2017年11月27日更新
いつも罪悪感が消えないことが辛い……得体の知れない罪悪感を消す方法とは?
あなたは、いつも何かに怯えていませんか? その得体の知れない罪悪感、きれいさっぱり拭い去ることができたら、どんなに楽だろうと思いますよね? ここでは、得体の知れない罪悪感の消し方を考えていきます。
得体の知れない罪悪感がつきまとう? 罪悪感に苛まれる人の特徴とは?
何をしたというわけでもないのに、常に罪悪感が消えないというのは、とても苦しいことです。現代社会においては、拭い去れない罪悪感に苦しんでいる人は、少なくないかもしれません。
子どもの頃、家庭環境が劣悪だったという人が多い
罪悪感に苛まれながら生きている人の中には、生まれてきたことすら、罪だと思ってしまっているような人もいるようです。とても苦しい辛い状態ですが、そういう人は子どもの頃、家庭環境が良くなかったことが多いようです。
とても厳しくしつけられていたり、頭ごなしに叱られて育った人は、自己肯定感が著しく低く育ってしまいます。「自分はダメな子だ」「自分には価値がない」「自分が生きていることは人の迷惑となる」と思い込んでしまいます。親からの無償の愛が受けられないことは、こうした恐ろしい弊害が生まれてしまうのです。
哲学的な考えの持ち主であることも
罪悪感が強くあるということは、思慮深く、考えすぎるくらい考えるということと同じです。誰でも一つや二つ、人に言えないような過ちを犯してきているはずで、思慮深い人というのは、そうしたことを深く、哲学的なまでに考えてしまうのでしょう。つまり、物事を表面的ではなく、かなり深い部分まで考えられる人だということになります。
感性が豊かでアーティスト気質
罪悪感に悩む人と言うのは、哲学的な他、感性が豊かな場合もあります。様々なマイナスの感情を人より多く感じ取ってしまう反面、それらを芸術として表現できることもあるでしょう。アーティストとして、ガラスのハートと共に生きていくという人生の選択をする場合もあるかもしれません。
幸せなはずなのに、いつかまた不幸になるのではと思っていませんか?
罪悪感の強い人というのは、自分が幸せな状態に置かれても、幸せを幸せと感じられない傾向があるようです。それはとても苦しいことですが、周囲にとっても辛いことだと知ってください。
どこかに罪悪感を持っていると、不幸が当たり前と思ってしまうものです
いつも心の片隅に罪悪感を抱えて生きている人は、幸せな状況に置かれても、素直にそれを受け入れられない傾向にあるようです。それは、自分には幸せになる資格などないと思い込んでしまっているからです。
自分は不幸であってしかるべきだと思い込んでいるせいで、せっかくの幸せも、どこか疑って見てしまうことにもなります。とても悲しいことですよね。
せっかく手に入れた幸せを幸せと受け止められないのは、相手にも失礼です
実は、幸せを幸せと受け止められないことは、本人だけの問題ではありません。幸せを共有するはずの恋人や家族など、周囲の人を傷つけてしまうことにも繋がります。
周囲の人たちは、「わたしといても幸せじゃないのかな」と自分を責めてしまうのです。罪悪感からくる不幸は、悲しいことに伝染してしまうのです。
自分の心を癒してあげてください
罪悪感を消す方法、それは、傷ついて固くなってしまった自分の心を癒す、つまり、自分自身を許してあげることしかありません。
自分の心を癒さないと、人を幸せにはできません
あなたには大事な人がいますか? もしかしたら、大事な人を守りたくてこの記事にたどり着いたのではないでしょうか。あなたは、今の自分のままでは幸せになれないと気づいているのではありませんか。
まず、そこがスタートラインです。スタートラインに立てた自分を、褒めてあげてくださいね。
あなたはまず、自分の心が傷ついて、固くなってしまっていることを知りましょう。あなたはどうしてそこまで悲しくつらい、あるいは虚しくからっぽのような気分になってしまったのでしょうか。
幼い頃、辛いことがあったかもしれません。誰かを傷つけたことをずっと後悔しているのかもしれません。しかし、その罪はずっと償えないものでしょうか?
あなたの前に、もし、今、幸せにしたい人がいるのなら、あなたは勇気を出して、その人と幸せになる必要があります。そのためには、あなた自身を、その罪悪感から解放してあげなければなりません。
その方法はただ一つ、今大事にしなければならない人を、きちんと大事にすることです。それが償いにもなります。
十分自分は頑張っていると、まずは自分自身を認めてあげませんか?
あなたは、自分の中にある罪悪感と、随分と長い間戦ってきているはずです。いろいろな葛藤もあったでしょう。あなたは人よりも、とても頑張っています。
そのことを、あなた自身が認めてあげてください。あなたが認めないでいるうちは、誰かに賞賛されても、意味がないように感じてしまっても当然なのです。あなたはあなた自身に許されたいだけなのです。
自分がやっていて心地良いと思えることをたくさんしましょう
あなたの心は少し、疲れすぎているのです。そういうときは、自分がやっていて心地良いと思えることをたくさんしましょう。
音楽鑑賞でも、アロマテラピーでも、読書でも、あなたが好きなことをできるだけたくさんやるのです。
できればノートに「好きなことリスト」を書き出して、何かつらくなったとき、行き詰った時の気分転換時に、どれでもいいからやってみてください。
あなたは自分の心を癒す力を持っています。大丈夫です、安心して、幸せになってください。
まとめ
罪悪感が拭い去れない毎日は、本当に苦しく、人知れずつらいものです。そろそろ、そのつらさから解放されて、幸せを手にしても良いのではないでしょうか。