2017年11月11日更新
『余計なお世話をする人』の心理と『余計なお世話』の上手な使い方
世の中には、余計なお世話をする人が、どういうわけか、結構存在します。ここではそんな人たちの心理をご紹介。また、そんな『余計なお世話』も、余計ではないものとして上手に使わせていただく方法についてもご紹介します。
余計なお世話をする人の心理や特徴とは? 善人編
余計なお世話をする人は、純粋に相手のためになりたくてお節介なことをしてしまうタイプの人がほとんどです。ここではそんな人たちの心理をご紹介します。
余計なお世話界で殿堂入りしている人と言えば、「お母さん」
余計なお世話やお節介の代表者と言えば、お母さんですよね。お母さんはいつだって子どもや家族に対して、お世話を余計に焼いてくれます。しかし、お母さんには悪気は一切ありませんよね? いつも、相手のためを思って、お世話を焼いてくれています。うざったいと思われながらも世話を焼くお母さん、あなたは憎めますか?
余計なお世話は、良かれと思ってなされる、人の情
余計なお世話界に殿堂入りしているお母さんを見てもわかるように、余計なお世話は親切心からなされる、人の情の結晶と言っても過言ではないでしょう。親切心が溢れすぎてしまった結果、余計なお世話と言われてしまいますが、元は善意なんですよね。
空気は読めていないが、悪気はないことも多い
余計なお世話にをする人は、大抵の場合、場の空気を読めていません。天然でそうしてしまっているのです。悪気はないのですが、天然でやってしまっている分、それが余計なお世話なのだということに言われても気づけないこともあるので、タチが悪いとも思われてしまいがちです。
余計なお世話をする人の心理や特徴とは? 悪人編
余計なお世話をする人の中には、相手を陥れるために、いじわるでお節介をするタイプの人もいるようです。そんな人たちの心理や特徴を紐解いてみましょう。
頭をフル回転させて、相手を困らせようと考えている
余計なお世話をする人の中には、悪気のあるタイプの人もいます。そういう人はかなり打算的で、頭の回転も良い場合があります。基本的に人を陥れるために頭をフル回転させています。余計なお世話をすることで相手が困ることをわかっていてやっているため、かなりいじわるな人だと言えます。
嫁姑関係においてはあるあるの嫌味行動
具体的には、陰湿な嫁姑トラブルによくありがちなのが、この悪質なお節介です。嫁をいびるために、わざと嫌味な行動を姑がとるということは良く聞く話です。
『息子がたまにはお母さんの味が食べたいって言うから持ってきたわ』などと言って、姑がおかずを作って持ってくるなどというのは、善人タイプ。悪質に感じてしまうケースとしては、『息子があなたのご飯が美味しくないっていうのよ』と言いながら、タッパーにたくさんのおかずを持ってくるようなケースですね。つまり、心根が善意なのかどうかにかかっているということになります。
余計なお世話の上手な使い方をご紹介
余計なお世話は、人生観のスマートな若者たちからすると、やっかいで面倒なものです。しかし、人生はスマートであることだけでは、つまらなくありませんか? ここでは『余計なお世話』の上手な使い方、賢い捉え方についてご紹介します。
捉え方ひとつで、『余計なお世話』が『ありがたいお世話』に
先述したような、嫁姑トラブルからもわかるように、同じ行動でも、相手の言い方や心根次第で、善意からくる余計なお世話にも、悪意からくる余計なお世話にもなり得ます。それは、実は自分の捉え方にも言えるんです。
誰がどう見ても、『余計なお世話』だったとしても、相手は善意でやっているのだと思うことで、『ありがたいお世話』として受け取ることができるのです。そのように捉え方を変えて行けば、人間関係が奥深いものになると思いませんか?
他者との面倒な付き合いは、自分を成長させることになる
余計なお世話やお節介をいちいち相手にするのは確かに面倒です。しかし、それらをきちんと受け止めたリ、捉え方を工夫することは、自分自身の心の成長につながることとも言えます。そのように受け止めれば、他者との面倒な付き合いは、素敵な成長の種になっていきます。
粋な『余計なお世話』をする素敵な大人になろう
若いうちは、かっこつけて、一人でスマートに生きることに憧れたりもします。しかし、スマートだけが人生ではありません。人間味あふれる関わり合いがあってこそ、深みが生まれ、より一層生きることが楽しくなるのです。粋な『余計なお世話』をすることができる、良い大人を目指してみても良いのではないでしょうか。
まとめ
余計なお世話をする人の心理や、余計なお世話の良さをおわかりいただけましたでしょうか。一見、面倒に見えることではありますが、捉え方ひとつで、自分にとって成長の種になり得ます。是非、面倒でも、一度柔軟に捉えてみてくださいね。
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