2017年12月25日更新

偽善者ってどんな人?偽善者の特徴や性格・心理とは

あなたの周りに偽善者はいませんか? 本音ではもっと悪いことを考えていてもおかしくないのに、常に善人のような顔をしているその人は、もしかしたら偽善者かもしれません。偽善者がどんな人かを特徴や性格・心理から知っておけば、対策も立てられるし安心♪

  1. 目次
  2. 偽善者とはどんな人のことを言う?
  3. 偽善者の特徴
  4. 偽善者の性格・心理
  5. まとめ

偽善者とはどんな人のことを言う?

偽善者とはどのような人のことを言うでしょうか。偽善の意味を考えてみましょう。偽善者は、その自覚がなく、偽善者になっていることもあるようです。

偽善の意味とは

偽善の意味について考えてみましょう。偽善とは、善を偽ると書きます。つまり、表面的には善いことをしているように見せかけるということになります。上辺だけ善人を偽って、腹の中では何を考えているかわからないような人のことを偽善者と言います。

偽善者とは、腹黒い人のことを言う

偽善者は、腹黒い人だと言ってしまっても良いでしょう。本当は周囲を見下しているのに、上辺だけは良い人ぶってみたりします。社会的な立場を良くするために、本当は興味がないのにボランティアに参加したりもしますが、表面的でやっつけ作業をするようなこともあるでしょう。とにかく、周囲からの点数を気にしています。

偽善者は自分が偽善者である自覚がないことも

無自覚の内に偽善者になっている人もいるでしょう。偽善がスタンダードになってしまっているのです。いつもどこか表面的で、誰に対しても本音が言えず、無理をしているようにも見えるでしょう。実際、大変無理をしていることもあります。偽善者は、偽善に対する向上心がとても高いのです。

偽善者の特徴

では、偽善者の特徴を見ていきましょう。これらの特徴は、多かれ少なかれ自分自身に当てはまることもあるかもしれませんが、多少当てはまる分には、心配する必要はないでしょう。

良いカッコしいで、きれいごとばかり言う

偽善者は、とにかく人聞きの良いことやきれいごとばかり言っています。見ていればその人が偽善者かどうかは大体すぐわかります。なぜなら、常に良いことしか言わない人などいないからです。

日々の生活をきちんと送っている人ほど、辛いことや不満も出てくるので、一つや二つの愚痴が出てきてもおかしくないはずです。むしろ、きれいごとしか言っていない人は、社会できちんと戦っているのか疑わしいと思いませんか?

SNSで良いニュースや記事を拡散しまくる

偽善者が最もその偽善ぶりをカジュアルに発揮しやすいのが、SNSだと言えるでしょう。よく、SNSで、ちょっと泣けるニュースや、良い記事を拡散しまくっている人はいませんか? そういう人は、腹の中では「わたしはこんなに素敵な記事をおすすめできるほど良い人です」などと思っているかもしれません。

人間は、光の部分と影の部分を持ち合わせています。偽善者は、人間本来の光と影について、認めきれない人なのかもしれません。常に光でありたい、そうでなければならないという強迫観念のようなものがあるのかもしれません。

目が笑っていない

偽善者は、心の底から本音を言っていないため、目に表情がなく、笑っていても目だけは笑っていない、などということが多いでしょう。目は口程に物を言うというのは、本当です。

偽善者の性格・心理


偽善者の性格や心理についてもう少し掘り下げてみましょう。彼らは人に良く思われたいがあまり、苦しんでいるかもしれません。彼らも社会で生きていくために、必死なのかもしれません。

良い人だと思われたい

どうして偽善者になってしまうのか、それはただ、周囲に良い人だと思われたいからです。「わたしはあなたの敵ではない」と伝えたいのかもしれません。あるいは、人気者になりたかったり、人に「すごいね」と言われたいという単純な発想かもしれません。

本音で語り合ってこそ、人と人は仲良くなり、友情が育まれます。時には自分の汚い部分を見せてこそ、わかり合えることもあります。しかし偽善者になってしまう人は、そういった人間関係の醍醐味を味わったことがないのかもしれません。仲良くなるコツを知らないのです。

自分の欠如した倫理観を隠したい

偽善者の人は、自分には倫理観が欠如しているという自覚を持っていることがあります。過去になんらかのトラウマを抱えていて、物事に真正面から向き合えない人が当てはまることがあります。

この場合、人に弱みを見せることができないので、欠如した倫理観を隠そうとするあまり、偽善者になってしまっていることが考えられます。どこかのタイミングで誰かがそのことに気づいて、手を差し伸べてあげられると良いのですが、気付いてもらえないまま長年経過してしまうこともあるでしょう。こうなると、偽善は沁みついてしまい、手強くなってしまいます。

まとめ

偽善者を見ていると、本音を暴いてやりたい気持ちになることもありますが、実は悲しい本音を抱えていることも少なくないことがお分かりいただけたと思います。偽善は醜いですが、そうならないために、誰かが手を差し伸べてあげられる社会を作りたいですね。

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