2018年2月7日更新
見返りを求めない人の特徴と、なるための方法を伝授!
人に何かをしてあげたとき、その見返りを求めてしまいがちです。しかし、期待通りの見返りがないことも多々あり、その都度不満を感じていたら心が荒んでしまいます。だったらいっそのこと、見返りを求めない人になりませんか?見返りを求めない人の特徴となる方法をご紹介します。
見返りを求めない人の特徴を徹底解明!
わたしたちの周りにいる、見返りを求めない人の特徴をみていきましょう。見返りを求めない人は、感謝の気持ちを忘れず、自分の心にも相手の心にも正直な人と言えそうです。
協調性があり、損得勘定で行動していない
見返りを求めない人は協調性があります。その協調性は、見せかけだけではなく、心からのものです。つまり、人と協力して生きていくことを心から好みます。社交性があり、明るい性格の人が多いでしょう。
協調性のある人はたくさんいますが、それは見かけだけで、本心では損得勘定をしている人も少なくありません。人は多かれ少なかれ利己主義です。ですから、この人と仲良くしておけば自分の立場が守られるだろう、などと言った打算が人間関係にはどうしてもついて回るものです。
ところが見返りを求めない人はそういった損得勘定なく、ただ人の輪にいることが好きで、ただ人として社会の一員でいたいと思っているようです。彼らの協調性には裏表がないのです。
常に他者に感謝していて、日々の行動は恩返しのようなもの
見返りを求めない人、その人はどうやら、常に他者に感謝を忘れないようです。生まれてきたことに感謝、家族に感謝、友人に感謝、同量に感謝、と、感謝の想いは尽きません。
彼らにとっては、日々の行動は恩返しのようなものであることも。誰かのために何かをすることは、すでに、相手への恩返しで、感謝からくる行動であり、その行動に対する見返りなどは不要だと考えています。
自己承認できており、他者に対する評価も公平
見返りを求めない人は、適正に自己承認ができています。では、自己承認ができているということはどういうことでしょうか。簡単に言えば、自分が自分であることを認め、自分の能力や才能を受け入れ、自分に誇りを持っているということです。
自己承認ができている人合、他者に対する評価も込兵で、他者の価値観もきちんと認めることができるでしょう。自分や他人に対して、その存在や価値を認められる人は、自分に自信があり、また他者を受け入れる余裕もあるため、他者との関りの中で、醜い計算をする必要がありません。つまり、見返りを求めて関わることもないということになります。
見返りを求めない人になる方法
見返りを求めない生き方をして、人生をもっと楽しくしてみませんか。自己承認を高め、人のためになる生き方を追求することで、あなたの人生はもっと輝くのではないでしょうか。
人の頼み事や手伝いは自分のためだと思って進んで行う
無償で誰かの頼み事を聞いたり、困っている人を手伝うなんて、なんだか時間や労力ももったいないような気がしてしまうかもしれませんね。しかし、その考え方は少し、貧相かもしれません。実は、善行で得られる満足感は思っている以上に人を幸福にします。
人間はその字のごとく、人の間に生きるから人間と書きます。人としての本当の喜びは、人の間で生きることで初めて感じられるといっても過言ではないのです。それはつまり、人の間で人に協力したり、手を差し伸べること。何かの手助けをしてあげたとき、例え相手からお礼をしてもらえなくても、あなたの心は確実にあたたかくなります。
承認欲求、満たされていますか?
承認欲求が満たされていないと、人に対する目も濁ってしまいます。あなたは、優しくしてくれる誰か対して「偽善者だ」と感じてしまったことがありませんか? そして、そう思ったことに自己嫌悪。そんなことを経験しているかもしれませんね。
実は、見返りを求めない人と言うのは、きちんと自己承認ができているため、人を見る目がきれいなんです。そのため、心から純粋に誰かのために行動できますし、誰かの優しさもそのまま受け止めることができます。
自己承認するためには、自分にその都度「これでよし」と言ってあげること
自己承認を高めるためには、自分の行動にその都度「これでよし」と言って認めるのを繰り返すことです。「ご飯が上手にできた、これでよし!」「トイレを掃除した、これでよし!」「早起きできた、これでよし!」と言った感じです。
些細なことだし、当たり前のことだとしても、なんでも「これでよし!」と力強く認めてあげてください。これを繰り返すことで、あなたはあなたであることに感謝できるようになるでしょう。
そのときあなたは、相手のことも認めて、相手の存在に感謝することができるはず。きっと、見返りなんて気にしない人間になっているはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。見返りを求めない生き方をするために、まずはあなた自身をがっちり自己承認してあげることからはじめてみてくださいね。
▽偽善者との違いをチェック!
偽善者ってどんな人?偽善者の特徴や性格・心理とは