2017年1月19日更新

おとなしい人がキレる時。その特徴を見てみよう

おとなしい人がキレる

発言も少なく普段おとなしい人ほど、キレるとすごく怖い。従順でみんなの意見に従い、人とぶつかり合うこともないため、いつもはその人の存在感すら感じない人がキレるととても怖く感じます。普段おとなしい人ほどがキレると怖い理由はなんなのでしょうか?その特徴を見てみましょう。

  1. 目次
  2. おとなしいと言われる人の特徴
  3. おとなしい人がキレた時
  4. おとなしい人がキレる理由
  5. おとなしい人がキレた時のまわりの対応
  6. おとなしい人がキレると怖い

おとなしいと言われる人の特徴

話をよく聞いてくれる

おとなし性格の人は自分から発言することはあまりしません。無口でともかく人の話をよく聞いてくれます。発言はしなくても怒っていたり無視しているわけではなく、にこにことみんなの中にいます。会話のやりとりでも聞かれたことに一言二言返すだけで、声のトーンも小さいことが特徴です。

感情表現が少ない

おとなしい人は喜怒哀楽をあまり表現しません。嬉しいことがあっても、悲しいことが起こっても感情を表に出さない面をもっているところが特徴のひとつにあげられます。たとえばお祝いのパーティーで乾杯の場面でも、「乾杯ー!」とまわりがグラスを高々とあげて笑顔満載でいる時でも、不機嫌なわけではないけれど、そっと微笑んでまわりに参加しているタイプです。自分の感情を表に出さないため、自己主張をすることもほとんどなく、どんな人とでもスマートに関係を保つことができる特徴があります。

自発的に行動しない

自分から進んで新しい行動を起こすことはほとんどしません。グループに中にいても自発的に何か行動を起こすことはありません。そのため時として存在感が薄い人と思われてしまうこともあります。自分を主張せず人に合わせて行動することが多いです。行動はいつも受け身の姿勢であることが特徴的です。

おとなしい人がキレた時

暴力的になる

いつもは自分から行動を起こさず受け身である人が、キレると暴力的になることがあります。突然机に物を叩きつける、ゴミ箱を蹴っ飛ばす、ドアを激しい勢いで閉める。そして時には人を殴ってしまうこともあります。ある意味では、おとなしい人は忍耐強い面を持っていて、我慢の度をこすと、その感情を物にあたる行為にあらわすことがあります。いつもおとなし人が机に物を叩きつける行動をとると、まわりはそれだけで怖い!と感じてしまいます。

無視される

従順に相手に合わすことが上手なおとなしい人がキレると相手を無視します。それまで何を言ってもにこにこおとなしく受け身であったのに、キレると無視して話に耳を傾けません。何を言っても返答しない表情は、いつもとのギャップを感じさせて、怖い!という印象をまわりに与えます。普通の人が無視する行動をとっても、まわりは「また機嫌が悪いのか、ほっとけ!」と思うところですが、おとなしい人から無視されると怖く感じます。

大きな声を出す

おとなしい人がキレた時怒鳴ることがあります。普段おとなしい人が大きな声を上げると、それだけでまわりはびっくりしてしまい、怖い!と感じてしまいます。おとなしい人でも決して感情を持っていないわけではなく、その人なりの価値観はきちんと持っています。だから必要以上にプライドを傷つけられたり、馬鹿にされたりすると、その感情を怒鳴るという行為で表現する人が、おとなしい人がキレた時に起こす行動のひとつです。いつもは感情を表に出さない人が大きな声を出すことで、まわりの人間はその人をとても怖く感じます。

おとなしい人がキレる理由

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ストレスをため過ぎる

おとなしい人がキレる理由は、ストレスを上手に発散しないでためてしまう面があるので、たまり過ぎると、心に限界がきてキレてしまいます。おとなしい人はいつも受け身の姿勢で、人より前に出ようとはしませんが、決して自分の意見やポリシーを持っていないわけではありません。普通の人と同じように物事にストレスを感じますが、もともと感情を出さないので、上手にストレスを発散できずにどんどんためてしまう面があり、そのため、時としてそれが爆発してキレてしまいます。

優しすぎて疲れた時

おとなしい人は、人の話をよく聞いてくれ優しく人を受け入れてくれる面があります。でも人間いつもどんな時も優しくいられるものではありません。優しいからと頼られてばかりいると疲れてしまい、その時キレてしまうことがあります。冷静にいつも対応してくれるおとなしい人も、人間ですから体調が悪かったり、にこにこできない時もあります。優しくすることに疲れてしまうと感情にコントロールがきかなくなり、キレてしまうことがあります。優しく人の話ばかりを聞いてあげることに疲れてしまったことが原因でキレてしまいます。

ただ単に不機嫌であること

おとなしい人も普通の人間です。体調が悪い時もあれば、心配事を抱えている時もあります。ただ単に不機嫌なことが原因でキレる時があるのも当然です。しかし、おとなしい人がキレると怖いと思われるのは、いつもは感情を表に出さないのに、たまに不機嫌な態度をとったり、口調が激しくなると、まわりの人はそれにびっくりして、「この人がキレると怖い!」と思われてしまうからです。普通の人と同じように不機嫌な態度をとっても、いつもの態度とのギャップからまわりに怖がられてしまいます。キレる理由が普通の人と同様、体調が悪かったり、寝不足だったりと、ただ不機嫌なだけということもあります。

おとなしい人がキレた時のまわりの対応

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あやまる

発言が少なく自分から行動を起こさない人がキレて怒りをあらわにした時は、ともかくこちらから先に相手にあやまりましょう。いつも感情的に発言しないおとなしい人。おとなしい人がキレた時は、たまりにたまった感情をぶつけてきているわけですから、とりあえずはあやまっておき、冷静になってから話をすることが、おとなしい人がキレた時の対応のひとつです。

反論しない

おとなしい人がキレた時はともかく反論することは避けましょう。いつも人の話を聞いてくれるおとなしい人でも、キレた時は聞く耳を持ちません。反論せず、黙って言うことを聞いておきましょう。キレている時に物を言っても、聞く耳をかさないのは、いつも人の話を聞いてくれるおとなしい人でも、その時は普通に怒っている人と同じです。反論せず怒りがやむまで待つことは対応のひとつです。

見守る

人に危害が加わる行為なら止めに入らなければなりませんが、まわりに危害が及ばない程度の暴力的な行為、たとえば机に物を叩きつける、拳で壁を叩く、ノートを破るなど、自分だけで暴れている場合は、見守っていましょう。やたらに抑え込んだりされることは、感情を掻き立ててしまいます。いつもおとなしい人が暴力的な行為にでると、まわりはびっくりしてしまいますが、気持ちがおさまるとおとなしくなるものです。人や物に危害が及ばないのなら、気持ちがおさまるまで見守っていることも対応のひとつです。

おとなしい人がキレると怖い

普段おとなしい人ほどキレると怖いものです。それはあまり感情を表に出さない人が、感情を出したとき、まわりの人がいつもの彼女(彼)の様子との違いにギャップを感じるから、すごく怖い!と感じるのです。おとなしい人にも感情はあり、自分の価値観や考え方を持っているもの。普通の人と同じように怒りもするし、悲しくもなる、そして笑いもするわけです。おとなしい人がキレると怖い!と思ってしまいますが、同じ感情を持つ一人の人間であると相手を認めてお付き合いしていってください。