2016年12月1日更新
悲観的な人の性格・マイナス思考を直す方法
望みがもてなく悲観的になってしまう性格を直したい人と一緒に、その方法を考えていきましょう。悲観的に物事を考えてしまう人の性格を分析して、マイナス思考になる心理状態を探りました。事態を悪い方向に考えることは絶対に悪いことというわけでありません。最悪な事態を考えることで、事の悪さを最小限に食い止める行動も前もってできることだってあります。
しかし、悲観的な性格ばかりが表に出すぎてしまうと前に進めず、仕事も面白くなくなり、生きてゆくことが辛くなってしまいます。生きていくには、明るく楽しく前向きに時間を過ごす方が楽です。人生を前向きに考え幸せな時間を送るために悲観的な性格やマイナス思考を直しましょう。
悲観的な考えとは
物事を最悪な方向に考える
悲観的なものの考え方は、物事の最悪な事態を考えてしまうことです。たとえば地震が発生し避難した時、家が壊れて住むところがなくなってしまったらどうしよう、津波が襲ってきてすべての財産を失うことになってしまったらどうしようと考えることは悲観的な考え方です。いつも最悪のことが頭に浮かんでしまうのが悲観的な考え方です。
自分を責める考え方
自分の性格や意向に自信が持てずいつも否定してしまう消極的な考え方です。たとえば仕事の面接に落ちてしまった時、悲観的な考え方は「自分が悪かった、自分の出来が悪かった」と自分自身を責めてしまう考え方です。自分の才能を発揮できるところはこの会社ではなかったんだと切返せず、自分のすべてを否定されたように考えてしまう考え方は悲観的な考え方です。
自分が傷つかないように考える
悲観的な考えの根底に、自分が傷つかずに済むように、物事に対して過剰なほど防衛反応がはたらいてしまい、思考回路が悪い方向に動いてしまう考え方は悲観的な考え方と捉えられます。自分が傷ついてしまうのが怖いためにできるだけ自分が傷つかない考え方を脳が選択するのです。たとえば好きな人ができた時、自分のほかにも彼を(彼女を)好きな人がいた場合、ふられて傷つくのが怖いがために、自分から告白もせずに身を引いてしまう考え方は悲観的な考え方です。
悲観的な人の性格
すぐに他人と比較する
悲観的な人はとかく自分と他人を比べて、人を羨ましく思う性格です。彼女は○○大学を卒業したからこんなところに就職できるけれど、自分は三流大学だから所詮こんな職業にしか就けない。あそこのうちはお金持ちだから子供を私立に入学させられるけれど、うちは経済的に同じ学校に入学させられない。彼女は才色兼備だからチームのリーダーになれるけれど、自分は彼女に比べて美人でもないし頭もよくないから人望も集まるはずがない。このように周りと自分をいつも比較して、自分を卑下してマイナス思考になってしまう性格が悲観的な人の性格のひとつです。
小さなことに傷つきやすい
悲観的な人は、人からの些細な言動や、行動にとても傷つきやすいです。相手が何気に言った言葉に不安を感じて落ち込んでしまいます。たとえば悲観的な人は、新しい友達に誘われて約束していた日に、相手の都合が悪くなりキャンセルされると、「もしかしたら自分と一緒に行くのが嫌だったのじゃないか?」と心配になってしまうことがあります。小さなことにとても傷つきやすいところがあります。
消極的である
些細なことでくよくよと考えてしまう性格なので、失敗することや、他人からの反応を恐れて積極的な行動に出ることができません。いつも消極的な考え方をしてしまうので、大きなチャンスを見逃してしまうことが多いことが悲観的な考え方の人の性格です。消極的で常にマイナス思考の持ち主です。
ストレスを上手に発散できない
自分に自信がなく自分の意見を貯めこんでしまうため、ストレスを抱えやすくまた上手に発散することができない点は悲観的な人の性格のひとつです。問題が生じて困ってしまった時「何とかなるさ!」とは考えられず、マイナス思考になってしまい、深く考え込んでしまうため、ストレスを抱えてしまいます。上手に発散できればいいのですが、悲観的な性格の人は、趣味が少ない、人と交わることが苦手、愚痴をもらす友達がいない、メール友達も少ない人が多いです。そのため上手にストレスを発散することができず抱え込んでしまいます。
マイナス思考になる心理状態
過去に辛い経験や深く傷ついてことがあることから立ち直っていない
たとえば失恋してしまった後の人はマイナス思考の状態の心理状態に陥ってしまう人が多いです。自分のことを一番わかってもらいたかった相手、そして一番大切に思っていた相手から告げられた別れ。心はもうずたずたです。そんな時は自分に自信もなくなり、未来も見えなくなり悲観的な考えしか見当たりません。これはマイナス思考の時の心理状態のたとえのひとつですが、辛い経験や傷ついた状態から立ち直っていない時の心理状態はいつもマイナス思考です。
自分に自信がない時
仕事で大きなミスをしてしまった時、自分に自信がなくなってしまいます。そんな時はマイナス思考でしか物事が考えられなくなってしまいます。自分に自信がない時は未来に希望が持てなくなってしまい悲観的な考えしか頭に浮かびません。まさにマイナス思考の中にいる心理状態です。
思うようにことが運ばない時
社会の中に身を置くと、頑張っても自分の思いどおりにことが進まないことなど、日常茶飯事です。そんな時はどうしてもイライラしたり、ストレスを感じてマイナス思考になってしまいます。頑張ってもどうにもならない事態が生じた時、人は悲観的な考えをもち、マイナス思考の心理状態に陥ります。
悲観的な性格・マイナス思考を直す方法
失敗をおそれない!
「失敗は成功にもと」失敗することを恐れず、巡ってきたチャンスにチャレンジしましょう。失敗はあなただけが経験することではありません。どんな人も失敗を踏まえて次の段階へ進んでいくものです。失敗した時は、「これも経験!」と割り切って、失敗したことをくよくよ考えないことです。失敗は「人生の糧だ」と考えればちっとも恐いものではありません。
悩み続けない!
考えても答えが出ないことをいつまでも悩み続けないことです。そういう時は「時に身を任せ、風の吹くままに時間を過ごそう」的な考え方を心に抱きましょう。悩み続けても仕方がないことは、さっさと忘れ未来に目を向けて進むようにしましょう。
人は人、自分は自分という考えを持つ!
人は人です。周りと自分を比較せず、自分は自分と自分に与えられた条件を大切にしましょう。自分の環境も、自分の性格も、自分の身体も、他人に置き換えられないものです。自分は自分で人は人。この精神を忘れず、自分に与えられたものを大切にしましょう。
自分に自信を持つ!
自分に自信を持つことは悲観的な性格を直す方法のひとつです。自分を信じられえるようになると自然に前向きな考え方ができるようになります。自分のダメな部分だけを気にすることはマイナス思考に陥ります。仕事でも趣味でも小さな成功を積み重ねていき、自分に自信をつけていくように心がけてください。
物事をポジティブに考える
考え方をポジティブに持つように心がけましょう。どうするかというと、まずは後悔しないことは原則です。「あのときこうしていれば…」「なんでこうなってしまったのだろう」など過去に起こった物事を後悔することはマイナス思考につながります。そうではなく「どうすればよいか」「今度はどこを注意すればよいか」という考え方に変えていくことです。ポジティブに物事を捉えていくことは悲観的な性格やマイナス思考を直すよい方法です。
悲観的な性格を直そう
悲観的な性格を直して、人生いろんなことにチャレンジしてください。マイナス思考は目の前に開ける未来の道を閉ざしてしまいます。悲観的な性格を上手に改善して、明るくポジティブに生きましょう。