2016年11月30日更新

コミュ力を上げて人間関係を円滑にしよう。コミュ力を高める方法とは

コミュ力

メールやラインといったソーシャルネットワークが盛んな近年。コミュ力が低いため、人とコミュニケーションがとれず、社会活動に支障を持って、それを悩みにしている人がたくさんいます。そんな悩みを解決するため、ここではコミュ力を上げる方法をご紹介します。コミュ力が上がるとよい点、そしてコミュ力を鍛えるに必要なこと調べました。

  1. 目次
  2. コミュ力が低い人の特徴
  3. コミュ力が上がるとよい点
  4. コミュ力を高める方法
  5. コミュ力を鍛えるために心がけること
  6. コミュ力を高めよう!

コミュ力が低い人の特徴

人を受け入れない

コミュ力の低い人は、基本、人と話すことが苦手なので、人に興味を持たず、人を受け入れることをしません。相手が自分の趣味などに共感してくれても、上手に会話が出来ないので、相手の心に拒絶反応をおこしてしまいます。相手が寄り添ってくれても、相手を受け入れられないため会話が続きません。

意見の違う人を受け入れない

自分と意見の違う人とはコミュニケーションをとりません。自分と考え方が違う人に、自分の意見を押し付けようともしませんが、わかってもらおうともしない、そして、相手の考え方にも耳を貸さず、「こんな意見もあるんだ」「こんな考え方もあるんだ」とは思考がまわらないのが特徴です。

協調性がみられない

集団行動やチームワークをとても苦手とします。その場の流れがよめず、一人だけ違う行動をとってしまったり、話題についていけず話題とは違う発言をしてしまいます。また共同で作業しているにもかかわらず、自分のことだけさっさと済ませてしまいあとは素知らぬ態度をとってしまうことも、コミュ力の低い人に見られます。

コミュ力が上がるとよい点

柔軟性のある考え方でどんな場面でも対応できる

コニュ力が上がると、考え方に柔軟性がでてきます。それは人とコミュニケーションをいっぱいとる中で、話題が広がるからです。それゆえ上手に人と対応できるようなります。たとえば仕事先でお客様からクレームをもらった時も、その返答に柔軟な姿勢で対応でき、類似の話題に切り替えて会話を続けていくことができるようになれます。コミュ力を上げると、真面目な対応の中に、ユーモアを混じえ会話ができるようになります。

気配りができるようになる

コミュ力が上がると、人の話に耳を傾けるようになり、人の話をよく聞くようになります。そのため自分のことだけでなく、周りに対して気配りができるようになります。チームワークで作業をしている時も周囲の雰囲気をよみ、自分から笑顔で会話が出来て周りを和ませる、時にはそこから信頼を得ることもあります。

自分の意思をはっきりといえる

自分のことだけを話すことしかできない人はコミュ力の低い人。でもコミュ力が上がると、相手の話をよく聞くことができ、自分が何を言うべきなのか、どんな言葉を使っていうとより相手に自分の意見がわかってもらえるのかが身について、きちんと自分の意見が相手に言えるようになります。コミュ力が上がると、言うべき場面においてきちんと自分の意見が言えるようになります。

自分をひけらかさない

自慢話が得意で過剰に自分の話ばかりをするのはコミュ力の低さからなることですが、コミュ力が上がると、人に自分をひけらかさないようになります。だからといって自分のことは話さないという秘密主義なことではありません。相手の話を上手に聞いた上で、自分のこともひけらかすことなく、上手に話すことできるようになります。このため相手に安心して自分と付き合ってもらえることができ、信頼もおかれるようになります。

コミュ力を高める方法

相手の話をよく聞き共感すること

自分中心の話は控えましょう。コミュ力を高めるのは、まずは相手の話をよく聞くことです。コミュ力を高めるということは、自分がいっぱい話をするということではありません。会話、すなわちコミュニケーションは自分一人のことではなく、相手がいて初めて生まれるものです。集団の中で「自分がいっぱい話して場を盛り上げなければいけない」ということはコミュニケーションの場では無用な考えで、それはコミュニケーションを成立させることではありません。コミュ力を高める方法はまず相手の話をよく聞いて、その中から共感できることを見つけ出しましょう。相手の話に相槌をうち、共感しながら言葉をかけていくことがコミュ力を上げるよい方法です。相手の話に最後まで耳をかた向けることを心がけてください。

落ち着いて会話すること

コミュニケーションは一種の相手との会話のキャッチボールです。これが上手にいかないとコミュニケーションははかれません。上手に相手と会話のキャッチボールをはかるために大切なことは、不信な感じを相手に思わせないように、相手と落ち着いて会話をすることです。相手の気持ちに寄り添う会話を進めることもコミュ力を上げるには大切な事ですが、初めて会った人や集団の中での会話で、やたら感情を高ぶらせたような同感の仕方や気持ちを表現することは、相手がひいてしまいそこから先の会話にはつながりません。もちろん嬉しい時や喜ばしい時はその感情を言葉に表すことも必要ですが、たわいのないコミュニケ―ションや仕事上の会話は、落ち着いた心で会話することを心がけることは、コミュ力を高める方法の一つです。

話題は相手を中心にする

コミュニケーションをとる中で会話の話題は相手を中心となる話題に沿うことは、コミュ力を高める方法の一つです。自分の話というのはとかく相手を疲れさせるものです。特に自慢話や自分にとって嬉しい話題は、最初は相手も喜んで共感していてくれても、長く続くと相手を退屈させ、うんざりさせてしまう恐れもあります。

コミュ力が高くて話し上手の人は、自分の自慢話をしても幸せな話をしてもその話をいつ終わらせて、新しい話題に切り替えるかという雰囲気を察す感覚が優れているので、上手に自分のことを会話に持ち出せます。

これからコミュ力を高めようと努力し始める人は、まずは相手の話しに自分が耳を傾ける。そして、自分がその会話に中の2割くらいに意見や感想を話すようにするとコミュ力が高まります。コミュ力が高まると、自然に「今は聞くとき、今は話すとき」とその場の状況が分かるようになります。高まるまでは、ともかく話題は話し相手を中心に心がけましょう。

コミュ力を鍛えるために心がけること

笑顔で会話する

会話の基本は笑顔です。コミュ力を鍛えるには、仏頂面の自分を変えましょう。おどおどした態度もコミュ力を下げてしまいます。会話することが上手でなくとも、単語が上手に使えなくとも、ともかく人とコミュニケーションをとるとき、相手を安心させる一番の方法は笑顔でいることです。コミュ力を鍛えるのに欠かせない条件です。

人と共感をもち愛嬌をもって相手に接する

相手の言葉に共感することはコミュ力を鍛えるのに心がけたいことの一つです。共感する内容を見つけると「それでそれはどこで買えるの?」「それはどんな味がするの?」「そんなときはどうすればいいの?」と疑問符をつけて言葉を返すことができるようになります。

しかし相手との話題に中で共感できないことだってあります。そんな時は不服そうな態度や、自分には関係ないという態度でなく愛嬌をもって答えるように心がけてください。会話に困った時に返答するときは愛嬌を持って返答する!これはコミュ力を鍛える方法の一つです。

声のトーンを考える

声のトーンはコミュニケーションをはかるときに大切な要素です。甲高い声や大きい声は相手に聞きづらいものです。持って生まれた声が高い人は、人とコミュニケーションをとるとき、意識してすこし小さい声で話すように心がけることや、場所をわきまえて声のトーンを抑えて会話することは大切です。聴覚で感じる印象もコミュ力を鍛える要素のひとつです。

会話中の視線に注意すること

相手の話をしっかり聞いて相手の心に寄り添う会話をはかるには、アイコンタクトも重要な要素です。目線を合わせることは相手への信頼関係も築いてくれます。人と目を合わせることが苦手という人もいますが、会話をする時にまるで相手の目を見ないで話すことは、その言葉に自信や信憑性がないことの現れにもつながってしまいます。コミュ力を鍛えるために自分の視線に注意しましょう。相手の目を見るとあがってしまうという人は、ともかく視線を相手の顔の付近に置くことから始めるといいですよ。

コミュ力を高めよう!

コミュ力を上げることは人間関係をスムーズにしてくれます。職場においてもまたご近所付き合いにおいても、そして子供のママ友関係でも、円滑に人とお付き合いができるようになれます。コミュ力が高くなるとそれだけ生活しやすくなることは間違いなさそうです。コミュ力を鍛えて、コミュ力を上げてみましょう。きっと人生が違って見えてきます。