2017年5月2日更新
人間不信…その原因や特徴、克服する方法を考える!
あなたは、人間不信に陥ってしまった経験はありますか?誰かを信じることが出来ないというのは、とても切なく辛いもの。どうして、人は人間不信に陥ってしまうのでしょうか。その原因や特徴を挙げていくと共に、治し方や克服する方法について考えていきたいと思います。
そもそも、人間不信とは
生きていれば、他人と人間関係を築いていくことは避けて通れないものです。真っ直ぐで素敵な人間ばかりならば良いのですが、時には悪意を持って接してきたり人間性を疑うような人もいることでしょう。人間不信というのは、何かしらの原因やトラウマがあって他人を信じられなくなってしまうことを言います。
人間不信の原因や特徴
まずは、人間不信になってしまっている人の原因や特徴を挙げていきましょう。
過去のトラウマから
人間不信というのは、誰しも生まれた時から人間不信なわけではありません。必ず、何かしらの原因が存在するものです。その中でも多くの場合は、過去に誰かから裏切られたことがきっかけとなり人間不信に陥るケースでしょう。社会的には、取引先に商材を奪われたり信頼していた上司に陰口を言われていたなど。恋愛では、浮気をされたことが原因となり人間不信になってしまうこともあります。些細なことから大きなことまで、その裏切り度合いが人間不信の重さに直結しています。裏切りといった過去のトラウマは、いつまでも忘れられずに心に残ってしまいますよね。このトラウマこそが原因となり、人間不信になってしまうのです。
自分しか信じられなくなってしまう
人間不信に陥ってしまうと、そう簡単には他人を信じることが出来ません。また、自分が納得できるまで相手を試そうとしたり、何をするにも自分の目で確かめないと気が済まなかったりします。
表情が乏しくなり笑顔を見せない
人間不信に陥ってしまうと、誰かに自分の内面をを見せるということが苦手になってしまいます。心を閉ざしてしまっている状態になるので、他人に自分の表情を見せることで心を読まれてしまうのではないかといった不安を抱いている可能性もあります。
深読みする癖がついてしまう
人間不信になってしまうと「この人は、こういった人なのではないだろうか?」などと、勝手な予測をするようになってしまいます。また、実際に何かが起きたわけではなくても「本当はこう思っているのでは?」と深読みする癖がついてしまいます。深読みをして勝手に決めつけてしまうことが多くなり、徐々にそれが本当のことかのように錯覚してしまい、その相手との距離を置いてしまったりもするのです。
友達が少なく、一人での行動が多い
人間不信ということは、必然的に友達の数も少なくなりがちです。そして、ストレスを発散するのが苦手だという一面も特徴と言えます。信頼できる友達が少ないということは、愚痴をこぼしたりストレスを発散する手段が見つからないということです。一人で行動することが多いため、上手くストレスを発散できないのも辛いところです。
人間不信を克服する方法
それでは、人間不信を治すためにはどのような治し方があるのでしょうか。克服する方法を考えていきたいと思います。
マイナスなイメージを排除する
人間不信になってしまったのなら、その原因は過去のトラウマやマイナスな感情に覆われてしまっている状態なので、まずはそのマイナス部分を取り除くことから始めましょう。克服をする方法としては、やはり出来る限り物事をポジティブに考えることです。簡単なことではないかもしれませんが、人間不信といったネガティブな感情を少しずつクリアにしていきましょう。
一旦、考えを整理してみる
人間不信を克服するためには、他人との関係をゼロから見つめ直してみるという行為も大切です。気持ちを入れ替えて自分のことを客観的に見ることが出来るようになってきたら、自分の考えを今一度よく整理してみましょう。人間不信というのは放っておいても治るものではないので、今の状態を分析してみることはとても大切なのです。
少しずつでも信じられることを探していく
人間不信になってしまったのなら、もちろんすぐに誰かを信じることは難しいでしょう。しかし、人間というのは酷い人ばかりではありません。むしろ、素敵な人の方が多く存在すると思います。少しずつでも良いので、信じられる物や人を探していきましょう。きっと信じ合える人に出会えるはずです。
環境を変えて新たなスタートを切る
過去の裏切りによるトラウマというのは、そう簡単に解決できることではありません。それでも人間不信を克服したいと強く思うのであれば、今いる環境を変えて新たなスタートを切ることもオススメです。環境が変われば、新たな出会いが待っています。これは、自分をリセットして1から始めるチャンスでもあるのです。
きっと人間不信は克服できる
人間不信に陥ってしまうと、簡単に他人を信じることは出来なくなってしまいます。それは切なくて辛いことです。それでも、世の中には色々な人が存在しているもの。悪い人ばかりではありません。いつか人間不信は克服できるはずです。