2017年1月18日更新
どうにかしたい!説明下手を克服しよう
自分では一生懸命説明しているのに相手に伝わらない、うまく伝わらない事で失敗してしまった。なんで経験はありませんか?そらはもしかしたらあなたの説明の仕方が悪いのかもしれません。説明下手を克服する方法をご紹介します。
説明が下手な人の特徴
話の間に「あの」や「えっと」が多い
「あの~」や「えっと……」が多い人の話を聞いている時、途中からその言葉が気になってしまって話が入ってこないという経験はありませんか?「あの」や「えっと」が多い原因は実は言いたい話が頭の中でまとまっていないからです。次に何を話して良いか迷ってしまうから「あの~」と言ってしまうのです。こういった言葉は人の集中力を邪魔してしまい、結果話が伝わらなくなる原因になります。
話の主題がわからない
持っている情報を全て伝えようとしたり自分の言いたいことを全て言おうとすると、話の主題が何かが不明確になりやすく結局今の話は何が言いたかったのか相手に伝わらない事が多いのです。自分の持っている情報を伝えてあげようとするのは一見相手に親切であるように思いますが、多くの情報を一変に伝えることは返って相手を混乱させてしまいます。
話が無駄に長い
話が長いということは本題に入るまでの前置きが長い、余計な話を挟むといった事が多いから話が長くなるのです。自分は情報を共有しようと思い前置きや途中を使って色んなことを話そうとしますが、聞き手からすると本題は何で結論はどういうことなのかわからなければ話の内容がわかりません。前置きが長かったり途中に余計な話を挟むと本題はなんなのかという事がだんだん不明確になってしまうのです。
話が脱線する
説明が下手な人は話が脱線することが多く、いつの間にか本題から話題がズレてしまうことが多くあります。自分の情報を共有しようと色んなことを話そうとしすぎていつの間にか話がちがう方向に行ってしまいがちです。
自分本位
説明が下手な人は相手の立場に立って説明することが苦手です。自分の中では解決していることでも初めて聞く相手にはきちんと説明しないと伝わりません。自分本位に話すので主語がなかったり、具体的な説明がないまま話が進んでしまったり、相手の理解度を確認しないまま話を進めてしまうので相手がおいてきぼりになったりする状況に陥ります。
説明が下手であることのデメリット
上司の説明が下手で仕事が滞ってしまった、プレゼンした人の説明が下手で意味がわからなかった、友達の説明が下手でイライラした、なんて経験はありませんか?あまりに説明が下手なことにイライラするとその人の印象が悪くなり、信頼しようという気が失せますよね。
説明が下手な人は人から信頼されません。説明が下手だとまず「頭が悪い、容量が悪い」という印象を受けます。そして「だんだん相手をイライラさせます」。生きていく上で人に何かを説明したりプレゼンする機会は多くあると思いますが、説明が下手な人は人に説明をする度に損をします。
説明が下手なのを克服すれば、信頼度が高まり相手が受ける印象もぐっと良くなります。
説明下手を改善する方法
余計な言葉を挟まない
話をするときに「あの」「えっと」「○○で~」「それで」「普通に」など余計な言葉を挟まないでスマートに話すことを心がけましょう。これは自分では無意識のうちに発してしまっているのでかなりの注意が必要です。そしてそうなってしまっている自分に気づくことが大切です。慣れるまでは逆に話しにくいと感じるかもしれませんが、こういった無駄な言葉は言わないように心がけましょう。
情報を整理する
説明は長ければ良いものでも、持っている情報を全て話せば良いものでもありません。本題は何か結論は何かを明確にし、それについて必要な情報を選んで話すことが大切です。相手に合わせて必要な情報も変わってくるので誰に向けて話をするのかというのも考えることが必要です。
自分の感情を混同させない
自分の感情が混ざるから余計な話が増えたり話が長くなったりするのです。物事を説明するときはできるだけ私的感情を入れないで具体的なデータや例を出して説明する事が望ましいのです。私的感情は共感してもらえなかったり、話が脱線しやすい原因になるからです。ですからスマートに説明をするのならば自分の感情はできるだけ入れないようにしましょう。
結論を明確にする
説明が下手な人は結論をなかなか言わない、結局結論がない話をグダグダしがちです。結論を必ず言いましょう。一番先に「結論から言うと○○です。その理由を説明すると……」といった具合に話し始めるのも良い方法です。必ず話の結論を明確に伝えるように話すようにしましょう。
ボキャブラリーを増やす
ボキャブラリーが多いと、良い例えに様々な表現を使うことができたり、言葉のチョイスが豊かで聞いてて面白いので会話に興味を持つ事ができます。また、言いたいことを様々な方向からアプローチできるので相手に合わせて話をすることができます。逆にボキャブラリーが少ないと良い例えができなかったり、なんといって良いかわからず「あれ、それ」など抽象的な言葉で表す羽目になり言いたいことが伝わらない可能性があります。説明上手になるためにボキャブラリー豊かにしておきましょう。
説明下手を克服しよう
説明下手は話し方の練習をすれば必ず克服できます。まずは自分が説明したいことを整理すること。本題は何か結論は何か、そしてそれに必要な具体的な例や説明を考えましょう。
そして相手にきちんと伝わっているかどうか相手を伺って確認しながら話すようにしましょう。相手があいづちをしているか、表情を見れば相手がどう思っているか理解できます。途中途中に「ここまで大丈夫ですか?」「何か質問はありますか?」と確認するのも良いでしょう。
説明が上手な人の話を聞いてどう話しているのかを研究するのも良いですね。日々人に話をすることがトレーニングです。日々人に説明する機会を作って慣らし、説明下手を克服しましょう。