2017年4月13日更新

知ったかぶりをする人の心理や特徴、対処法について考えてみよう

知ったかぶりをする人は意外と珍しくはありませんよね?もしくは、あなた自身が知ったかぶりをしてしまう癖はないでしょうか。知ったかぶりをする人の心理や特徴を探っていくと共に、知ったかぶりをする人への対処法や知ったかぶりを直す方法について考えていきたいと思います。

  1. 目次
  2. 知ったかぶりをする心理や特徴
  3. 知ったかぶりは、信用を失くす危険性もあります
  4. 知ったかぶりをする人への対処法
  5. 知ったかぶりを直す方法とは
  6. 知ったかぶりは、程々に

知ったかぶりをする心理や特徴

まずは、知ったかぶりをする心理や特徴について挙げていきましょう。

自分を大きく見せたい

自分は何でも知っている!そんな見栄っ張りな性格の持ち主は、知ったかぶりをしてしまう傾向にあります。たとえ知らないことでも知っているふりをして、自分を大きく見せたい心理が働いているのです。自分を大きく見せたいがために知ったかぶりをしてしまう人というのは、薄っぺらい知識のもとに物凄く詳しいといった素振りを見せて、必要以上に自分を大きく見せてしまいます。そのため、とてもプライドが高かったり虚言癖があることも多々あるので注意が必要です。

強がりである

ライバルが存在したり喧嘩になってしまった時に、知ったかぶりをしてしまう人もいます。友達や家族や恋人との喧嘩で強がってしまい、つい知ったかぶりをしてしまった経験がある人も少なくないのではないでしょうか?人は引き下がれないような状況に直面した際、強がる心理から知ったかぶりをしてしまうもの。誰かに認めて欲しい時ほど強がってしまい、知ったかぶりをしやすい特徴にあるのです。

自分に自信がない

自分に自信がない人ほど「話題についていけない=仲間はずれ」といったネガティブな思考を抱えてしまいがちで、みんなの輪に入りたいといった心理が働いた結果として知ったかぶりをしてしまいます。友達との付き合いが苦手な人ほど知ったかぶりをして、輪に入ろうとする様子も見られますね。

何かきっかけを作りたい

この人と繋がりたい!繋がるきっかけが欲しい!そう思った時に、人は知ったかぶりをしてでも話題に共感しようとする傾向もあります。これは一目惚れなんかでもよくあることで、知ったかぶりだとしても話題に共感することによって何かしらのきっかけを作ろうとする心理が働くのです。少し強引なきっかけの作り方ではありますが、この賭けのようなきっかけ作りが今後の人生を大きく左右することもあるのです。

好意を抱いているから

好意を抱いている相手に対して距離感を縮めたり好感度を上げるために、話題に共感するというのはテクニックの一つでもあります。人は自分に共感してもらえると親近感が湧くといった心理が見られ、その心理的テクニックを使うために知ったかぶりをしている可能性も考えられます。

過去のトラウマがある

過去にいじめられたり仲間外れにされた経験がある人にとっては、知ったかぶりをすることが他人と繋がれるチャンスだと考えている節もあります。話題に入っていくことにより人間関係を保ち、仲間外れにされないようにと意識しているのです。壮絶な過去のトラウマが原因となり、過去のトラウマ=自分に自信がない=知ったかぶりをするといった構図が出来上がってしまっているのでしょう。

知ったかぶりは、信用を失くす危険性もあります

誰しも、多かれ少なかれ知ったかぶりをしてしまうことはあるかと思います。しかし、怖いのはそれが知ったかぶりだとバレてしまった時です。あまりにも多くの知ったかぶりは、相手との信頼関係を台無しにしてしまう可能性もあります。「あの人は、知ったかぶりばかりをする」といった見られ方をしてしまうのです。そうなると、抱かれるイメージはがらりと変わってしまうもの。知ったかぶりは、時に信用を失くす危険性もありますよ。

知ったかぶりをする人への対処法

それでは、知ったかぶりをする人に出くわした場合にはどのように対処すれば良いのでしょうか。対処法を考えてみたいと思います。

肯定も否定もしない

正直、知ったかぶりをする人に出くわした時には飽き飽きしてしまうことがありますよね。そんな時、最も被害が少ない効果的な対処方法は同情することです。相手は自分の存在価値を認めさせたり大きく見せることに躍起になっているわけですから「そっかー、凄いねー」と相槌を打ってあげましょう。あくまで、肯定も否定もしないのがポイントです。

根拠やデータを提示する

もしも相手が知ったかぶりな知識で話をしていることが分かった時、自分が相槌を打つだけでは会話が成り立たないこともあるかと思います。そんな時には、こちらからその話の内容の正しい根拠やデータを提示してみましょう。相手よりも自分の方がより深い知識を持っていることを知らしめれば、向こうはあらゆる話を知ったかぶりで話すことを控えるはずです。

知ったかぶりを直す方法とは

自分の知ったかぶり癖を治したいと考えている人も多くいるかと思います。そこで、知ったかぶりを直す方法についても考えていきましょう。

知らないものは、知らない

知らないものは知らないで良いんです。変に知ったかぶりをして後から恥をかくくらいなら、知らないということを正直に主張しましょう。知らないことがあるのは別に恥ずかしいことではありません。そう考えると、気持ちも軽くなって素直になれるはずです。

何事も勉強である

人生、いくつになっても勉強の連続です。知らないことがあったのなら、その度に学んでいけば良いのです。知ったかぶりをしてしまうのではなく、知らないことに出会うたびに「また知識が増えた!」とポジティブに考えてみましょう。

自分自身を基準に考える

仲間外れにされたくない!相手より自分を大きく見せたいから!と他人ありきに考えるのではなく、いつでも自分自身を基準に考えてみるのはどうでしょうか?誰かに合わさなければ!ではなく、自分は自分で良いのです。何事も、自分自身を基準に考えるように心掛けてみてください。

知ったかぶりは、程々に

誰しも、知ったかぶりをしてしまった経験はあるでしょう。また、周囲に知ったかぶりをする人もいたりするでしょう。知ったかぶりは、時として信頼を失うこともあるので安易に考えてはいけません。周りに流されて知ったかぶりをしてしまうのではなく、なるべく知らないものは知らないと言える勇気を持ちましょう。