2017年11月14日更新

人混みで吐き気を感じたリ、疲れるときの心理や克服方法

電車やお祭りなどで、たくさんの人混みの中にいるときに吐き気や具合悪さを感じたことはありませんか? ここでは、人混みで疲れる人の心理や克服方法についてお伝えしていきます。

  1. 目次
  2. 人混みで酔うことがある? 人混み嫌いの症状にはこんなものがあります。
  3. 人混みに酔ってしまう時の心理状況とは?
  4. 人混み嫌い原因を知って、の自分なりの対処法や克服方法を見つけよう
  5. まとめ

人混みで酔うことがある? 人混み嫌いの症状にはこんなものがあります。

人混みの中にいった後に、異常な疲れを感じたり、吐き気を感じたりしたことはありませんか? そうした症状は精神的な疲れからくる心身のサインかもしれません。よくある症状はこちらです。

吐き気、嘔吐

人混み、特に満員電車に乗っているときに、吐き気が襲ってくることがあります。ひどい場合は嘔吐してしまうこともあるでしょう。げっぷが出そうで出ないようなすっきりしない感覚が続いたりすることもあります。

めまい、不安感、イライラ

スクランブル交差点や都心部の混雑の中にいる時に、急にめまいや得体のしれないような何とも言えない不安感に襲われることがあります。恐怖心から動けなくなってしまうこともあります。恐怖や不安感と同時に、イライラすることもあるでしょう。

冷や汗、頭痛

冷や汗や頭痛などを訴える人もいるようです。人混みが原因とは気づかないこともあるようですが、通勤電車などでこのような症状が出たときには、一度電車を降りてベンチに座っていると、しばらくすればおさまってくることが多いようです。風邪や片頭痛との違いはそこにあります。

人混みに酔ってしまう時の心理状況とは?

人混みで具合が悪くなってしまう時には、心理状況がよくなかったり、体調が悪い時が多いようです。ここでは、人酔いしやすいときに陥っている心理状況を見ていきましょう。

いつもよりもストレスが大きくなっていたり、増えているとき

人混み酔いをする人は、感受性が豊かであることが多いです。そのため、仕事などの影響でいつもよりもストレスが大きくなっているときや、まさにストレスが増えつつあるときなどに、人混み酔いの症状が出ることがあるようです。

ストレスは誰もが抱えているものであり、楽しいことすら刺激となるためストレスになると言われています。また、環境の変化などによる無自覚のストレスなども影響していることが考えられます。

寝不足で疲れているときや飲酒後

寝不足や疲れているときなど、体力が落ちているときも人混み酔いをしやすいようです。飲酒も原因となります。したがって、飲み会の帰りの電車などは、人混み酔いを最もしやすい状況と言えるかもしれません。飲酒後で、体も疲れており、眠気もある、という状況ですからね。

パニック障害やうつ病になりかけていることもあります

人混み酔いの症状は、パニック障害やうつ病の諸症状と同じものが多くあります。ストレス具合や、疲れ具合などにより、誰にでも起こりうるのが人混み酔いですが、もしもあまりにも強い不安感や動悸などを伴う場合は、一度心療内科で診てもらった方が良いでしょう。

人混み嫌い原因を知って、の自分なりの対処法や克服方法を見つけよう

人混みが苦手だというのは、一部の精神的な病気を除きますが、ほとんどの場合は性格や気質の問題とも言えそうです。自分がなぜ人酔いするのか、その原因をきちんと見つめることが克服する第一歩だと言えます。

生まれつき感覚過敏なのかも?

先述した通り、人混みで不快な症状を覚える人と言うのは、生まれつき感受性が豊かで感覚過敏であることが多いです。そのため、パーソナルスペースが侵されるような状況に置かれると、落ち着かなくなるのかもしれません。

自分は感覚過敏の傾向があるかもしれないという自覚のある人は、人混みに行かなくてはならない時、気合を入れるだけでもかなり効果があります。

自分自身の周りにバリアを張るような気持ちで気合を入れてください。パーソナルスペースを侵されても、心のバリアが働いてくれ、自分を保っていられるようになります。

自律神経の乱れを整える

人混み酔いをする人は、自律神経が乱れていることも多いようです。自律神経が乱れていると、自律神経失調症やうつ病など、人混み酔いと同じような症状に常に悩まされてしまいます。

自律神経の乱れを整えるためには、きちんと睡眠をとること、昼間は太陽の光を適度に浴びることなどが大切です。

最近では、自律神経を整える音楽などもあるようです。また、ぬり絵も効果があると言われているので、チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。

自分なりに、自分をリラックスさせる方法をいくつか見つけておこう

人混み酔いをしてしまう人は、心がガラスのように敏感すぎる傾向があります。繊細さは芸術面などに花を開かせることもありますし、同じような苦しみを抱く人の心を理解できるため、人の役に立てるというメリットもあります。しかし、自分が疲れてしまっては元も子も有りませんよね。

そこで、自分なりに自分をリラックスさせる方法をいくつか持っておくことで、疲れ気味の時など、自分を癒すことができるようになります。例えば音楽を聴く、お菓子を作る、眠る、など、自分がそれをしていると心地いいと思えるものをできるだけ多く書き出してみてください。

辛い時やしんどいときに、そのリストの中からそのときにやりたいと思うものを実際やることで、心を癒すことができるはずです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。人混みで具合が悪くなるのはとてもつらいですが、心にバリアを張ったり、普段からリラックス方法を見つけておくことで、軽減させることはできそうです。緊張しすぎない、力をある程度抜いた毎日を送れますように。