2016年11月11日更新

パワハラ上司の特徴やタイプを徹底分析!

パワハラ

社会問題にもなっている色々な職場内で、仕事上、立場の上にある人や人間関係から、精神的および身体的な苦痛を与えられるパワハラ(パワーハラスメント)。上司から部下に対するいじめや嫌がらせが多いパワハラですが、中に、地位に関係なく、専門的な知識や経験から、後輩または同僚からパワハラされる場合もあるのも現実です。パワハラを受けながらの仕事は大変苦痛なもの。心も体もずたずたです。そんなパワハラに負けないために、まずはパワハラ上司の特徴をつかんで分析してみましょう。今回はパワハラ上司の例をあげてタイプを見ながら覗いてみました。

  1. 目次
  2. パワハラ上司の特徴
  3. この他のパワハラ上司
  4. パワハラ上司・・・

パワハラ上司の特徴

上司から受けるパワハラ。その精神的な苦痛は耐えられないものです。パワハラ上司の特徴には、

  • 暴力をふるう
  • 精神的な暴力(言葉の暴力)
  • 職場で孤立をはかる暴力
  • 要求型の暴力
  • 嫉妬型の暴力

こんなことが特徴にあがります。それでは一つ一つこれらの特徴とタイプの例をあげて見ていきましょう。

暴力をふるうパワハラ上司

これは実際に体にふれて暴力行為をするとか、大きな音をだして怯えさせる行為によるパワハラです。例にあげると、胸ぐらをつかむ、頬を平手打ちする、机をドンとたたく、丸めたポスターなどで壁や机をたたく、ゴミ箱をけとばすなどの威嚇行為をするのが暴力パワハラ上司の特徴です。

精神的な暴力-言葉の暴力-

脅迫めいた言葉をなげかけたり、名誉棄損にあたいする言葉をいう、侮辱する、ひどい暴言をいうようなことがこのタイプのパワハラ上司の特徴です。例でいうと、「おまえなんていつでも首にしてやる」「おまえなんて地方に飛ばすことなど簡単なことだ」「おまえには意味のない仕事しか与えていないから」「バカ」「死ね」「どうせ帰ってもやることもないんだろうから残業していけ」などの言葉は、精神的な苦痛をあびさせ、パワハラ上司が言葉で暴力を与えていることになります。

孤立させようとする暴力

このタイプのパワハラ上司の特徴は、存在がないかのように(在籍していないかのように)無視される、仲間外れにするなど、まるで子供のようないじめをする特徴があります。
例にあげると、職場での忘年会や新年会また送別会など、職場の全員が参加するような行事に声をかけないなど、パワハラのターゲットとなった人を、ともかく声掛けしないことがこのタイプです。

無視されることだけではなく、仕事を任せてもらえないということも孤立させようとするタイプの特徴です。例でいうと、お茶くみばかりをさせられる、仕事の内容を指導してもらえないので電話をうけても対応できない、社内のパソコン等の操作を教えてもらえず仕事の内容がわかなない、仕事は朝の掃除のみしかあたえられないなどがこのパワハラのタイプの特徴です。

またこのタイプのパワハラ上司は、陰口をたたいて、ターゲットとなる人の印象を悪くなるような言葉を陰でいう特徴もあります。

要求型の暴力

このタイプのパワハラ上司の特徴は、仕事を必要以上に要求してくることがあげられます。他の人の分の仕事を押し付けてきます。重箱の隅を突っつくような指摘をして訂正を何度も求めてくる、また仕事のやり方を強制してくるタイプです。

また要求型の上司は、自身は仕事上では評判もよく、仕事もよくでき、高実績のあるタイプの人に多いですが、自分のやり方でないことで、失敗してしまった人に対して「とんでもないことになった」と怒りをぶつけてきて、それがいじめとつながることもあります。このタイプのパワハラを例にあげると、終了時間になって大量の仕事を押し付けてきて残業させる、新入社員でまだ仕事の内容を勉強中であるにも関わらず、絶対無理な内容の仕事をおしつけ、できないとそれをせめて始末書などをかかせるなどがあげられます。

嫉妬型の暴力

このタイプのパワハラ上司は、部下の学歴、技術、経歴に嫉妬していじめてくるのが特徴です。年齢は関係なく、専門職を身につけ自分よりの知識を持った人や、お客様から受けがよく、自分をさしおいてお客様に指名をもらった人などに対して、嫉妬して意地悪してくるのがこのタイプのパワハラ上司の特徴です。最初は「優秀な部下をもててうれしい」などと言っていながら心の中は、パワハラのターゲットとなる相手に嫉妬心がいっぱいです。

このタイプのパワハラ上司の怖いところは、嫉妬でおぼれているため、ともかく相手をつぶそうといつも思っているところです。仕事をこなした分よりさらに手におえない大量の仕事を押し付け、圧迫感を与えて相手をつぶしてしまおうという、巧妙な手口を使ってくるタイプの上司が多いです。例でいうと、仕事をこなした分よりさらに多くの仕事を押し付け、少しでも失敗すると全責任を負わせて追い詰められることがある場合がこのタイプです。

この他のパワハラ上司

近年は女性の管理職も増え、上司が女性であることも当たり前の時代。もちろん女性上司からのパワハラは起こりえることです。その他のパワハラ上司として、次に女性上司の場合を見ていきましょう。また昨今ソーシャルネットワークが普及している中でメールでのパワハラも覗いてみました。

女性上司のパワハラ

女性上司が場合のパワハラはこれまた厄介です。女性は暴力的なパワハラは少ないにしろ、感情で部下を叱りつけたり、感情左右されて行動をとってしまう場合があります。仕事の要求も指示のだし方も、厳しい指導という範疇から、パワハラである行為・言動が多いです。

女性は感情のままに言葉を出してしまうため、信頼関係が成立していないと、理不尽な指摘や叱責と悩み、苦痛を感じて、女性上司のパワハラへとつながっていきます。しかし、指摘をうけると、女性というものはさりげなくも反省する面があります。女性上司のパワハラを受けた時は上手の対処し、よい職場関係を築いていけるよう努めましょう。

メールのパワハラ

ソーシャルネットワークが充実している現代社会。面と向かって言えないことも、文字にして精神的な苦痛を相手にぶつけてくるパワハラも多いです。仕事を終えて、自宅にもどった後に、言葉の暴力と思えるメールが届いたり、「もう会社に来なくてもよい」などという一方的な内容のメールが入ったという経験者はかなり多くいます。面と向かって言葉や態度をあらわせない上司は、メールという手段を使って、文字でパワハラしてくるのは近年の特徴です。

パワハラ上司・・・

職場の上司からのいじめパワハラ!パワハラにあってしまい、精神的に追いやられ、体調を壊して仕事をやめなければならない人がいるのが現状。上司から部下へのいじめや嫌がらせが多いのは、今の社会問題のひとつです。パワハラ上司をよく見極め、こんなパワハラにあってしまった場合の対策を考えて、パワハラに負けに自分を確立してがんばってください。