2017年7月12日更新
お見合いを断りたい…お見合いの断り方やマナーを教えます!
お見合いをしてみたいけれど不安であったり、いざお見合いをしたのだけれど断りたいと悩んでいる方はいらっしゃいませんか?お見合いの断り方やマナーって難しいですよね。今回は、そんなお見合いについてあれこれ探っていこうと思います。
最近のお見合い事情とは
お見合いと聞くと、なんだか古風なイメージを持つ人も少なくはないでしょう。しかし現代では、婚活の一種としてお見合いはかなり一般的になっています。最近では結婚相談所を利用する人も多く、お見合い自体がそれほど珍しいものではありません。合コンのような気軽なお見合い形式のものもあれば、両家が揃って料亭などで行う本格的なお見合いまで、スタイルは様々です。共通しているのは、お見合いをセッティングしてくれる仲人の存在があることでしょう。
お見合いに対する不安
お見合いを受けるかどうするか、悩む人は多いかと思います。それは、体験したことがないことなので不安に思ってしまうからではないでしょうか。どんなことをするのだろう、相手と会話が上手く弾まなかったらどうしよう、万が一タイプじゃない人だった場合にはどう断れば良いのだろう…不安は尽きません。また、職場の上司からの紹介だった場合には断る際に自分の仕事や立場に影響してしまうのではないかなどといった心配もありますよね。様々なことからお見合いに対する不安が増えてしまい、出来れば参加したくない!直接会う前にどうにか断りたい!なんて思ってしまう人も多いようです。
お見合いを断る際に気を付けるべきポイント
いざお見合いをして、断ることになったとします。お見合いの断り方として気を付けるべきことは、どのようなことなのでしょうか。2つほどポイントを紹介します。
相手の欠点は言わないこと
まずは、相手の欠点は言わないことです。普通に出会って付き合った男女の恋愛なのであれば「あなたの細かい性格が嫌いなの!」「あなたとの将来は考えられない!」などといった自由な言葉を使って別れを告げることは良いのですが、お見合いや縁談の場では絶対にNGです。それは紹介をしてくださった仲介人の存在もあるからです。
もし相手の欠点や傷つけるようなことを言ってしまうと「なんて酷い人を紹介されたんだ…」と相手に傷を負わせてしまいますし、仲介人の信頼を失くしてしまうことにも繋がります。ですから、相手への不満は自分の足りなさに置き換えてお断りすることが大前提です。
暗黙のルールを心得ておく
お見合いや縁談ならではの、昔ながらの暗黙のルールを心得ておくことは非常に大切です。時代と共に昔ながらのルールは変わりつつもあるのですが、覚えておくことに越したことはありません。
「お見合いの返事は仲介人を通すこと・お付き合いするかどうかは1ヶ月以内に決めること・お付き合いが始まったのなら3ヶ月以内には結婚を考えること」
主に、この3つです。友人からの紹介などカジュアルなお見合いならばここまでかしこまる必要はないかもしれませんが、特に職場の上司や年配の方から紹介された場合は、この3つが暗黙のルールとなっています。これらを実践するかどうかはあなたや相手次第ではありますが、仲介人はこのようなルールを期待していることは心得ておきましょう。お見合いというのは、普通の恋愛と違って何もかもが早く進められていきます。これは、結婚に至るまでの時間を無駄にしないためですね。
上手なお見合いの断り方<タイミング別>
相手と会う前にお断りをする場合
タイミングで言えば相手に直接会う前なので、いちばん断りやすいのではないかと思います。ただし仲介人によってはしつこくお見合いを勧めてくる人もいるので、意志の強さが必要です。断り方としては「拝見いたしましたが、もともと結婚を考えていないのでお会いすることは出来ません」もしくは「せっかくのお話なのですが、私にはもったいないほどのお方です」などが良いでしょう。
直接会った後にお断りをする場合
実際に直接会ってからお断りをしようと考えることは多々あります。基本的には、お見合いの中で最もお断りのタイミングとして多いのがココかもしれません。断る理由は様々でしょうが…相手を傷付けないこと、仲介人の顔を立てることが重要となる為、注意深くお断り人にすることが重要です。断る場合には、本人へではなく仲介人に伝えましょう。「とても素敵な方だったのですが、私にはもったいない方です」「性格や価値観が合わないようなので、お断りさせてください」などが妥当でしょう。あくまで、相手が悪いわけではなく自分には合わない・自分にはもったいないという部分を強調して伝えてください。
3回以上デートをしたうえでお断りをする場合
何度かデートを重ねたものの、お断りをするパターンも決して少なくはないでしょう。1回や2回会った時には気付かなかった相手の欠点に気付いてしまったり、どうしても相手との結婚が想像できないことはあるものです。この場合、相手も仲介者も結婚を具体化して意識しているタイミングでもあるので、お断りをすることで大きなショックを与えてしまうことが予想できます。ですから、慎重に言葉を選んで伝える必要があります。この際も、必ず本人へではなく仲介人に伝えてください。「何度かお会いさせて頂きましたが、どうしても結婚を考えることが出来ません」「とても素敵な方なのですが、ご縁が無かったということでお断りをさせてください」など。責任はすべて自分にあることにして、相手を傷付けることがないよう最大限の配慮を心掛けましょう。
ちなみに、メールで断るには…
基本的には仲介人に電話であったり直接お会いして、断りの主旨を伝えるべきです。しかしながら、最近ではメールで伝える人もいます。これは状況にもよりますが、決していけない行為ではありません。時と場合によっては、メールで伝えることもアリなようです。いずれにせよ、相手を傷付けないようこちらに問題があるといったように自分主体で伝えるようにしてください。
お見合いにはマナーが大切です
最近では、婚活パーティーに参加したり気軽にお見合いをする人も増えています。それはとても良いことなのですが、やはり最低限のマナーは大切にしなければなりません。お断りするなら尚更です。相手や仲介者に失礼がないよう、マナーには十分に気を配りましょう。