2017年4月6日更新

貧乏性の特徴とは?治す方法も考えよう

あなたは、自分が貧乏性であると思うことはありますか?決して貧乏ではなく生活に苦しんでいるわけでもないのに、お金や物にこだわりすぎてしまう。そんな貧乏性の本当の意味を知ったり特徴を考えつつ、貧乏性を治す方法についても考えていきたいと思います。

  1. 目次
  2. 貧乏性の本当の意味とは?
  3. 貧乏性は、自慢できることではありません!
  4. 貧乏性の特徴
  5. 貧乏性を治すためには
  6. お金は適度に使うことが大事

貧乏性の本当の意味とは?

あなたは、貧乏性の本当の意味を理解していますか?貧乏性という言葉には貧乏というフレーズが使われているせいか、貧乏でお金のない人に対して使う言葉なのではないかと考える人もいるでしょう。しかし、実際は違います。貧乏性というのは、お金の感覚にケチケチしていて心に余裕がない人のことを指すのです。
基本的には、経済的な余裕はそれなりにあるのだけれどケチなお金の使い方をする人に対して使われるネガティブな表現になります。

貧乏性は、自慢できることではありません!

ごく稀に、自分が貧乏性であることを自慢げに語る人がいます。しかし、貧乏性というのは決して誰かに自慢できるような良いことではありません。お金をたくさん使う人と比べれば無駄遣いをすることもなく貯金も貯まりやすいと言えるでしょう。けれども、貧乏性であるということは「自分はお金の使い方が下手だ」と公言しているようなものなのです。

貧乏性の特徴

それでは、貧乏性の特徴について考えていきたいと思います。

「消費=損」だと考えている

貧乏性の人は、お金を消費することが損だと考えているため、徹底的に消費を嫌う傾向があります。無駄遣いを気を付けるくらいなら良いのですが、必要な時にまでお金を頑なに使わないのは間違った節約法です。日常生活においては、それなりにお金を使った方が良い場面もあるのです。

せっかく買っても、勿体なくて使わない

少し高めな商品を買ったにも関わらず、勿体ないといった理由からなかなか使うことが出来ないといった特徴もあります。せっかく贅沢な高級品を買ってみても、使わずにクローゼットの中にしまい込んでしまうというのが貧乏性のパターンなのです。そこには、良い品や高級な物は汚したくないといった心理も働いていることでしょう。

断捨離ができない

貧乏性の人は、断捨離をするのが苦手です。コレクターのように多くの物を並べて飾ることが好きなわけでもなく、多くの物を溜め込むのが好きなわけでもありません。とにかく断捨離が出来ず、所有物を処分することが出来ないのです。念の為にとりあえず何でも取っておくのが特徴で、例えば使う当てがなくても包装紙や空き箱などを保管しておきます。いつか使う時が来るかもしれないと考え、いちいち処分することが出来ないのです。

小さな損を、いつまでも引きずってしまう

例えば、とある店で商品を購入したとします。その後に出向いた店で同じ商品を見つけてそちらの方が僅かに安値だったりすると、物凄く損した気分になり後悔をしてしまいます。もちろん、誰しも「こっちの店で買えば良かったなぁー」と考えるのは当たり前です。しかし、損をしてしまったという事実に異様なほどにこだわり後悔をし続けるのが貧乏性の特徴だと言えます。いつまでも後悔を引きずり、なかなか諦めきることが出来ません。

貧乏性を治すためには

ここまで貧乏性について述べてきましたが、実際に貧乏性を治すためにはどうすれば良いのでしょうか。何を心掛ければ良いのでしょう。挙げていきたいと思います。

価値観を変えてみる

貧乏性の人というのは、お金が全てだと考えている節があります。もちろんお金があれば生きていくのには困らないかもしれません。しかしながら、お金を使うのを控えるために友人との付き合いを絶ったり欲しい物を我慢したり。ただひたすらに働いてお金を貯めて我慢をするだけの人生に、どんな意味があるというのでしょうか?ケチケチと節約ばかりをしていると、いつしか我慢によって満たされない物欲や不満にストレスが溜まってしまいます。極度の貧乏性は、人生においては損失です。無駄遣いさえしなければ、友人と出掛けたり美味しい食事をしたり楽しい時間をたくさん過ごすことができ幸福感を得ることが出来るでしょう。お金を使うことは幸せにも繋がるのだと考え方を変えてみると、貧乏性から脱却することが可能になります。

自分にご褒美を購入してみる

いつも頑張っている自分に向けて、一度ご褒美を購入してみるのはいかがでしょうか?あからさまに高い買い物をするのではなくても、ちょっと良い物を買ってみたりするなど。あなたが楽しいという感覚を持って買い物をすることは、貧乏性を抜け出す第一歩にもなります。

収入を増やして管理をする

収入が少なければ、貧乏性になってしまうのは当然です。安心をしてお金を使えるようになる為にも、仕事には安定感と収入を求めましょう。

「もったいない」を口癖にしない

勿体ないという感覚は、とても大切な気持ちです。しかし、あまりにも勿体ないを口癖にしてしまうと貧乏性が際立ってしまいます。必要に応じて勿体ないと口にする程度なら良いのですが、使いすぎには気を付けた方が良さそうです。

お金は適度に使うことが大事

貧乏性を治したいと考えている人は少なくないかと思います。無駄遣いをするのは良くありませんが、お金は適度に貯めて適度に使うことが大事です。今一度、お金の使い方について考え直してみましょう。