2017年11月15日更新
声が小さいと言われる、そのことで怒られることが悩みの方へ、その心理状況と対処法をご紹介
自分ではそんなつもりはないのに、周囲からは「声が小さい」と注意されたり怒られてしまうことを悩んでいる方へ、対処法などをご紹介します。一人で抱え込まず、やれることをやってみましょう。
声が小さいことにコンプレックスを抱える人の特徴や性格
自分では一生懸命声を張っているつもりなのに、周囲からは「聞こえない」「はっきり話せ」などと心ないことを言われて傷ついている人がいます。そういった人たちの特徴や性格をみていきましょう。
自分に自信がないという特徴がある
声が小さくなりがちな人は、どこか自分に自信がなく、おろおろしてしまう特徴があります。その声の小ささは自信のなさの表れなのです。
その様子が気に入らないと思うジャイアンタイプの人もおり、彼らに目をつけられるとやっかいな目にあってしまうこともあるようです。
性格は穏やかでのんびりしていることが多い
性格は基本的には穏やかで、のんびりしていることが多いでしょう。平和主義で、もめ事が苦手。なるべく面倒なこととは関わらないように世の中を渡っていけたらいいなと思っているようなところもあるのかもしれません。
せっかちな人や焦っている人が苦手という特徴も
おだやかで、平坦な毎日を好むため、せっかちな人や焦っている人が苦手だという特徴もあるかもしれません。言い方を変えれば、常に冷静で他人に無頓着でいたい、というようなところがあるのかもしれません。
自分のペースを乱されないように、感情の起伏を安定させるために、敢えて小声を意識するようなところがあるのかもしれません。
声が小さいことの原因は?
では、声が小さいことの原因はどこにあるのでしょうか? 声帯の問題、心の問題等が考えられるようです。
のどの力が弱い、もしくは発声方法が悪い
声が小さい人は、もともとのどの力が弱いこともあります。声帯の作りからして、発声が良くなかったり、発声方法が悪かったりすることもあるようです。
この場合、周囲から小声を責められたら、どうにもできない苦しみを味わってしまいそうです。
自分の発言に自信が持てない
自分の発言に自信が持てないために、小声になってしまう人もいるようです。これは、どんどん癖になっていき、次第に、どんな些細なことを発言するときにでも声が小さくなってしまうのです。周囲から注目されたくないことの現れかもしれません。
周囲に流されないために、敢えて小声にしているということも
自分のペースや波を大事にするために、敢えて小声にしている人もいるようです。周囲に流されないための、必死の抵抗なのかもしれません。
声の小ささを改善する方法とは?
声の小ささに悩んでいる人へ、ここではその改善策をお伝えします。発声練習や自己への暗示など、やれることは全部やってみましょう。
原因はのどにあるかも! 発声練習をしよう
声が小さい理由が声帯にあるのだとしたらどうでしょう。もちろん、外科的手術が必要な場合もあり得ますので、耳鼻咽喉科などで診てもらうことも良いでしょう。その結果、特に病気ではないとなれば、発声練習をして声を大きくしてみましょう。
発声練習にはさまざまな方法がありますが、ボイストレーニングなどに通って本格的に教えてもらうのも良いかもしれません。
また、声は腹筋を使って出すと大きくはっきりと発声されますから、筋トレなども効果があるのではないでしょうか。
カラ元気ならぬ、カラ自信をつけて自分を奮い立たせよう
自分に自信がなくて声が小さくなってしまうという人は、カラ元気ならぬ、カラ自信をつけてみてはどうでしょうか。
「わたしはやれる」「わたしにはできる」と自分に自己暗示をかけながら、発言をしてみてください。意外なほど、効果がありますよ。
もし、ただの暗示だけでは不安でしたら、お金はかかりますが、カウンセリングルームに行ったり、コーチングを受けてみるなどするのも良いかもしれません。まずは自己評価を上げてあげることが大事なのです。
カラオケは発声練習にもなるしストレス発散にもなるからおすすめ
小声の人に特におすすめしたい手軽な対処法、それはカラオケです。小声な人はカラオケを嫌う傾向があるようですが、それは声を出す楽しさを知らないからかもしれません。カラオケは、とても楽しいストレス発散法でもあるんですよ。
普段は大きな声が出ないという人も、マイクを使って声を響かせることで、「楽しい」と感じることができるようになります。はじめは恥ずかしさなどもあるかもしれませんが、慣れると気分の高揚感を感じるようになるのがカラオケです。是非、18番を見つけて、楽しんでみてくださいね。
まとめ
声が小さいことを悩み、周囲からの評価が気になってしまうと、どんどんドツボにハマりかねません。声は、発声練習や心持ちによって、改善されるものです。是非、自分に自信を持って、取り組んでみてくださいね。