2017年3月24日更新
もうやめて!嫌がらせをする人の心理や特徴、対処法を考えよう
世の中には様々な人間がいますが、嫌がらせをしてくる人ほど厄介な存在はいませんよね。嫌がらせをする人というのは、どのような心理状態から嫌がらせといった行為に出てしまうのでしょうか。今回は、嫌がらせをする人の心理や特徴から対処法を考えていきたいと思います。
- 目次
- 嫌がらせをする人の心理や特徴とは
- 自分が相手に嫌なことをしてしまっていた可能性はありませんか?
- 最近は、相手の顔が見えない嫌がらせも多い
- 嫌がらせをする人への対処法を考えよう
- 嫌がらせをする人は自分しか見えていない
嫌がらせをする人の心理や特徴とは
他人に嫌がらせをする人の心理や特徴というのはどういったものなのでしょうか。
自分に自信がない
自分にきちんと自信を持っているという人は、基本的に誰に対しても寛容に接することが出来ます。それは、気持ちに余裕があるからです。それに比べると、自信が無い人の心理というのはどうでしょうか。常に嫉妬心であったり不安な思いにさらされていると言っても過言ではありません。その不安やモヤモヤする気持ちを解消するために、誰かに八つ当たりなどをしてしまいます。要するに、嫌がらせです。自分よりも何かしら劣っている部分がある人を見つけたら、攻撃をすることで自分の優位さを示唆したい。そんな気持ちになってしまうのです。自分に自信が無いという人は、他人に嫌がらせをする傾向があります。
自己中心的である
「なぜ自分ばかりがこんな目に遭うのだろうか…」「どうして私だけ?」ということを考えてしまうことは、誰しもあるものです。そして、その大抵は原因が自分にもあるのだと気が付きます。しかし、自己中心的な人はその原因を自分ではなく他人へと向けてしまうのです。自分は何も悪くない。その思いが、嫌がらせといった行動で表れてしまいます。何かしらの事件が起こった時には、すぐに他人のせいにする。自分は悪くないと主張する。そのような自己中心的な性格の持ち主は、嫌がらせをしやすいです。
地位や立場によるもの
職場などで起こりがちな嫌がらせなのですが、上司にそのつもりが無かったとしてもその背負っている立場や地位が災いして、自然と部下に対するパワハラと見做されてしまうこともあります。もちろん部下の仕事における能力が明らかに劣っている場合もあるでしょう。何か言われても仕方がないくらい仕事が出来ていないこともあるかもしれません。そこで上司が部下に対して注意めいたことを言った時に「嫌がらせをされた」と捉えられてしまう可能性もあるので、そこは難しいところです。
幼少期のトラウマがある
幼い頃のトラウマとでも言いましょうか。虐待されたような経験があり、自分が受けてきた辛い仕打ちを誰かにしてしまう。子供の頃の家庭環境が影響して嫌がらせをしてしまうといったようなケースもあります。まともな人間形成がされないまま大人になってしまった可能性も大いにありますし、もしくは嫌がらせという歪んだ形でしか上手く他人とのコミュニケーションが取れない場合もあります。
自分と同じだと思っていたのに…
あなた自身に良い事や嬉しいと思える事があった時に、それが原因で嫌がらせをしてくる人もいます。自分と同じだと思っていたあなたに良いことが起こった。そのことを素直に受け入れられずに負けたと考え、妬みへと変化をしてしまい嫌がらせといった行動に出てしまうのです。
知らないうちに傷付けてしまっていた
親しき仲にも礼儀あり。例えばあなたが物事をはっきりと発言するタイプだったとして、相手は反対にあまり自己主張をしない控えめな性格だったとします。あなたにそのつもりは無かったとしても、あなたのちょっとした言動ひとつで相手を知らず知らずのうちに傷付けてしまっていたかもしれません。そのせいで、嫌がらせを受けてしまった可能性はありませんか?
自分が相手に嫌なことをしてしまっていた可能性はありませんか?
あなたに嫌がらせをしてくるのは、どういった存在の人ですか?もしかすると、過去にあなたが相手を傷付けるといった嫌な思いをさせてしまった可能性もあります。上記でも挙げたように、人間というのは知らず知らずのうちに誰かを傷付けてしまうことも十分あるので、嫌がらせをされたら過去の自分を振り返って考えてみることも大切です。
最近は、相手の顔が見えない嫌がらせも多い
最近はツイッターやブログを利用したネット上での嫌がらせも多く、相手の顔が見えない場合もあります。相手の顔が見えないと、そのぶん悪口などの言葉は非常に鋭く心に突き刺さりダメージが大きいです。しかも、相手は自分の顔が見えないことを良いことにどんどん卑劣な言葉を投げつけてくることも多いので非常に厄介ですね。
嫌がらせをする人への対処法を考えよう
嫌がらせをする人には、どういった対処が効果的なのでしょうか。
証拠を残しておく
嫌がらせをされた時に意外と大事なのが、嫌がらせの内容を記録したりして証拠として残しておくことです。嫌がらせを放置するのではなく証拠を残しておくと、いざという時に役立つ場合があります。
本人に立ち向かう
あなたに勇気があるのならば、嫌がらせをしてくる相手に立ち向かうことも対処のひとつでしょう。話し合う場を設けたり、なぜあなたに嫌がらせをしてくるのかを問い詰めるのです。あなたが何もアクションを起こさなければ、嫌がらせがエスカレートしていくことも考えられます。出来ることならば、勇気を出して相手に立ち向かうべきです。
誰かに相談する
何事も嫌なことは自分の中に溜め込まず、吐き出すことが大切です。信頼できる周囲の人間や友人に相談をしましょう。相談をすることによって客観的な解決策が見つかる場合もありますし、話をしただけで心が軽くなることもあります。
距離を置く、関わりをやめる
嫌がらせをしてくる相手との関係性にもよりますが、可能ならば距離を置いたり関わることを止めた方が身のためでしょう。嫌がらせをするような人と関わりを持っていても良いことは何も無いですし、あなたがダメージを受けるだけです。
嫌がらせをする人は自分しか見えていない
嫌がらせをする人というのは、大抵が自分に自信が無かったり自分と相手を比べて勝手に嫉妬をしたりと自分を中心にしか見れていない人ばかりなのです。その反動で他人に嫌がらせをする。最低です。そういった人達とは距離を置いたり適切な対処をして、上手く自分を守りながら付き合っていましょう。