2017年12月26日更新

自尊心が高い人の特徴&自尊心を高める方法3つ

自尊心が高くていつも堂々としている人があなたの周りにはいませんか? キラキラ輝いて、オーラ全開な人がいたら、どうしてそこまで自信満々でいられるのか知りたくなりますよね? ここでは自尊心が高い人の心理や特徴をご紹介していきます。

  1. 目次
  2. 自尊心が高い人は親の愛情を十分に受けて育った育ちの良い人
  3. 自尊心が適度に高い人の特徴は?
  4. 適度な自尊心を持つことが大事。自尊心を育てるためには? 高すぎる人は?
  5. まとめ

自尊心が高い人は親の愛情を十分に受けて育った育ちの良い人

自尊心の高さは、幼い頃の家庭環境の良し悪しで変わってくるものです。親から十分な愛情を受けて育った人は自尊心が高く、人に嫌味なく愛される傾向にあります。

自尊心は子供の頃受け取った愛による

自尊心は子供の頃に受け取った愛によって成長します。特に母親から愛情をたっぷり受けて育った人は、いわゆる育ちの良い人という感じで、誰からも愛される大人に成長することが多いでしょう。

愛情不足の人は自尊心が低くなって大人になってから苦労する

一方、母親から十分に愛情を受けずに育った人は、自尊心が低くなってしまう傾向にあります。自己卑下の感情も多く、大人になってから人間関係においても恋愛関係においても苦労することが多いでしょう。

自尊心が適度に高い人の特徴は?

自尊心は適度に高く持っていることが良さそうですが、そんな人たちの特徴について挙げてみます。彼らは自分自身に自信を持って人と関わることができるという特徴を持っているようです。

自信満々だけど嫌味がない

自尊心が高い人と言うのは、自分自身に価値をきちんと見いだせている人と言い換えることができます。しかも、過剰評価なく、ありのままの自分を見つめることができるので、周りに嫌味を感じさせることもありません。まさに健康な心を持っていると言って良いでしょう。

自己評価・自己肯定感が高い

自尊心が高い人は自己評価・自己肯定感が高く、自分の価値をしっかり理解しています。上司の評価や周りからのほめ言葉も疑うことなく、自分の評価として素直に受け入れて感謝することができるのです。

自信はあっても自慢はしないので友達が多い

自信はあっても、それは生きているうえで当たり前の認識に過ぎないので、敢えてそれを周囲に対して自慢したりすることもありません。したがって、周囲に無意識的に安心感を与えますから、友達が多くなる傾向があるでしょう。

無駄なプライドを持ち合わせない

自尊心が高い=プライドが高いと誤解されがちですが、決してそうではありません。自分の価値や能力を信じているのは自身の中でのことであって、それをプライド高い人のように周りに押し付けたりする気持ちは全くありません。

周囲にきちんと感謝できるし、目の前の一人を大事にできる

自尊心が高い人は、自分のことを認めることができているので、相手のこともきちんと受け入れることができます。目の前の人の存在そのものに感謝し、対等に関わることができるでしょう。このことは、人間関係を構築するうえで非常に大事なことになります。友人が多いだけでなく、人の上に立つリーダーとしての資質も備えていると言って良いでしょう。

他人の意見にもしっかり耳を貸す

自尊心が高い人は周りの人と対等でいようと考えているため、他人の意見にもしっかり耳を貸します。もし相手の意見が正しければ、それを受け入れる素養があるのです。

恋愛場面においても、相手の感情や心理状態に振り回されることなく、意図を真っすぐにくみ取ることができます。

失敗のリカバリーが早い

たとえ失敗した行動をしてしまったとしても、それを引きずってウジウジすることはありません。失敗の原因を分析し、同じ行動で失敗を繰り返さないために学習していく前向きな力があります。

適度な自尊心を持つことが大事。自尊心を育てるためには? 高すぎる人は?

自尊心は低すぎても高すぎても良くないものです。自尊心を適度に持つためには、自分自身を認めてあげることが大事なようです。また、自尊心が高すぎる傾向のある人は、高飛車な態度を直すだけでも周囲に与える印象は、ぐっと変わります。

一人でもできることを増やす

もしも、あなたが、幼い頃に十分な愛情を受けられなかったために、自尊心が低くなってしまったと自分で感じているのなら、今からでも対処することはできますから安心してください。大事なのは、自分に自信を持つことです。したがって、自分一人でもできることを増やして、それを自信に変えていってください。

一人でやれることが増えたら、その次は誰かと一緒にやれることを増やしてください。自分が相手に良い影響を与えることができることに気づき、自分の価値を見出すことができるはずです。

自分を認めてあげ、誰よりも大事にしてあげる

とにかく、自分が自分として生まれてきたことを誇りに思ってください。たとえどんなコンプレックスを抱えているとしても、それを含めた上でのありのままの自分を認めてあげることが大事です。あなたがあなたを認めてあげられないのに、周囲に認めてもらえるわけがないのです。

愛情は、満たされていないと周囲に注いであげることができません。もしも幼い頃に愛情を受け取ってこられなかったのなら、自分で自分を満たしてあげてください。意識的に「わたしは愛されるに値する価値のある人間だ」と思い込むことでも構いません。そうして誰よりも自分を大事にすることで、次第に周囲への感謝も生まれ、無理のない、楽しい人間関係や恋愛を進められるようになるのです。

高飛車に振舞ってしまう人は、自尊心が高すぎるのかも?

自尊心が低いのが問題なのはお分かりいただけたでしょうが、実は自尊心が高すぎるのもまた、問題があると言って良いでしょう。自尊心が高すぎるということは、自意識過剰で高飛車になってしまうということに繋がることもあります。

周囲が何となく自分の行動に引いている様子に気づいた時が、成長するターニングポイントです。態度を改める努力を重ねることで、高すぎる自尊心は適度な自尊心へと落ち着いていくはずです。

また、考え方によっては、高すぎる自尊心の裏側には、自尊心の低さが隠れているかもしれません。本当は自分に自信がないために、わざと強がっているのかもしれません。そういった深層心理を癒すためにも、高飛車な自分に気づいたら、その都度修正していくことが大事でしょう。ありのままの自分を見つめるために、頑張ってくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。自尊心は育った環境によって培われるものであり、高い方が周囲から愛されやすい傾向があることがわかっていただけましたでしょうか。しかし、自尊心が低くても、あるがままの自分を受け入れて認めてあげることから始めれば、きっと素敵な人生を歩むことができますよ。