2017年12月6日更新
しっかり者の特徴や心理を分析!真の「しっかり者」になる方法
あなたのまわりにもいる、しっかり者の特徴や隠された心理状態を分析!しっかり者の中には、脅迫観念に駆られて頑張り過ぎているという人も…!肩の力を抜いた本当の意味での「しっかり者」になることになる方法を伝授します!
しっかり者の特徴とは?
いつもまとめ役だったり、いるだけで安心感を与えてくれるしっかり者さん。彼らの特徴を見ていきましょう。
特徴1:しっかり者は周りをよく見る観察眼がある
しっかり者は、どこがしっかりしているのだと思いますか? しっかり者がすごいところは、周りをよく見る観察眼があるところです。いつも周りに対して、困っている人はいないか、輪に入れていない人はいないかなど、気を配っています。自然とリーダーシップをとっているように見えても、人知れず、気遣いをしている心優しい人なのです。
特徴2:しっかり者は正義感が強い
しっかり者の特徴として尊敬されることの一つに、その正義感の強さがあります。例えば誰かがいじめられていたり、ひどいことをされているときに「それはしてはいけないことだ!」と声を上げる勇気を持っているのです。
多くの人は、心の中では「いじめなんてやめたほうがいいのに……」などと良心を働かせているものですが、実際口に出して「NO!」と言える人は少ないです。声を上げて反対意見を言える人を、周囲は尊敬の眼差しで見るでしょう。もちろん、出る杭は打たれるということわざがあるように、そういう正義の人には敵も付き物で、彼らはそのこともわかった上で「NO」の声を出しているのです。
特徴3:しっかり者は己に厳しく、プライドも高い
しっかり者は周囲に気を配ったり、正しく心を磨いていたいという思いが強いです。そのため、己に厳しく、ストイックな面を持っているでしょう。自分に自信がある分、プライドも高いですが、周囲はそれすらもカリスマ性だと思い、認めていることが多いです。
しっかり者の隠された心理状態とは?
実はしっかり者さんの本音には暗い影が隠れていることもあります。人には二面性があるのです。
実は強迫観念に駆られている
しっかり者は、しっかりしてなくてはいけないんだと自分を追い込んでいることがあります。自分がしっかりしなかったら一体誰がこの役をやってくれるんだ、いや、誰もいないだろう、といった強迫観念です。物事を人に任せられないとも言えます。
本当は誰かに変わってほしいという心理も…
強迫観念は心を疲れさせ、体に無理をさせる原因となる考え方の癖です。そのため、しっかり者さんは実はとても疲弊していることがあります。本当はしっかり者の席を誰かに譲りたい、変わってほしい、と深層心理で思っていることも。
いつもしっかり者の友達が、疲れたような顔をしていたら、そっとしておいてあげてくださいね。「どうしたの?」などと心配すると、返って無理をしてカラ元気で乗り切ろうとしてしまうでしょう。強がりな面もあるかもしれませんね。
しっかり者になる方法が知りたいですか?
しっかり者さんは、己に厳しく、ストイックで、人知れずつらい思いも抱えています。それでもあなたはしっかり者になる方法が知りたいですか?
しっかり者はかなり無理をしていることもある
ここまで述べてきましたように、いわゆるしっかり者と呼ばれる人たちは、かなり無理をしてその位置にいることが多いでしょう。「こうあらねばならない」と言った強迫観念も強く、もしかしたら自分の本音は隠して生きているのかもしれません。
もちろん、人のためになる生き方というのはすばらしいことです。しかし、物事は行き過ぎると良いことはありません。
しっかり者のプレッシャーは計り知れない
しっかり者であることのプレッシャーは計り知れません。一度その位置に立てば、それをキープし続ける努力が必要、すなわち、心身がとても強くなければ不可能なのかもしれません。
真のしっかり者になる方法は、無理をしすぎないこと
ここでおすすめしたいのが、本当の意味で、他人にも自分自身にも「しっかり者」になることです。それは、無理をしないであるがままの姿で人と接するということです。もちろん、思いやりは忘れてはいけませんが、自分のキャパを超えるほどの気配りや優しさは無理して持たなくて良いのです。
自分が無理をしてまで、相手を思いやることを持続していくことは困難です。どこかで歪みが生まれ、トラブルに発展することも少なくありません。自分自身も心地よく、周囲も無理がない状態というのが、誰にとっても生きやすいのではないでしょうか。
本当の意味で「しっかり者」というのは自分のできる範囲内で人に優しくしたり、正義を貫くことなのかもしれません。
まとめ
しっかり者は周囲のリーダーになるために陰ながら努力をしたり、負担も感じていることがお分かりいただけたでしょうか。憧れる気持ちもわかりますが、無理なく、本当の意味でのしっかり者になることを目指してみても良いのかもしれませんね。
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