2017年10月2日更新

職場で孤立…辛い人間関係を乗り越える３つの対策

社会人になって間もない新人さんにも、ベテラン会社員にも、どちらにも多い悩みが、職場での孤立です。人間の悩みのほとんどが人間関係だと言いますが、そんな悩みの乗り越え方や対策をお伝えします。大事なのは自分を信じて、自分を見失わないことです。

職場で友人を作れず、孤立してしまう？

職場の人間関係における悩みの中で多いのが、職場内での友人を作ることができずに孤立してしまうというもの。こちらについての考え方をご紹介します。

人は一人では生きていけません。それは職場でも同じことが言えるでしょうか？　答えはＮＯです。職場は人生のすべてではないからです。いずれかのグループに所属しないとクビになるかといったら、なりませんよね。つまり、職場では無理にグループに入る必要はないということです。

一人で昼休みを過ごすことに抵抗がありますか？　気疲れしても、どこかのグループに所属してランチタイムを過ごしたいというのであれば、止めることはしません。しかし、せっかくの休み時間くらい、ノンストレスで過ごしたいということであれば、無理に誰かとつるむ必要はないでしょう。

職場はお金を稼ぐところだと割り切ると、とても楽になります。午前中もバリバリ仕事をし、お昼休みは一人でもくもくとご飯をたべ、午後もひたすら仕事をする。その繰り返しでお給料をいただいているのだという認識を持てば、面倒な人間関係を持ってなれあいの中で働くよりも案外楽だったりするのです。

あなたは、自分だけが孤立していると勘違いしている可能性があります。これは、新しい環境に置かれた人間なら誰でも経験のあることなのです。あなたは警戒して硬くなりますから、そんな様子を見た周囲も、あなたに警戒します。人間関係は、お互いに鏡なのです。

ということは、まずはあなたの警戒心をなくすことから始めてみてください。「別にひとりでもいいや」くらいに開き直って、力を抜いてみると、周囲も声をかけやすくなるのです。

職場で同僚と仲良くすることは、一見楽しそうで充実していそうに見えますが、わずらわしいことも少なくありません。実は一人でいると決めることは、意外と楽かもしれません。

学校や習い事の場もそうですが、職場においても、特に女性はグループや派閥を作っているものです。生きていくための知恵という考え方もできますが、実はとても煩わしいものでもあります。

職場は稼ぐところだと割り切って、どの派閥にも属さないという選択は、意外とおすすめです。なぜなら、それは自由だということだからです。だれにも気を使うことなく、自分のペースでいられるのです。

また、派閥に属さないことで、個人的に興味を持った相手にだけ、声をかけて友人関係を築くことも可能です。別の派閥の人に声をかけることもできます。どこか一つに属すよりも、可能性が広がるかもしれません。

何はともあれ、時間が解決してくれる問題がほとんどです。最初は孤立してしまっても、時間の経過とともに、自然にあなた自身が職場に溶け込むようになるはずです。そのためには、仕事をがんばり、信頼を得ることが大事です。一生懸命働きましょう。

人間関係にはいくつになっても悩まされるものです。そのことを知っておくだけで心が少し楽なります。

人間関係の悩みの渦中にいると、周囲の人は悩みなんて全くないように見えてしまうことがあります。しかし、人間関係で悩まない人なんて皆無です。皆、多かれ少なかれ、どこかで人間関係の悩みを持っているものなのです。それが「人間」だからです。

どこにも属さないで孤立することは、人と無理に関わろうとしないですという意思表示です。周囲はそういう人に対しては一目置くもの。人間関係でどうしても悩みたくない場合は、「近づかないでオーラ」を作り出すことも、悩み回避の方法だと覚えておきましょう。

どんな場所にも嫌味を言ってくる人や、いじわるな人と言うのは存在します。大人なのにいじめをする人もいるくらいです。そういう人に運悪く出会ってしまったら、気にしないことが一番です。人生、それだけではないことを、大人であるあなたは知っているはずです。

いかがでしたでしょうか。人間関係は心の持ちようが大事です。開き直るくらいの気持ちで向き合うことが大切ですよ。