2017年12月6日更新

離婚決断は計画的に!勇気を出して離婚決意した人の体験談も

離婚は結婚のよりも多くのエネルギーを使います。夫婦だけの問題ではないので、考えなければならない問題が山積みですから、決断するのにもとても勇気がいります。ここでは、離婚を決断するに至るまでの原因や、実際決断した人の体験談などをご紹介します。

  1. 目次
  2. 離婚決断は命がけです
  3. 離婚決断に至ったきっかけや、離婚時に心掛けたいこととは?
  4. 勇気を出して離婚を決意した人の体験談
  5. まとめ

離婚決断は命がけです

結婚は、勢いとタイミングで決める人も多いものですが、離婚はそれだけで進められることでは決してありません。

離婚は結婚よりも多くのエネルギーを使う

あなたは離婚経験者から直接話を聞いたことがありますか? 聞いたことがあるならきっとおわかりのことでしょう。離婚は本当に、ものすごく大変です。精神的にも体力的にもエネルギーを使うので、心の底から疲れてしまうこともあります。

想像してみてください。パートナーの裏切り、家族の大きな問題。それまでに味わったことのないようなきつい現実を目の当たりにして、まずは精神的に追い詰められるようになります。さらには、不貞の証拠集めや家族会議の場をセッティングするなど、心の傷を癒す間もなく日々どんどん忙しくなり、体も疲れて切ってしまいます。

円満離婚を期待してはいけません

今の時代、離婚なんて大したことないのではと思っている人も多いのではないでしょうか。さらっと円満離婚できるのではないか、そんな風に思っているのなら、それは甘い考えです。

多くの人の場合、いざ離婚となると、態度が豹変したり、パニックを起こしたりして、とにかくうろたえるものです。この人はそんなことないだろうと思うような相手でも、可能性がないとは言い切れません。離婚とは、そのくらい、夫婦にとって衝撃的な出来事なのです。

離婚のために無理しすぎると体を壊すことも

先述した通り、離婚のさまざまな手続きや、それに伴う日々の忙しさが重なって、体を壊す人もいます。離婚をしたい側は、証拠をあつめたり、手続きに走ったりと、離婚を急ごうとすることがあります。いつも以上に神経も高ぶっていることもあり、自律神経が乱れて、健康を害してしまうのです。

離婚決断に至ったきっかけや、離婚時に心掛けたいこととは?

離婚の原因になり得ること、離婚時に心掛けたいことをお伝えします。離婚は勢いだけで進める結婚とは根本的に違うということは忘れないでくださいね。

不貞やDV、嫁姑問題など、きっかけはさまざま

離婚原因は、夫婦の数だけあると思って良いでしょう。浮気やDV、セックスレス、性格の不一致などといった、主に夫婦関係の破たん。親族との関係が悪い、特に嫁姑問題の激化。会社の倒産などによる経済苦。

お互いが嫌いになって離婚するケースが多いですが、中にはのっぴきならない事情があって、お互いに気持ちがあっても離婚する場合もあります。離婚原因、きっかけは、本当に人それぞれなのです。

いろいろな理由が重なり、話し合いもうまくいかなくなると離婚に発展する?

たった一つの原因だけで離婚に至ることは少ないです。浮気の他に、嫁姑問題があったり、性格の不一致があったりと、いろいろな理由が複数重なることで、離婚に至ります。さらに、これら夫婦間の問題をなかなか話し合うことができていないと、離婚確率が高まります。

離婚は勢いやタイミングで決断せず、計画的に!

「この人とはもうやっていけない、浮気はするし、マザコンだしで最悪、離婚だわ!」と家を飛び出したはいいけれど、行く当てもなく、そのまま夫の待つ家に帰らざるを得なかった、なんていう話を聞いたことがあります。

これならまだ良い方かもしれません。家を飛び出して、お金もなく、泊るところもないからと、高給が期待できる夜の仕事に一気に突き進んでいく女性も中にはいます。そうするしか生きていく道がない状況に自分が追いやってしまったからに他なりません。

離婚をするなら、計画的に進めることが大事です。一度「離婚したい」と思ってしまうと、その後同じ屋根の下に一緒にいることは、確かに相当な苦痛です。それでも、耐えるのです。まずはお金を貯めること。そして、自分が優位に立てるよう、さまざまな証拠集めをすること。冷静に行動できれば、離婚後の生活はより安定します。

勇気を出して離婚を決意した人の体験談

実際離婚を経験した人の体験談です。離婚するかどうか迷っているという方は、是非一読ください。

これ以上一緒にいても辛い未来しか想像できなくなった

Aさんは、夫が自分の友人と浮気をしていたことを、夫の携帯を見て知ってしまいます。はらわたが煮えくり返るほど怒りに満ちたAさんは、冷静を努めてはみたものの、結局すぐに夫を問い詰めてしまったそうです。

しかし、浮気の証拠は夫の携帯の中のみ。夫婦喧嘩の最中に、夫はどさくさに紛れて、証拠となるメールや写真を消去してしまいました。

離婚のための家族会議は泥沼

Aさんはもともと夫の親族との関係にも悩んでいたので、離婚以外の道は考えられなくなってしまいました。証拠は消されてしまったものの、やりなおすつもりのないAさんは、自分の両親と夫の両親も交えて、離婚会議を開くことに。

しかし、離婚会議では、問い詰めるはずのAさんが、なぜか姑から「あなたは夫をないがしろにしていた」と非難されます。Aさんはとても傷つきましたが、それでもとにかく離婚が成立するだけでいいと思い、無理やり離婚届けにサインをさせて、さっさと手続きを完了させました。

金銭的にきつくなったことが一番の悩み

離婚はできたものの、勢いで手続きをしてしまったため、専業主婦だったAさんはとにかく金銭的にきついことが悩みです。もっとしっかり証拠集めをして、慰謝料をとるべきだったと後悔もあるそうです。

まとめ

離婚は勢いで進めてはいけないということがお分かりいただけたでしょうか。どんなにつらくても、一度冷静になり、自分にとって優位になる離婚を進められるように頑張りましょう。

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