2017年3月15日更新

もうやめて！高圧的な態度を取る人の心理や対処法とは

人間関係において、多くの人が苦手意識を抱くのが高圧的な態度を取る人ではないでしょうか。上司や同僚や友人など、高圧的な態度を取る人は意外と身近にいるものです。日常的に関わらざるを得ない場合には、どのような対処法があるのでしょうか？高圧的な態度を取る人の特徴や心理、対処法について考えていきたいと思います。

目次
高圧的な態度を取る人の特徴とは
高圧的な態度を取る人の心理とは
高圧的な態度を取る人は、臆病者が多い！？
高圧的な態度を取る人に対する対処法は
高圧的な態度を取る人を反面教師にしよう

高圧的な態度を取る人の特徴とは

高圧的な態度を取る人には、どのような特徴があるのでしょうか。いくつか挙げていきましょう。

目つきや態度が悪い

高圧的な人というのは、目つきが鋭かったり横柄な態度を取ることが特徴に挙げられます。これは自分が相手よりも優位に立てるよう、無意識なうちに周りを威嚇しているのかもしれません。

主導権を握りたがる

その場の主導権を握られて自分が何も出来ないといった状況の場合、相手からの高圧的な空気や態度を感じることってありませんか？高圧的な態度を取る人は、その場の主導権を握るのが非常に上手い特徴があります。自分の有利な方向に物事が運ぶように、無意識でもその場の主導権を握ろうとします。

プライドが高い

プライドが高すぎる人も、高圧的で横柄な態度を取ることが多いです。特にプライドが高くて他人から下に見られたくないと強く思っている人は、自分よりも優れている人に対して非常に敏感なために高圧的な態度を取るといった行動が多々見受けられます。

高圧的な態度を取る人の心理とは

目つきや態度が悪かったり主導権を握りたがるといった高圧的な態度を取る人というのは、どのような心理を抱えているのでしょうか？挙げていきたいと思います。

自分に自信がないことを隠している

自分に自信があり高圧的な態度を取るのではないかと思う人もいるかもしれませんが、実際のところはその真逆です。自信がある人というのは高圧的な態度を取る必要がなく、周囲に出来る人間だということを謙虚な姿勢で貫くことが出来ます。しかし自分に自信が無い人は、弱く自信が無いといった事実を周りに悟られないようにするために高圧的な態度を取るのです。つまり、高圧的な態度を取ることによって自分に自信がないことを隠しているのです。

優越感を得たいと思っている

高圧的な態度を取る人というのは上記で挙げたように、自分に自信がない人が多いです。それも影響しているのか、周りに称賛された経験が少ない傾向があります。称賛された経験が少ないぶん、褒め称えられている他人を見ると嫉妬をしてしまいます。それにより機嫌が悪くなってしまい、他の人に高圧的な態度を取ってしまうのです。高圧的な態度を取ることで周囲から偉い人間なのだと印象付けることが出来る、自分も称賛されるのだと勘違いをします。そんな時に周りが気を遣って称賛してくれると、優越感に浸ることが出来て良い気分になることが出来るのです。

自分の弱さを隠したい

メンタルが強い人はしっかりと自分を持っているので、ネガティブな事態が起こってもそれなりに対処することが出来ます。しかし、弱い人はネガティブな出来事が起こった時に上手く対応することが出来ないのでパニック状態になってしまい、思わず他の人に高圧的な態度を取ってしまうことがあるのです。これは、自分の弱さを隠したいといった心理が働いているからでしょう。

突っ込まれると困ることを隠そうとしている

高圧的に接してくる人の中には、何かしらを注意されたり指摘されることがあると困るがために、そうされないように高圧的な態度を取ってその場をやり過ごそうとする心理の人もいます。

見栄っ張りの裏返し

高圧的な態度を取る人というのは、威圧感があったり物事を決めつけたり怒鳴りつけたりする人が多いですよね。そういう人に共通しているのが虚栄心の強さ。自分のことを大きく強く見せようとして、必要以上に見栄を張るのです。要するに、見栄っ張りの裏返しとして高圧的な態度を取ってしまうのでしょう。

高圧的な態度を取る人は、臆病者が多い！？

高圧的な態度を取る人というのは、自分自身を大きく見せようとする傾向があります。例えば大きな声を発したり、どっしりと構えてみせてみたり。しかし実のところ、内心では周りからの反応や反論を異常に気にしていて過剰防衛をしているということも。高圧的な態度を取る人と接するのは難しさを感じるかもしれませんが、付き合い方のコツを知れば意外と良い関係を築ける相手でもあるんです。寂しがり屋や臆病な人が多いので、そんな特徴を理解して良い関係性を築いていきましょう。