2018年1月9日更新
引っ込み思案な性格の特徴や原因を知って今すぐ克服!
もっと人に意見をはっきり言えたら楽なのに……などと悩んでいますか?引っ込み思案とは、自分の意見を言ったり、積極的に行動したりできない内気な性格を意味します。ここでは引っ込み思案な性格の特徴や原因、克服方法などについてお伝えしていきます。
引っ込み思案な人の特徴
引っ込み思案な人の特徴や性格について具体的に見ていきましょう。人に気を遣いすぎるあまり、人と一緒の空間にいることが苦手なタイプの人がとても多いようです。
人が集まる場では、可もなく不可もないような微笑を浮かべて黙っていることが多い
自分の意見をはっきり言えない人というのは、人の視線を必要以上に気にしていたり、場の空気を必要以上に読む傾向があります。それは、実はとても本能的なことで、周囲にとって自分は味方で、敵ではないということをアピールするためなのかもしれません。
彼らは、自分が「あなたにとって敵ではありません」ということを伝えるために、常に微笑を浮かべているかもしれません。あなたの意見に従いますよ、という意思表示ともとれます。
仕事では目立つ役回りよりも補佐的な業務を好んでする傾向がある
引っ込み思案の人は、気持ちが内側に向く傾向があるため、細かい作業や業務は得意なことが多いです。しかし、人前でプレゼンテーションをするような仕事は不向きで、どちらかというと補佐的な業務が最も得意です。
引っ込み思案の人は、意見がはっきり言えないだけで、意思はしっかり持っていて、自分の役割についてのプライドもしっかりあります。ですから、能力を認めてもらえる環境や上司の下で働くことができたら彼らにとってベストだと言えます。
恋愛下手もしくはいつも受け身になってしまう
引っ込み思案の人の恋愛ですが……恋愛下手なことが多いようです。もしくはいつも受け身で、自分の気持ちをはっきり相手に伝えることができません。あるいは、好きでもない相手から好かれ、告白されると断れずにずるずると付き合い続けてしまうようなことも多いです。
恋愛においてこの傾向が続くと、本人の幸福感がどんどん薄れていってしまい、なかなか厄介なことになりかねません。本当に幸せになりたければ、壁を壊すような、山を乗り越えるような行動が必要かもしれません。
そもそも引っ込み思案になってしまった原因はどこにある?
引っ込み思案の原因を探ってみましょう。自己肯定感の低さ、これが最も大きな原因のようです。
引っ込み思案になってしまうのは、自分の意見、もしくは自分に自信がないから
自分の意見を堂々と言えない引っ込み思案さんというのは、そもそも自分の意見に自信がない、あるいは自分自身に自信がないという原因があります。
引っ込み思案な人は、多数決がすべてだと思っているところがあります。長い物には巻かれろスタンスで生きてきたのかもしれません。ですから、いざ自分自身の意見を求められると、おろおろしたり、口ごもってしまうのです。
引っ込み思案の人はネガティブ思考で、負の思い込みが強い
引っ込み思案の人の自信の無さにもつながりますが、彼らは特に、ネガティブ思考であることが多いです。そして、負の思い込みが強い。このことは、彼らをどんどん内省的にしていきます。
ネガティブさはマイナス要因ばかりではありません。悪いことを予期しておける能力とも言えるからです。しかし、ずっと悪いことばかりを想定して生きるのは、疲れてしまいそうですね。
幼い頃に自己肯定感がきちんと養われていなかったことが原因
引っ込み思案の人は、幼い頃の家庭環境が厳格過ぎたリ、抑え込まれる教育を受けていたという過去を持っていることがあります。それは、彼らの自己肯定感を十分に養えなかった原因となります。
幼い頃の劣悪な家庭環境と言うのは、引っ込み思案だけでなく、さまざまな心のトラブルの原因になります。もしも思い当たることがあれば、自己肯定感を今からでも高める努力をしてみるといいでしょう。詳細は下記にも記します。
引っ込み思案の克服方法をご紹介!
引っ込み思案は、目の前の小さな壁を乗り越え続けることで克服できます。考え方を変えながら少しずつでも実際に行動に移すこと。これができればあなたも人に自分の意見がしっかり言えるようになります。
敢えて、人前で話す機会を少しずつ増やす
できないことは練習と努力有るのみです。つまり、敢えて人前で意見を言う機会を持つことで、引っ込み思案を直すことができるということです。
人前で自分の意見を言い合うようなセミナーがあることをご存知ですか? 心のトラブルを抱えている人たちの集まりなど、ネットなどで検索してみると色々出てきます。
こういったセミナーを利用する利点としては二つ。知り合いの前で意見を言うのは、とても勇気がいりますが、相手が皆見ず知らずの人だと思うと、いつもの自分を知らない人ばかりなので、気が楽になり話しやすいということ。もう一つは、お金を支払うため、元をとろうという気持ちが働き、積極的になれるということです。
自分の意見に漠然と自信がないときは、まずは書き出して自信をつける
どうしても自分の意見に自信がない時は、まずは書き出してみることをおすすめします。書き出して意見を明確にすることで、自分の意見の魅力や粗にも気づき、より洗練された意見に書き直すこともできます。
何かを実現させたいとき、あるいは願い事など、書き出すことがとても有効になります。それはなぜだと思いますか?
文章を書くことは、右脳と左脳をフル回転させるからです。書く、という行為は左脳を使い、考えることは右脳を使います。フル回転させた脳によって、その人の能力が最大限引き出されるのです。
少しでもできたら自分を褒め、自己肯定感を高める
引っ込み思案の人は、幼い頃の家庭環境などが原因となり、自己肯定感が低いことがあると先述しました。ではその自己肯定感は大人になった今も高めることができるでしょうか? 答えはYESです。
誰も褒めてくれなかったのなら、自分で自分を褒めてあげましょう。そもそも人は、自分が自分自身の価値に気づけたときに最も達成感や高揚感を感じられるのです。誰が褒めてくれなくても、自分を褒めてあげましょう。
小さなことでも良いのです。今日のご飯は粒が一粒ひとつぶしっかりしていて美味しくたけたと思えば、「わたしって料理の天才!」と褒めてあげればいいのです。少し大げさなくらいが、ちょうどいいですよ。
まとめ
引っ込み思案は克服できます。自分が変わりたいと思えば、まずは自分を褒めてあげることから始めてみてもいいかもしれませんね。
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