2017年1月19日更新

論理的に話せない。論理的な人から話し方を学ぼう!

論理的な人

あなたは話すときに感情のままに話しますか?それとも論理的に話しますか?感情のままに話すのは悪いことではないですが、仕事場や大切な会議の場、論理的に話さないと人を説得させる事はできません。論理的な人から話し方を学んで論理的に話せるようになりませんか?

  1. 目次
  2. 論理的に話せた方がいい理由
  3. 論理的に話せない人の特徴
  4. 論理的に話をできるようになる方法
  5. 論理的に話せるようになろう

論理的に話せた方がいい理由

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あなたは自分の話し方を気にしたことがありますか?言いたいことがしっかり相手に伝わっていますか?話の目的がはっきりしていて筋道を立てて話ができていますか?
話というのはダラダラと時間をかけて何かを説明したりするのはあまり望ましくありません。時間をかけると聞いている相手の集中力を切らしてしまい言いたいことが伝わらなくなってしまいます。
また、話しが長くなれば長くなるほど話が脱線してなんの話をしているのか話の趣旨を見失いやすくなるからです。そうなってはせっかく話をしても結局何が言いたいの?と思われてしまいます。

仕事場では部下の指導、会議、営業、プレゼン、報告など聞いている相手にわかりやすく短時間で簡潔に説明することが多く求められますよね。面接などでも端的に言いたいことが伝わる方が望ましいですし、私生活でもダラダラと結局何が言いたいかわからない話をされるより、言いたいことを簡潔に話された方が話しやすいですし会話が弾みますよね。
仕事場では論理的に話すことが望ましいですし、それが業績アップへも繋がっていきますし、私生活ではお話し上手で面白人という印象を持ちます。また、一般的に論理的に話ができる=頭の良い人、仕事のできる人という印象になります。

論理的に話せない人の特徴

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感情が先走る

話の内容を話すというより、自分の気持ちを聞いて欲しいという思いが強いと論理的に話の筋道を立てて話すことが難しくなります。それは相手に「共感を求めている」ということになります。
女性に論理的に話が苦手な人が多いのはこれが理由で、女性は話をするときに共感を求める傾向にあります。だから感情論で話す人が多く見られるのです。

頭の中で話の整理ができていない

話の主旨がなんなのか本人も明確でない場合があります。あれも話したいこれも話したいと話したい内容が多く、結局一番何を伝えたいのかが本人もわからなくなってしまっていることがあります。

情報が多すぎる

いろんな情報を取り入れて説明しようとすると、一見頭が良く見えたり親切そうに思いますが、あまりにあれこれ情報を盛り込みすぎるのも要注意です。情報量が多すぎるのは逆に何が言いたいのかわからなくなる原因になります。論理的に話をしたいのなら最小限の情報でいかにわかりやすく説明するかが大切です。

論理的に話をできるようになる方法

結論を先に言う

論理的に話せるようになるポイント。それは「結論を先に言う」ことです。「結論からすると○○です」と言えばそれだけで話の主旨が伝わりますし、聞き手の興味を引くことができます。
結論を先に述べて、それから理由を述べます。「結論からすると○○です。その理由は△△であります。」このように。そして最後に再度「だから○○ということになります」と締めくくれば最後もきちんとおさめることができます。
ですから、論理的に話をするコツは「結論→理由1、理由2……→結論(まとめ)」というように話を組み立てていくことです。

無駄な言葉をなくす

長い前置き、余談、無駄な情報、自分の感情論など、無駄な言葉をなくすことを心がけましょう。無駄な言葉は話の主旨がわからなくなる原因、話が脱線する原因になります。特に自分の感情を交えてしまうことが論理的に話せなくなる一番の原因です。

感情で話さない

論理的と真逆なのが感情論です。感情論とは自分の主観的な考え方や、自分が気持ちや気分で話す偏った話し方になります。感情で話す場合の多くは、自分に同意して欲しい、共感して欲しいという思いから感情論になってしまうもの。ですから話の主旨とは関係のない情報が大量に入ることになり、その話が「伝えたい事を話す」というところから「自分の気持ちや考えをわかって欲しい」という方向性に変わってしまいます。ですからこれは自分の主観的な考え方だと思うことはできるだけ織り交ぜないようにしましょう。

論理的に話せるようになろう

論理的に話せるようになるには、「結論を先に言い、その理由を述べていく」という話し方を習得するのが一番手っ取り早い方法です。まずはその話し方を習得しましょう。理由の中には自分の主観的意見や感情入れず、説得力のある根拠のある具体的なデータを入れることです。
話し方は、自分が話しているのを日々誰かに話を聞いてもらうことが上達する近道です。大切なミーティングや発表の場で話すとき、面接などの前には誰かに聞いてもらって練習すると良いでしょう。普段から感情的に話したり、擬音語の多い話し方や、「あれ、それ」など抽象的なもののさし方をして話すのではなく、具体的なデータや情報を織り交ぜて話すようにしていけば、だんだん論理的に話せるようになります。たくさん人と話すことで日々話し方のトレーニングをしましょう。