2018年3月13日更新
頭に血が上りやすい人の特徴や性格と、短気な性格の改善方法!
頭に血が上りやすい人っていますよね。短気は損気とも言いますが、そういう人は周りにとっても迷惑ですし、カッとなることは、本人の心身にも悪影響を与えます。ここでは彼らの特徴や、短気な性格の改善方法もご紹介します。
頭に血が上りやすい人の特徴や性格とは?
頭に血が上りやすい人の本性は、キャパが小さく、小心者!? それでいて完璧主義で、高いプライドが短気に拍車をかけてしまっているようです。
キャパが小さいのに完璧主義
頭に血が上りやすい人は、物事を受け止めるためのキャパがもともと小さくできているようです。つまり、心に余裕がないということです。そのため、キャパを超えることがあると、パニックを起こしてしまい、カッとなってしまうのです。
さらに、キャパが小さいことに加え、完璧主義だったりします。そのため、自分自身の掲げる目標などに達さないと、イライラして周囲に嫌な感じを与えるなどの迷惑をかけてしまいます。
実はとても小心者
頭に血が上りやすい人はとても小心者であることが多いです。精神的には、いつもなんとなくおどおどしていて、何かに怯えているのですが、それを隠して虚勢を張っていることも少なくありません。
小心者とは、心が小さい者と書きますよね。心が小さいために、目の前で起きているトラブルを受け止めることが難しいのです。またそれは他者を相手にする場合のみならず、自分自身を受け止めることすら、容易にできないこともあるようです。
意識高い系でプライドが高い
頭に血が上りやすい人は、自分のキャパ以上にプライドを高く持っています。また、いわゆる「意識高い系」で、理想や目標が高いです。そのため、なかなか目の前のハードルを越えられず、イライラして頭に血が上りやすくなってしまうようです。
自分に見合った高さの目標を立てることが苦手なようです。現実の自分の能力などを、冷静に見つめることができていないということですね。
頭に血が上りやすくなってしまう原因とは?
頭に血が上りやすい人の特徴や性格がわかったところで、ここからはその原因に迫ります。頭に血が上りやすい人は、普段からストレスに悩まされていることも多く、心が疲れていたりします。
慢性的なストレスに悩まされている
頭に血が上りやすい人は、慢性的なストレスに悩まされていることがあります。例えば、会社では上司と部下に挟まれている中間管理職の人などが当てはまるかもしれません。
彼らは上司には機嫌取りをし、今時の若い部下には、パワハラにならないよう気を遣うこともあり、だんだん心が疲弊していきます。ストレスのはけ口もうまく見つけられず、家に帰ると家族に対してだけは短気に振舞ってしまうのです。
短気なご主人の家族は、唐突にキレるご主人にいつも怯えていなければなりません。疲れますし、これまたストレスです。しかし、ご主人にとっては唯一、心を許せる家族だからこそ、短気に振舞ってしまう。この悪循環は、ストレス社会においてはなかなか抜け出せない現実かもしれません。
自律神経が乱れてイライラしている?
ストレスは、心身の悪循環を生んでしまいます。ストレスを抱えると、日常的に筋肉が緊張し、肩が凝り、血の巡りが悪くなってどんどんイライラしやすくなります。
こうなると、自律神経が乱れ、手足の冷え、胃腸の不調なども生まれます。この症状が不快だと、さらにイライラするようになり、それが循環してしまうのです。どこかでその循環を止めなければ、どんどん悪い方向に進んでしまいます。
他者ではなく自分自身に苛立っていることも少なくない
頭に血が上りやすくなってしまう原因、これは実は、他者ではなく、自分自身に向かう苛立ちであることが多いようです。先述した通り、頭に血が上りやすい人はキャパが小さいため、自分ができなかったことなどに必要以上に厳しい評価を与えてしまうのです。
できないものはできない、と受け止めることができず、あるがままの、裸の自分自身に自信がないのです。
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目標を立てるなら小さくして、達成感を味わおう
目標が高すぎるため、目標達成できない自分に苛立ちを覚えてしまうのです。ですから、目標は小さく設定しましょう。そして、達成できるごとに自分自身を褒めることを忘れないでください。
目標は徐々に高くしていけば、いつか思っている理想の自分になっているはずです。時間をかけて着実に成長することを目指しましょう。
気持ちが落ち着く趣味を持とう
イライラしやすい自覚がある場合は、気持ちを落ち着ける努力をしましょう。心が落ち着く趣味を持てると良いですね。最近では自律神経を整えるために、大人の塗り絵なども流行っているようです。音楽を聴くのも良いですし、アロマなんかも良いでしょう。
人間関係の断捨離をして自分の心を見つめよう
心がイライラしているときは、キャパ越えしているのかもしれません。それは、情報過多が原因のこともあります。そんなときは、自分に不要な情報を与えてくるスマホをいじる時間を減らしたり、気を遣う人とは付き合わないようにする、「人間関係の断捨離」を実行することも効果があります。
大切なのは自分の心が穏やかになっていることです。人にイライラをぶつけるよりは、人から離れる選択をするのも一つの手です。
まとめ
イライラや怒りは、悲しみが変化した感情です。自分は今、悲しくて、疲れているのだと自覚してください。そして自分自身を癒してあげてくださいね。