2018年4月25日更新

口が上手い人の特徴と、口車に乗せられないための対処法とは

あなたの周りにいる世渡り上手な人は、とても口が上手い人かもしれません。彼らの社会性は目を見張るものがありますが、時には彼らの口車に乗せられてみじめな思いをすることも。ここでは口が上手い人の特徴と、対処法を紹介します。

  1. 目次
  2. 口が上手い人の特徴とは?
  3. 口が上手い人の口車に乗せられないための対処法とは?
  4. まとめ

口が上手い人の特徴とは?

口が上手い人には騙されたくないと思いつつも、彼らは大変コミュニケーション能力に優れているため、うっかり口車に乗せられることも多々あるのではないでしょうか。口が上手い人の特徴を見ていきましょう。

誰に対しても明るく接する

口が上手い人というのは、口から生まれてきたのではないかと思われるくらい、よくしゃべります。しかも、とにかく明るく、誰に対しても笑顔で楽しそうに接するという素敵な特徴があります。口が上手いので、友達を作るのも上手で、一見は、人々の中心にいるように見えるでしょう。

いい加減なようで実は観察力があるため、人の良いところを見つけやすい

口が上手い人は、見る人が見れば、「口だけの人」だと思われてしまうことも多々あります。実際、いい加減なことを言っていることもしばしばあるかもしれません。

しかし、いい加減なことばかり言っているわけでもありません。実は彼らは非常に良く人のことを観察しています。しかも、人の良いところを見つけやすいという特徴が。多くの人が素通りして見逃してしまいそうな小さな長所も見逃さないで「そこが素敵」と指摘してあげることができます。

人を褒めるエンターテイナー

人の長所を褒めることは悪い事ではありませんよね。ただ、口が上手い人というのは必要以上に褒めるのが少し問題なのです。それはまるで、人を褒めるエンターテイナー。歌でも歌いだしそうな勢いで、盛大に相手を褒め称えるのです。

褒め過ぎて、相手に恥ずかしい思いや不快な不信感を持たせては本末転倒です。口が上手い人は、空気を読むのが下手なのかもしれません。

口だけだと思われて信用できないと思われることも

口が上手い人は、いわゆる「お調子者」として、人を見る目が厳しい人からは敬遠されることもあります。口だけだと思われて、信用できないとされるからです。実は人の長所を見てあげられるすばらしいところもあるのに、人から信頼されないなんて、少しかわいそうですよね。

しかし、口が上手い人の中には、心の中でずる賢いことを企んでいる人がいることもまた事実です。ここから先は、そうした少し腹黒な口が上手い人への対処法をお伝えしていきます。

口が上手い人の口車に乗せられないための対処法とは?

口が上手い人は、ただ褒めちぎってくるだけなら特に害はありませんが、時には上手いことをいいながら、相手を操作しようと企んでいることもあります。そんなとき、騙されないための対処法を見ていきます。

褒めちぎり返すことで、相手を怯ませよう

相手を持ち上げていい気分にした後に、嫌な仕事を押し付けて承諾してもらおうなどと企んで、口車に乗せてくるような確信犯もいます。気づいたら誰かの肩代わりをする羽目になっていた、などということにならないためにも、対処法を知っておくことが大切です。

もし、相手がやたらと必要以上に自分を褒めてくるなと感じたら、負けじと、あなたも相手を褒めまくりましょう。そうすることで、一旦相手は怯むはずです。

口が上手い人というのは、勢いで相手を褒めてくるため、一度その勢いを止めることが大事です。そのためにはこちらが相手を「いきなり」褒めることが有効です。そして相手が一旦止まった隙に、こちらも冷静に物を考える時間を持てますから、「あ、さっきのはお世辞だな」などと捉えることができるようになるというわけです。

話半分で聞きつつ、会話術を盗んでしまおう

やたらと褒めてくる人だと思った瞬間から、話半分で聞くことも賢い方法の一つ。全て鵜呑みにしては、こちらのペースを奪われてしまいます。営業マンなどでも、こうした手口で成績を上げている人もいるものです。

話半分で聞くと言っても、どうやったらいいかわからない、という方におすすめな方法が、会話術を盗むという方法です。相手が今、どんな風に自分をいい気分にさせようとしているのか、あるいは、相手がどんな褒め言葉をつかったのか、とにかく相手の会話術を分析して、自分のものにしようと努めるのです。

そうすることで、口車に乗せられることがないだけでなく、あなたの会話術のレベルを上げることもできるはずです。

もしも騙されて嫌な仕事を任されてしまったら、社会勉強だと割り切って次に備えよう

しかしながら、世渡り上手な人には騙されることもあるでしょう。気づいたら自分のデスクだけ山積みで、さっき自分を褒め称えていた先輩は定時で仕事を終えて飲み会に行ってしまった、なんてこともあるかもしれません。

そんなときは本当に悔しいものです。しかし、それも社会勉強の内と割り切って、次に騙されない自分を作ることが大切。社会にはいろんな人がいますし、職業柄、口が上手くなければやっていけないということもあるかもしれません。

いかにその状況を自分の未来に役立てるか、それを考えることこそが大事なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。口が上手い人の特徴や、対処法をお伝えしてきました。あなたも会話術の一つとして、また社会勉強として、口の上手さを研究してみても良いかもしれませんね。