2017年3月24日更新
自分本位に生きるべき?自分本位な人の心理や特徴から考えてみよう
世の中には、様々な性格の人間がいます。その中でも時々遭遇するのが自分本位な人です。自分本位な人というのは、どのような心理や特徴を持っているのでしょうか?気になりますよね。そして自分本位な人というのは一見避けてしまわれがちですが、その心理や特徴を紐解いていくと実は自分本位に生きるべきなのではないかと考えさせられます。そこで、今回は自分本位な人にスポットを当ててみたいと思います。
自分本位とは、どういうことか
よく、自己中心的という表現は耳にしますよね。自己中心というのは、周囲の人間のことよりも自分のことばかりを中心に考えている人のことを指して使います。それでは、自分本位というのはどういった状況なのでしょうか?
自己中心的な人が自分のことを中心に考えているのに対して、自分本位というのも自分のことを優先して考えていることには変わりはありません。けれども、そこにあまり自覚はないのです。しかも他人のことを考えていないわけではないのですが、どうしても配慮に欠けてしまうのが自分本位な性格の人間です。
自分本位な人の心理や特徴とは
まずは、自分本位な人の心理や特徴を考えてみましょう。
自分のことを最優先にする
自分本位な性格の人というのは、基本的に自分のことを優先的に考えます。何をするにしても自分のことを最優先に考えて行動をし、自己中心的な言動に走るのです。こういった性格の持ち主というのは、他人に対しての思いやりが薄い傾向があります。自分が辛くなった時やピンチになった時、初めて他人からの思いやりや優しさに気が付くのかもしれません。
人のせいにしたり、他人任せにすることが多い
人間、生きていれば嫌な出来事や面倒くさい仕事に遭遇することはあります。そんな時には誰だって逃げ出したり関わりたくないと思ってしまうもの。しかし、そうもいかずに責任感や環境によって立ち向かっていくのが普通です。けれども、自分のことを最優先に考えたり思いやりに欠ける自分本位な人というのは誰かのせいにしたり他人任せになってしまうのが特徴でもあります。
自分のことが大好きで、他人への関心が薄い
自分本位な性格の人は、自分のことが大好きという人が多いです。その結果、常に自分本位の感情で生きているので他人に対する興味があまりありません。というか、他人への関心が根本的に薄いのです。他人への関心が薄いのですから、思いやりの気持ちが欠けてしまうのも無理はないですよね。あまりにも自分本位になってばかりいると人の気持ちが分からない人だと見做されてしまい周りから人が離れていってしまう可能性もあるので、少々気を付けなければいけません。
しかし、自分本位というのは悪いこととは限らない!?
自分本位や自己中心的な人間だと聞くと、その相手に対してやはりネガティブなイメージを持ってしまうものですよね。しかし、実はそうでもないのです。自分本位ということは、自分自身のことを良く理解していて自分に正直な生き方をしているということではないでしょうか?自分自身を良く理解できているということは、周りの人間に対しても理解を深めることが出来るはずなのです。
自分本位に生きるべき理由
それでは、自分本位に生きることのメリットや生きるべき理由について挙げていきたいと思います。
自分の意見をしっかり持っている
自分の意見をしっかりと持っている人は、誰からも信頼されます。どこかで聞いた話よりはブレることなく自分の意見を主張すれば、信念を持っている人なのだと周囲からも理解をされて仕事をするにも重宝されることでしょう。
他人のわがままを理解できる
自分本位な人というのは、わがままな人間なのだと言われがちです。けれど、自分本位な人は他人のわがままも理解してあげることが出来ます。他人のわがままを理解することが出来るからこそ、自分本位なわがままも言うことが出来るのです。そして他人や自分のわがままを理解していくうちに、それが一方的な悪いわがままなのか正論なのかを分かるようにもなっていきます。
ありのままの自分でいられる
わがままだなんて言われてしまうこともある自分本位な性格ですが、それは他人と自分の思っていることが異なる場合に「違う!」とはっきり主張してしまいぶつかることがあったりするからでしょう。しかし、それは嘘が吐けない正直者だからです。要するに、正直にありのままの自分でいられるのが自分本位な性格の素晴らしい所なのです。正直な自分でいると、いつしかそれを理解してくれる人間に包まれていくもの。自分本位とは、決して悪いことばかりではありません。
他人の意見に流されない
自分本位な性格の人は自分の意見や主張をしっかりと持っているので、他人の言動に振り回されたり流されることがありません。ひとつの問題に対する答えを、自分なりに見極めていくことが出来るでしょう。
自分で判断をして、幸せを掴める
自分の意見や主張に対して、基本的にブレることがありません。何もかも自分の頭で選択をして判断することが出来ます。そういった人間は自分のことを大切に思ったり労わることが出来るので、幸せを掴むことも可能です。
自分本位に生きてみよう!
周りへの感謝の気持ちを持っているのであれば、自分本位に生きることも決して悪いことではありません。ありのままの自分でいられるのは、とても素敵なことです。あなたも、自分本位に生きてみてはいかがでしょうか?