2016年11月22日更新

仕事が精神的に苦痛で仕方がない!転職する前に考える事

職場に入る前はワクワクとドキドキでいっぱいだった。新しく入った職場で自分はきっとこうなるんだろうなと理想を描き、苦しい事もあるけれどきっと楽しい未来が待っている。そう思ってたのにいざ現実に向き合うと嫌なことばかり。もう嫌だ、逃げ出したい・・・そんなあなたへ、仕事が精神的に苦痛でたまらない時に考えるべき事を紹介します。

  1. 目次
  2. 仕事が苦痛になる原因
  3. 仕事を辞める前に考える事
  4. 全て思い通りにはならない、良い事と悪い事は同じくらいある
  5. 仕事が苦痛な時の対処法
  6. 後悔しない未来の選択

仕事が苦痛になる原因

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なかなか結果が出せない

頑張っているのになかなか認められない、出世ができない、周りはどんどん出世していくのに自分だけ置いていかれている気がする。そんな思いを抱いてしまうと仕事を続けるのが嫌になってしまいます。
すぐに結果が出る人と結果が出ない人が存在し、結果が得られやすいものもあれば結果が出にくいものもあります。特に完璧主義の人や理想が高い人は、結果が出ないことに焦りを感じやすい傾向にあります。

理想と現実のギャップ

会社に入社した頃は理想も目標も膨らんで楽しみばかりだったでしょう。しかし働き始めて会社の様々な事情や色んな人との人間関係など、長く在籍すればマイナス面が目につくようになります。最初に良いことを考えていただけに、見えてきてしまったマイナス面とのギャップに不満を抱いてしまうのです。
また、自分の働き方の理想や会社でのステータスが思い通りにならない場合、気持ちがひどく落ち込むことがあります。

人間関係

人間関係は良くも悪くも仕事をする上でのモチベーションに一番関わる要因です。
上司や同僚とうまくいかない、いじめられているなど人間関係がうまくいかないと仕事場に行くのが精神的苦痛になってしまいます。

仕事を辞める前に考える事

今の職場が嫌だから転職しよう。そう考える人も多いと思います。ですが転職をする前に一旦立ち止まって考えてみてください。本当に今の職場を手放していいの?転職して後悔しない?
物事に嫌気がさすと嫌な所しか見えなくなります。ですが、今の仕事場ありきで生活できているのが現状ではないですか?ここはあえてメリットを考えてみましょう。

この会社にいるメリットは何か

どんな小さな事でも良いので絞り出してみましょう。
「給料はいい」「仲の良い友達と会える」「 社食が美味しい」など、どんな小さなことでも良いので5つあげてみましょう。

次に

この会社を辞めるデメリットは何か

「次の働き先が見つかるまで給料がない」「また違う環境で一からやらなくてはならい」など、これも5つあげてみましょう。

次に

転職するメリットは何か

「今の苦しみから解放される」「嫌な人と会わなくて済む」「自分の働きたい環境に移動できる」など、これも5つあげてみましょう。

最後に

転職するデメリットは何か

「本当にやりたい仕事と出会えるかわからない」「本当に行きたい行き先に受かるかわからない」など、これも5つあげてみましょう。

考えてみるとそれぞれにメリットとデメリットが浮かんでくるはずです。出揃ったらそれぞれを比較して分析してみましょう。

「この会社にいるのは嫌だけれど、お給料はいいから空いた時間は大いに自分の自由の時間にできる」
「人間関係で悩み、会社で特にやりたい事もない、転職してもお給料は同じくらいなら転職した方が自分のためかもしれない」

いろんな見方ができると思います。それぞれのメリットデメリットの比重が自分にとってどうなのか。それぞれを比較し、分析して、本当に転職するべきか否か判断してみましょう。ここでは感情的になっていきなり放り出すのではなく、一度冷静に分析することが大切です。

全て思い通りにはならない、良い事と悪い事は同じくらいある

生きていく上で良いこともあれば悪いことに直面する時もあります。良いことが10あればその反面悪いことも同じくらいあって、その悪いことを乗り越えられるから次は15、20と良いと思えることが膨らんでいくんです。

仕事をしていく上でもかなり厳しい問題に直面することもあるでしょう。つらい時期は誰にでも一度は訪れるものです。それを乗り越えた先には必ず喜びや成長があります。
厳しい問題に直面している最中はもう嫌だ、辞めたいと全てを投げ出したくなるかもしれません。ですがすぐに辞めたり諦めたりせず、苦しみを乗り越える努力をすることも大切です。苦しみがあるから喜びがあるということを忘れないでください。

仕事が苦痛な時の対処法

人に相談する

自分一人で溜め込まずに人に相談しましょう。人に話すことで考えに整理がつき、心が軽くなったり解決の糸口が見つかることがあります。親、同僚、親友、誰でも良いのでまずは話を聞いてもらいましょう。イライラやモヤモヤが募っていた心は人に話を聞いてもらうだけで案外すっきりするものです。

趣味や遊びでストレス発散

仕事以外に楽しめる場所、ストレス発散できる場所を作りましょう。
仕事帰りやお休みの日にお稽古事をしたり、空いた時間は趣味に没頭したり、友達と会って遊ぶ時間を作ったりと空いた時間を有意義にリフレッシュのために使いましょう。
仕事で紺詰めていたものを身体も心もリフレッシュできれば、頭の中のスイッチが切り替わり、また仕事に戻るときにやる気や集中力が出てくるようになります。

転職は最終手段

すぐに転職を考える事はリスクが伴います。年齢とともに就職先への合格率は下がるのが現状です。
また、いくら前の会社で実績があろうと転職をすれば一からのスタートになります。年齢が下だろうと会社の中ではその人は先輩です。転職したら今より良くなるといった理想を持っていても、現実は相反したものかもしれません。そういったことにストレスを感じてしまう事もあるでしょう。やはり辞めなければ良かったと後悔しないように今後のことは考えていきたいものです。

後悔しない未来の選択

もちろん仕事を楽しくできたら幸せですが、現実楽しいことばかりではありません。辛いことや逃げ出したくなる事もたくさん待っています。
楽しいこと、幸せなこと、達成感は、厳しいこと、辛いことの上に成り立っています。一時的な感情に流されず、仕事が嫌な時はまず心の逃げ道を作ってあげましょう。リフレッシュ、ストレス発散をすれば心の持ち方は少しづつ変わってくるでしょう。
転職は最終手段。転職を考える際は後悔しないよう、様々な視点から考えて慎重に行いましょう。