げている人がいます。こんな人は頑固な性格の男性です。近年女性の社会進出の多い中、子育ても家事も分担して生活しなければ結婚生活や子育てがうまくはかどらない中で、頑固な性格の男性はその性格を見直していかなければなりません。
わがままである
頑固な人はわがままな人が多いです。わがままなので自分の意見を押し通してしまう面があります。自分を強調し、自分の存在を理解させようとする欲求を強く持っています。自分の考えがいつも正しいと思っている性格をしています。そのため人の意見を受け入れず、自分の意見ばかりを通そうとするので、だんだん友達から仲間はずれにされてしまうことがあります。
頑固な性格の原因
幼児期のまわりの大人の影響
性格の形成は幼児期に影響されていることが大半です。頑固な人は子供の頃、親や育ててくれた大人の考え方が偏見的であったり、かたくなな教育であると、それを聞いて育った子供はその考え方に影響されて、かたくなな考え方を持ち、考えを譲らない頑固な性格となってしまうことがあります。たとえば「こうあるべきだ」という考えを持っている若者は、親や育ててくれた大人からその考えを受け継ぎ守っているからです。頑固な大人に育てられると頑固な性格になる傾向にあります。
うぬぼれる
成功して人にチヤホヤされたり、物事が自分の力でスムーズに運んで得意になっている時、人は頑固な性格なってしまい、他人の意見に耳をかさなくなります。たとえば仕事で大きな成功を収めた人に見られがちなことなのですが、成功した自分は偉い、自分は凄いと自分自身に惚れてしまい、まわりが愚かだとみてしまうことが原因で、自己主張が強くなり頑固になってしまいます。まわりが見えなくなり自惚れている人は頑固になってしまう人が多いです。
過去のトラウマ
過去に辛い経験をして心に傷をおってしまったことが原因で頑固になることがあります。これは再度自分が傷つかないように、自分を守るため人を信じず自分のことだけを信じてしまうために、人の意見を聞き入れない頑固な性格になってしまうのです。たとえば子供の頃に両親から虐待を受けた子供は、その心の傷が引鉄となってかたくなな心と他人を信じない精神が宿り、人の意見を聞き入れない頑固な性格になってしまうことがあります。「頑固じいさん」とか「頑固者」なんて言われているうちはまだイイですが、中には過去の辛い経験が原因となり、頑固であることが、社会に順応できない精神疾患となって心の病を患っている人もいます。
頑固な性格の直し方
世の中の変化に対応しようと心がける
自分の考えや習慣はなかなか変えられないものですが、絶対に正しいわけではないし、古くなって今の世の中に対応しないこともあります。めまぐるしく変化にとんだ近代社会。柔軟な気持を持たないととても生きづらいです。たとえば、最近はほとんどの人が連絡を取る手段にスマートホンを利用し、その機能もハイスピードで進化をしています。今を生きている私たちはそれに対応していかなければなりません。昔と今では連絡の取り方すら変化があるということ。簡単なたとえですが、頑固でいることは世の中にも遅れを取ってしまうということです。先端な考えについていけというのではなく、世の中の変化に順応していこうと心がけることで、便利な面を見つけて、新しい考えを受け入れようと心がけることは頑固な性格を直す方法です。たとえばニュースをよく見る、年齢の違う友達をつくることなどで、新しい世の中の情報へ視野を広げてみると、世の中の変化に気が付きやすくなります。
頭を休める
脳が疲れていると柔軟な考えがもてません。他人の考えを吸収するのには脳がいっぱい働き、多くのエネルギーを使います。柔軟な考えをするためには、自分の考えと他人の考えをマッチさせようと脳はエネルギーを使います。脳が素早く反応してくれることはそれだけ柔軟性がききます。老人に頑固な人が多いというのは脳の疲労が原因で回復が遅いため、人に意見を受け入れられず頑固になりやすいと考えられます。睡眠は十分にとり、疲れは上手にリフレッシュして頭の疲労を取り除くことは頑固な性格を軽減できる方法のひとつです。
人の話に耳を傾ける
自分の意見を押し通す前に、人の話に耳を傾けることは、頑固な性格を直していく方法のひとつです。こうだ!という自分の考えを持っている頑固な人にとっては、人に話を聞くことはなかなか難しいことかもしれませんが、世の中一つの考え方だけで回っているわけではありません。十人いれば十人の考え方があるものです。自分以外の人の話を聞いて、よく考えると、相手の意見の方がよく思えることもあいます。まずは自分の意見ではなく、人の意見に耳を傾けてみましょう。人の話を聞けるようになることは、社会にでて、仕事に就いてからも役立つことのひとつです。人と会話をする時はまず、「人の話を先に聞くこと!」ぜひ試して癖にしていってください。
まわりにいる頑固な人の接し方
意見を受け入れてあげる
頑固な人は自分の考えや価値観を持っていて、絶対に考え方を譲ろうしないので、あえて逆らわずに付き合うと、腹を立てることなく上手に付き合うことができます。こうでなくては絶対にダメ!と思っている人に、否定する意見を言ってしまっても、さらに反論してくるに決まっています。そんな頑固な人と接する時は、否定するのではなく、相手の意見を尊重し共感する態度を示して、いったんは相手の意見を受け入れる態度をとりましょう。そのあとでこちらの意見を持ち出すと、意外に頑固な人と衝突することなく話をすることができます。
小さいことから大きい話題に持っていく
頑固な人を説得しなければならないとき、上手な話し合いの仕方は、まず絶対に受け入れてもらえるような小さい意見を頑固な人に持ちかけそれに納得してもらってから、本題をもちかけるとスムーズに説得できるときがあります。逆に納得してもらいたい問題より大きい話を持ちかけ、まるでNOと返事をもらっておき、本題をもちかけると、本題を楽に受け入れてもらえることもあります。頑固な人に持ちかける話題の大きさを考えて、どちらの方法がいいか見極めて話を持ちかければ、頑固な人と上手に接することができて説得することができます。
生きざまを考える
頑固な人の生きざまを知ることで、相手を理解することができて、かたくなな考え方に共感できることがあります。相手のこれまでの生活や生き方を知り理解すると、相手の考え方や価値観に共感することができ、これまで感じなかったが頑固な人への親近感がわいてきます。心のつながりが持てることで相手も心を許して、話がスムーズに運ぶことがあります。
頑固な性格を直して柔軟な考え方をしよう
融通がきかず自分の意見を曲げない頑固な性格の人は、その性格を改善して柔軟な考えをもつと生きやすくなれます。自分の考え方だけが正しいわけではありません。頑固な性格を直してこれまでとは違う考えにふれて、自分の世界を広げてください。そうすることできっと今よりずっと生活しやすくなりますよ。頑固な性格は自分で意識して直していかなければなかなか改善できません。頑固な性格を改善して直していきましょう。そしてもし自分のまわりに頑固な人がいたら、腹を立てて喧嘩をするのではなく、相手を受け入れ理解して上手に接していきましょう。