2017年12月6日更新
倫理観がない、欠如…倫理観を養うためにできるたった1つの事
わたしはどこか倫理観がない、欠如している…そんな風に自分に不安を抱いていますか?実は、幼少期に母親からの愛を十分に受け取っていないことが、倫理観欠如の原因なのです。ここでは倫理観がない人の特徴や心理から、倫理観を養う方法までご紹介します。
倫理観がない人の特徴や心理とは?
倫理観、すなわち、人として守るべき考え方。この倫理観がない人の特徴や心理をお伝えします。彼らは人と打ち解けない、あるいは、打ち解けていないのに打ち解けているふりをしていることもあります。
友達が少なく、考え方が変わっていると言われる
倫理観が充足している人と言うのは、正しいことと悪いことをきちんと判断でき、動物や地球そのものを、目の前の友人に優しくするのと同じように思いやれる人だと言えるのではないでしょうか。つまり、その逆の人は倫理観が欠如していると言えるのかもしれません。
倫理観がない人は、友達が少ないことが多いようです。それは考え方が変わっていると思われている、もしくは言われるために、人とつるむことを嫌うからです。一般的な常識という観念がなく、周囲が驚くような行動をとることもあるでしょう。
友達は少なくないが、実は本音を話せる相手がいない
一方、友達が多いタイプの人もいるようです。ただし、実は本音を話せる友人がいない、というのが隠れた真実のようです。周囲には倫理観が欠如した自分のことを隠して、表面的な付き合いをしていたり、猫を被って生きていることも多いでしょう。
実は、彼らには悪気がないことがほとんどです。なぜ自分は皆のように思いやりを持てないのだろうと人知れず悩んでいることも少なくありません。時々空虚な気分になり、遠くを見つめているようなこともあるかもしれません。
何を考えているかわからないと言われるが、自分でも自分がわからない
倫理観がない人は、周囲のいわゆる普通な人たちからは「何を考えているかわからない変わった人だね」などと言われることも多いです。それは周囲にとっては一概に悪口ではなく、褒め言葉であることも。
しかし、本人からすれば図星で、傷ついていることもあります。なぜなら、自分でも自分のことが良く分からないからです。倫理観がないということは、究極は自分自身への関心が低いということが言えるのです。このことについては下記に詳細を記していきます。
欠如した倫理観を養う方法
倫理観が欠如しているということは、究極的にはどういうことを意味すると思いますか? 倫理観が欠如しているということは、すなわち、周囲に愛が持てないということになります。その原因は、自分が自分を愛せていないことにあります。
自分を愛せない人は人を愛せない……人を愛することが倫理観を養うということ
まず前提として、自分を本当の意味で愛せていない人は、人のことを愛して大切にすることはできません。倫理観とは、人として守らなくてはならない道を知っている価値観の事なので、人のことを思いやれるかどうかが大事になってきます。人のことを思いやるということは、つまり、愛です。
愛は、多くの場合、幼い頃母親から受け取っています。母親を早くに亡くした人は、父親や、他の親族から、十分に愛を受け取っていることもあるでしょう。しかし、まれにそれが受け取れていなくて、大人になってから自分と相手を愛せない自分に苦しむ人がいるようです。そして、彼らの倫理観は欠如していることがあるようです。
幼い頃の家庭環境が影響していることも
例えば、母親が家を顧みず、いつも夜留守にしているような人だったとか、酒乱の父親がいて母親がいつも小さくなっていただとか、といういった家庭環境を経験した人は、悲しいことに、倫理観が欠如した状態で成長していることがあります。
幼い頃にまっとうに愛してもらえなかった過去というのは、大人になってからもずっとついてきます。きちんと向き合って、自分を癒そうとしない限り。変わりたいと思うことが第一歩です。
自己愛を高める方法とは?
それでは、自分自身への愛、自己愛を高める方法について探っていきましょう。
自分を自分で癒してあげて
家庭環境などが原因で、自分に倫理観が欠如していると自覚のある人は、是非自分自身で傷ついた心を癒してあげてください。ただひたすら、「わたしは愛されるに値する、価値ある存在だよ」と言い聞かせるだけでも良いのです。
自分自身をマイナスな言葉で埋め尽くさないことを意識してください。心があたたかくなるような、プラスの言葉を念じ続けてください。「わたしは皆に愛されている」「わたしはなんでもうまくやれる」などでも構いません。それを続けることで、次第に癒されていくでしょう。
自分にしかできないことを見つけて、自分を褒めてあげる
具体的に、自分にしかできない特技などを見つけたリ、趣味に没頭してみるのも効果があります。自分がやっていて好きだなと思うこと、心地よく感じられることで自分自身を満たしてあげてください。満足して、愛することができるようになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。倫理観は愛で育まれるものです。自分をまず愛してあげて、癒してあげることから始めてみてくださいね。あなたは愛されるに値するすばらしい人なのですから。
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