2016年12月14日更新

逃げ癖を治して仕事や恋愛を楽しもう

逃げ癖

しなければならない仕事があってもそこから逃げてしまう逃げ癖のある人。いつも逃げてしまい達成感や成功を味わったことがないと悩んでいる人。逃げ癖のある人は恋愛にもとても臆病です。素敵な恋愛をするためにぜひこの癖を治しましょう。逃げ癖のある人の特徴を探りました。逃げたくなる心の中には精神的な病気を抱えていることが原因となっている場合もあります。逃げ癖から考えられる困った影響を考えて、逃げ癖を治す方法をご紹介します。

  1. 目次
  2. 逃げ癖がある人の特徴
  3. 逃げ癖の原因が病気にある時
  4. 逃げ癖からくる影響
  5. 逃げ癖を治す方法
  6. 逃げ癖を治そう

逃げ癖がある人の特徴

使命感にかられない

逃げ癖のある人は、仕事においても絶対自分がしなければいけないとか、必ず成し遂げなければならないという使命感を持っていない人です。使命感にかられないことが特徴にあげられます。山積みにされた目の前の仕事を見ても、自分がやらなくとも誰かがやってくれると思ってしまうこと、自分には到底不可能だからしないと、逃げ癖のある人は最初から逃げてしまいます。自分がやらねばという使命感に欠けているところが逃げ癖のある人のひとつ特徴です。

諦めがはやい

逃げ癖のある人は、面倒なことはしたくないといつも考えています。行動する前に諦めてしまい、自分が苦手なことや大変なことには手を出しません。最初から諦めてしまいます。仕事だけではなく恋愛においても、逃げ癖のある人は、所詮彼女は美人だし頭もいいから、自分なんかが誘っても身分不相応。だからランチも映画も誘わないと、相手に自分をわかってもらう前から接触すら持とうとせず諦めてしまう特徴がみられます。

恐怖心・不安が強い

物事に対していつも恐怖心や不安を持っている人は逃げ癖があります。自分に自信がなくこの仕事をするのが怖い、人からの返答が不安で仕方ないから何も自分の意見は言わないというような、恐怖心や不安が心の中にあって、仕事などに対し、積極的になれず逃げてしまうことが逃げ癖のある人の特徴のひとつです。

自分に甘い

逃げ癖のある人は自分にとても甘い考えをもっています。自分はできないから無理してやることはない。努力ということは自分には向いていない、頑張れない、そんなことをしたら精神的にまいってしまい体を壊すと、自分にとても甘い人は逃げ癖のある人です。

逃げ癖の原因が病気にある時

パニック障害

事の場面に接するとパニックを引き起こして、頭と心が混乱してしまい、難しいことや厄介な事柄から逃げ出してしまいます。恐怖心や不安でいっぱいになるとパニックをおこしてその場から逃げてしまうことはパニック障害という心の病が原因であることがあります。この症状は重症化すると人前にも出たくなくなり、社会生活に影響を及ぼします。さらに症状が進むと、次にあげる「うつ病」にかかってしまっている場合があります。逃げ癖が激しい恐怖感や不安からきている人は、それはパニック障害という心の病が原因かもしれません。そのような場合は専門医を受診して、カウンセリングを受けることをおすすめします。

うつ病

逃げ癖のある人は、ともかく何か体をつかって動くことが苦手なので、すぐに諦め逃げてしまいます。やらなければいけない仕事を先送りにしてしまい、仕事はどんどん増えていく。仕事が遅れている分を回復しようとも、体が動かず逃げてしまう。そこからストレスが重なりうつ状態に陥ることがあります。そもそもうつ病を患っている人は、積極的に行動ができず、いつもその場面に遭遇すると逃げ腰になってしまう症状があります。意欲も気力もなく問題から逃げてしまうこと行動が、癖ではなくうつ病からきている場合があります。心の病からきていると感じた時は、専門医を尋ねカウンセリングを受けることをおすすめします。カウンセリングを受けることで心の病が回復して逃げ癖が治る場合もあります。

逃げ癖からくる影響

仕事がはかどらない

やる気がない、気力がない、やらなきゃいけないと思うが体が動かないことから仕事がまったくはかどりません。逃げ癖は仕事の作業の状況に影響します。

不安や焦りに追われて精神的に落ち着かない

悲観的になっていつも逃げ腰。職場でのコミュニケーションも減りうつ状態になることがあります。逃げることでいつも何かに追われている気持ちになり、不安や焦りを感じるため気持ちが落ち着かず精神的に悪影響をきたします。

希望や達成感を味わえない

いつも逃げているので目標に達することがなく、希望を叶えることができません。逃げ癖のある人は達成感を味わったことがなく、仕事の喜びや恋愛の素晴らしさを感じたことのないある意味寂しい人です。感動を経験できるかどうかということに影響します。

信頼を失う

肝心な時に逃げてしまうと、人から信頼を失ってしまうことがあります。何日までに仕上げてほしいと頼まれていた仕事から逃げてしまって納期が遅れてしまうことは、信頼を失ってしまうことです。逃げ癖は人から信頼されなくなってしまうという影響が出ることがあります。

逃げ癖を治す方法

達成

達成感に浸っている自分を想像する

目標を達成した時の自分を想像し、目標に向かってあきらめない精神力をつけましょう。これが叶えばうれしい、こうできたらこんな生活ができる、彼女と交際できたらこんなことを一緒にしようなど、成功した時の達成感を想像して目標に向かって行動してみることは、逃げることを治すひとつの方法です。

時間を決めて始めよう

できるまでいつまでも…と考えるのではなく、「1時間だけしよう」というように時間を決めて行動することも逃げ癖を治す方法です。たとえばあそこもここも掃除をしなければいけない、考えると1日では終わらないのでもうやめようと逃げてしまうのではなく、1時間だけできるところを掃除しようと、時間を決めるとその時間は行動できるものです。1時間でも、その時間の行動を果たしたという達成感を味わってみましょう。

環境を整える

たとえば寒いからできないと思うなら暖房を入れて作業するなど、自分の環境を整えて逃げることから回避しましょう。環境を整えておくことも逃げ癖を治す方法です。机の上が乱雑なので仕事ができないというのなら、まず机の上を整理してみましょう。作業する環境が整えば仕事をする意欲も湧いてきます。

専門医でカウンセリングをうけよう

パニック障害やうつ病が原因と考えられるときは、専門医を受診して、必要ならばカウンセリングを受けることをおすすめします。精神的な病が原因となると思われる時は、専門医を受診してください。

逃げ癖を治そう

目の前にある問題から目をそむけたくなり、つい逃げてしまう逃げ癖。仕事だけでなくプライベートの場面においても、逃げ癖は生きていく中でいろいろな場面で悪い影響をもたらしてしまいます。肝心なときに逃げてしまわないように、物事に立ち向かい逃げ出さない自分を見つけて、逃げ癖を治してたくさんの達成感を味わってください。