2016年12月13日更新

挫折してしまった!挫折から立ち直る方法をご紹介

挫折

挫折しなくて済むのならしないほうがいい。けれどもし挫折してしまったら…。予期することなく遭遇してしまう挫折は絶望感でいっぱいになってしまいます。できれば避けて通りたい挫折ですが、恋愛・受験・仕事など、人生には大なり小なり、挫折は巡ってくるものです。挫折した時どうやって立ち直り、人生を進んでいったらよいか一緒に考えていきましょう。挫折した時の心理状態を探り、上手に挫折から立ち直る方法をご紹介します。

  1. 目次
  2. 挫折する時
  3. 挫折した時の心理状態
  4. 立ち直る方法
  5. 挫折から立ち直り強く生きよう

挫折する時

例えば人生における挫折のタイミングとして以下のような場合がありますね。

恋愛の挫折

失恋。恋愛で挫折感を味わう時は自分が相手に嫌われた時です。信じて大切に思っていた相手からの告げられる別れの言葉。価値観の違いやもしくは相手にほかに思い人があらわれてしまった時、別れが訪れます。自分が好きであった相手から拒否されてしまった時に受ける挫折感は、上手に立ち直らないと恋をすることに臆病になってしまいます。

受験の挫折

今や小学生でも受験の失敗から挫折感を味わう時代。学校が人生のすべてではないけれど、その学び舎で勉強したいためにがんばってきたのに、不合格の通知を目にする時の挫折感は、一年間、いえそれ以上かもしれませんが、それまでの目標が崩れ去り、これまで頑張ってきた力が脱力感に変わり、先が見えなくなってしまいます。受験の挫折は長い人生の若い時期に経験するものですが、これから先に開ける未来に向けて、心の切り替えを上手行い立ち直らないと、一生を棒に振ってしまう可能性もあります。

仕事の挫折

仕事の挫折は根が深い問題です。仕事は生活の糧であり、その人の人生の目標となるものがそこにあります。失敗して挫折してしまった時の心の落ち込み方は一番大きいかもしれません。しかしその後も人生を歩んでいかなければならないので、その失敗をうまくこれからの人生に活かして、自分の糧につなげていかなければなりません。仕事の挫折は仕事をしていればたくさん出くわすことかもしれません。挫折をすると意欲も気力もなくなってしまいます。しかし、そこで折れてしまわず、経験した挫折を自分の強さに変えていきましょう。

離婚の挫折

人生のパートナーとめぐり合いスタートさせた一生の始まりとなる生活であったけれど、別れが訪れてしまった時。納得して離婚届に判を押したところで、そこに至るまで希望を失ったり、不安や絶望する時間があります。離婚してしまうことには挫折はつき物です。結婚を決意する時より、離婚をする時の方が大変だといわれます。当然ですよね。これから人生の目標を共に進もうと決めたことを途中でやめなければいけないのですから。離婚は生活全般にかかわる出来事です。しかし「人生山あり谷あり」どん底から這い上がり、離婚という挫折から立ち直り、人生、上手に再スタートを踏み出しましょう。

挫折した時の心理状態

絶望感

挫折してしまったとき以下のような心理状態に陥ってしまう可能性があります。

絶望感

挫折した時、人は絶望感に襲われます。望みが絶たれ、希望を見失ってしまいます。この場から消えたくなり、人とコンタクトも持ちたくなくなってしまいます。こんな心理状態の時、まったく訪れたことのないところへ一人旅に出るという人もいます。それは人と関わりたくないという心理からくるものです。絶望のどん底に陥ると孤独になりたくなります。

意欲・気力がなくなる

挫折すると、何もしたくなくなってしまいます。気力がなくなり、食欲不振に陥ったり不眠状態が続くこともあります。意欲が湧かないため仕事にも行きたくなくなってしまいます。投げやりな気持になり、自分の責任も生活も投げ出したくなってしまいます。自暴自棄な行動をとるときも挫折した時の心理状態のひとつです。

不安になる

目標がなくなってしまい不安になります。挫折すると掲げていた希望が失われてしまい不安になってしまいます。たとえば仕事で挫折してしまった時、これから先、どう生活しよう、ここまで続けてきた仕事がなくなってしまったという挫折は、不安をいっぱい感じさせます。人生の矛先を失ってしまい不安になります。

立ち直る方法

冷静になる

冷静になる

失敗してしまい希望を失い挫折してしまった!そんな時こそあわてず冷静にならなければいけません。辛い時期かもしれませんが、そんな時こそあわてない行動をとることが大切です。挫折してしまったことをこれからの人生の糧に転じましょう。何がいけなかったのだろうかと反省し、その事態の動向を冷静に考えて前向きに方向転換することが大切です。プラス思考に転じる心の余裕を持ちましょう。

自分に力をつける

失敗してしまった時、挫折感を味わいます。何が自分に足りなかったのかと、自分の至らなかった箇所を見直して、そこを補いましょう。不十分な自分のままでは、同じ挫折を繰り返すばかりです。自分に磨きをかけて次なるチャンスにトライです。自分に力をつけるということは、さらに色々な経験を積むこと、勉強をすることです。経験を積む中でもまたそこで挫折を味わうことがあるかもしれませんが、それを踏まえ自分の糧にしていくことは自分の力になることです。自分に力をつけて、自分磨きに励むことは挫折から立ち直る方法のひとつです。

無理に突っ張らない

挫折したときは無理に突っ張らないことです。「柳に風」と言葉をご存知ですか?柳は風が右から吹けば右になびき左から吹けば左になびく。でも決して簡単に折れないというたとえです。挫折した時は無理に状況に逆らわず赴くままに身を任せていることが、立ち直るきっかけを見つけ出す糸口となることもあります。同じような言葉で「川の流れに身をまかせる」という言葉がありますが、流れに逆らわず身を任せていれば時が問題を解決してくれる場合もあるので、無理に突っ張らないことです。

憎しみの心を取り払う

たとえば恋愛で挫折してしまった場合。決して相手を恨まないことです。こんなに自分は尽くしたのに…、などいつまでも相手を恨んだりしないこと。恨む気持ちを持ち続けている時は新たなことは決して始まりません。仕事についてもそうです。ライバル社に会社をつぶされてしまい、ネット上に流され立ちうつ手立てがなくなってしまった!これまで頑張り評価を得てきた仕事をライバル社につぶされたという問題はよく耳にする話です。もちろん相手会社を恨みたいところです。しかし、恨んだところでつぶれて信用を下げてしまったことはもう取り返しがつかないことです。いつまでも相手を憎しみ恨んでいてもそこから何も始まりません。心をきりかえ、憎しみや恨みを引きずらず、自分の新たなる道を考えましょう。憎しみや恨みを引きずっていると、挫折からは立ち直れません。

挫折から立ち直り強く生きよう

目的に向かって頑張ってきたことが途中でダメになってしまった時、だれでもみんな挫折してしまいます。希望がなくなり、望みが絶たれてしまって、その心は闇の中です。でも挫折は、人生の中で、いろんなことで何度も巡ってくるものです。予防策を考えるよりも、挫折した時上手に立ち直る方法を身につけ、挫折を自分の人生の糧に、さらに強く生きていけるようにがんばりましょう。